2007
05.02

2007年5月2日 中間報告

らかす日誌

現在、午後9時半。やっと啓樹が寝た。久しぶりにパソコンの前に座る。

30日の銀座には、長女一家と次女一家が同行した。大人6人とガキ2人での昼食。松屋のレストラン街で「上野精養軒」に入る。全員遠慮をしたのか、締めて1万2000円強。啓樹はお子様ランチ。

昼食に我が財布から1万2000円が出て行くのは、これを嚆矢とする。

1日は予定を変更して、横浜みなとみらいの「トイザらス」へ。お買いあげ品目は、ミニカー用の「パーキングケース」、ミニカー4台(ミニクーパー、ポルシェ・ボクスター、三菱 i、トヨタbB)、くまのプーさんドラムセット、計6000円強。

実は、もう少し多額の出費を覚悟していた。助かった!

我が家に戻るなり、啓樹はドラムセット(我が家では「ドンドンチン」と呼ばれている)の前を離れず。曲は「She loves you」、「From me to you」。自ら歌いながら叩く。まるでリンゴ・スターである。

見ていて面白くなり、エド・サリバン・ショーのDVDを取り出してビートルズの部分だけ再生する。啓樹、テレビを見ながら、音楽に合わせてドラムの演奏を続ける。

曲が終わると、ドラムの前を離れてミニカーセット(22台ある)に寄ろうとするが、次の曲が始まるとあわててドラムセットの前に戻り、演奏を再開。本人、やる気十分、プロ意識十分である。

長じてもこの姿勢が崩れなければ、何者にもなりうるはずである。ま、長じるとは変わることでもあるが。

2日、ラゾーナ川崎。買い物をする長女、次女+瑛汰をサポートすべく、約2時間、啓樹と2人で施設内をうろつく。島村楽器では3万5000円ほどの幼児用ドラムセットを試す。ドラムセットが欲しいと聞かされた時、心密かに購入を覚悟したものである。啓樹に叩かせると、さすがに音は本格的で、3000円弱の「ドンドンチン」とは月とスッポンほど違う。心が動いたが、啓樹にはやや大きすぎ、あわせてかなりの音量が出るので、民家で使うには根性がいる。代わりにギター用のチューナーとビートルズ名曲集の楽譜を買って5000円。She loves youをギターで弾いて、啓樹の「ドンドンチン」にあわせるのが狙い。

HMVでボブ・ディランのDVD、2000円強。自宅で留守番の妻への土産。何故かは不明だが、いま彼女はディランで盛り上がっている。

啓樹とバナナ味アイスクリーム。バナナ味のアイスクリームの上に、本物のバナナが乗せてあった。

アカチャンホンポで、啓樹を遊ばせ、娘たちを待つ。

帰宅後で、妻、娘に島村楽器のドラムセットの話をする。

「本人がこれで満足してるんだから、これでいいのよ!」

女とは、ものの価値が分からない存在である。本物に触れさせる。それが子育ての原則ではないか!

夕刻、リンの散歩に啓樹も同行。2km弱の道のりを歩き通す。年齢の割に健脚。途中公園により、シーソー、滑り台、バイク、ブランコ。帰宅後、瑛汰も交えて3人で風呂。数ヶ月前は、私が瑛汰を抱くと、

「瑛汰、終わり!」

と泣きべそを書いていた啓樹が、自らの意志で3人での入浴を選ぶ。子どもの成長の早さには目を見張る。

それほど広くはない我が家の風呂。いつまで3人での入浴が可能なのか?

夕食後、ミニカーで遊び、ビートルズに合わせて「ドンドンチン」を叩き、リモコンヘリ、HONEY BEEを3回飛ばすと、

「本読んで!」

ときた。自ら布団の上に横たわる。「ぼうしの上にまたぼうし」「三びきのやぎのがらがらどん 」 を読んでいるあいだから、入眠モード。昼寝が短かったせいか、それとも、散歩と公園での遊びで疲れたか。

いずれにしても、寝ている子は天使である。 いま、天使が2mほど後で睡眠中。その隣でリンが添い寝をしている。

ゴールデンウイーク5日目。中に風船でも入っているかのように両肩がパンパンにはって痛む。腰もおぼつかない。たまに娘の子どもの面倒を見るだけでこの体たらく。自分の子どもを、どうやって3人も育てたんだろう?

ゴールデンウイーク5日目。ベランダでたばこを吸うホタル族になって5日目。たばこの本数が確実に減った。 肩の痛みは健康の代償であるらしい。

さて、明日は何が待ち受けるか……。