2017
08.29

2017年8月29日 やっちゃった!

らかす日誌

やっちゃったね、北朝鮮!
日本の、北海道の上を北朝鮮のミサイルが飛んで北太平洋に落下した。いま、敬樹一家が北海道旅行の最中だというのに、とんでもない連中である。まかり間違って北海道に落下して、それも敬樹たちを直撃したらどういう詫び状をくれるつもりだったんだ?

と、憤り醒めやらぬ私である。
しかし、このミサイルへの執着度は度を超している。何でこんなに、でっかい大人のおもちゃ(兵器)で遊ぶのが好きなんだろう、金正恩?

ヤツはしばらく前、グアム島の周辺にミサイルを撃ち込むといいながら、急に

「愚かな米国の行動をもう少し見守る」

と前言を翻した。
ヤツにも少しは常識があったのか。それとも、アメリカと戦端を開くかどうかの戸口まで行ってしまって、やっと現実に気がついてブルってしまったのか。

いずれにしても、ミサイルが飛ばないことはいいことだと思っていたが、またまた打ち上げた。
これまでアメリカへの強腰姿勢で国内に君臨してきたヤツである。アメリカなんかひねり潰してやると大言壮語してきたヤツである。
そもそも、ヤツの対米強腰は、国内政治に過ぎない。権力の座にしがみつき続けるにはアメリカとの対立を煽り続けなければならない。弱腰なったら粛正の対象になりかねない。
だから、

「いかん、弱腰を見せたら、国内で俺の身が危ない」

と考え直したか。

それとも、ミサイル打ち上げを続けて3発も失敗してしまって身の危険を感じた研究者、技術者が

「お願いします。今一度の機会を」

と懇願してお許しを得、ぶっ放して身の保全を図ったか。

いずれにしても、北朝鮮の誰かの身の保全のためのミサイル発射ではなかったか、と私は推測している。アメリカを刺激しすぎない方向に打ち上げたというのは、そういうことではないのか?

私のiPhoneには午前6時頃、緊急連絡が入った。朝方の気持ちよい睡眠を邪魔され、

「何事ならん」

と眼鏡をかけてみてみると、ミサイルである。ありゃあ、狂った国は何をするか分かったもんじゃない、とあきれながら、なぜか私は瞬時に、

「まあ、ここに落ちるのなら落ちてみろ」

と開き直った。ここに落ちるのなら、いまから逃げても逃げ切れまい。それに、逃げると行ったって、敵はどこに落ちるか分からない飛翔体である。どこに逃げればいいというのか。

開き直って再び心地よい眠りに落ち、次に目覚めたのは7時半だった。起き上がると、我が妻女殿も

「6時にソフトバンクに起こされて」

とお冠であったが、多分、私と同じに再び眠りに落ちられたのであろうから、同じ穴の狢である。

昼間お訪ねした商店でも

「6時頃に電話で起こされて……」

 「しっかりした建物に避難しろってあったけど、桐生にはそんな建物はないし、ねえ」

と話をされていた方はいらっしゃったが、だから起き出して避難されたという話しは聞こえなかったから、多分、私と同じで再び眠りをむさぼられたのだろうと推測した。

しかし、である。
解せないのは、日本、アメリカの軍が、日本国土上を飛んでいった北朝鮮のミサイルを打ち落とさなかったことである。

「2重3重にミサイル迎撃システムを備えていて、配備してある」

とは何度も聞いたが、さて、迎撃システムは本当に飛んでくるミサイルを打ち落とすことができるのか? できるかどうかはやってみなければ分からないじゃないか。いざ本番というとき、

「迎撃はしたけど当たらなかった、落とせなかった」

では困る。本当に打ち落とせるかどうかは、打ち落としてみるに限る。そう考えると、今回のミサイル飛来は千載一遇の好機であったのではないか?

国の主権は上空にまで及ぶ。日本の主権が及ぶ空域を、断りもせずに北朝鮮のミサイルが侵犯したのである。本番に備える練習として、これを打ち落としても良かったのではないか?

無論、打ち落としたときの北朝鮮の反応、中国の反応は心配である。北朝鮮に

「これは宣戦布告である」

と認定されてしまうかもしれない。そうすれば日本と北朝鮮が戦争することになるわけで、それは困るし……。

これほど好き勝手をやられても、

「あの人たちは精神が病んでいるんだから、多少のことには目をつぶって我慢するんだよ」

というのが国際政治の常識なのだろうか。

北朝鮮。何とも苛立たしい国である。

 

そうそう、注文していたプリンターが今日届いた。

31日お届け

などというお知らせが来ていたので意外だったが、早く届いて悪いことはない。まだ箱から出す時間がないが、明日は出してたまった印刷物をプリントしよう。

今度は壊れないんだろうな、キヤノン!