2018
07.21

2018年7月21日 体調不良

らかす日誌

ここ数日、何となく体調が優れない。だるい、と表現すると何となく食い違う気がするし、疲れる、でも違う。何となくかったるく、何事もやる気が起きない、というところか。
どうしたのだろう?

引き金を引いたと思われるのは11日の飲み会である。翌日は二日酔いの状態が続き、一時は持ち直した。しかし18日、群馬大学の事業を立ち上げる会議に出て、そのまま飲み会になだれ込んだところ、生ビールをジョッキでわずか2杯呑んだところで眠気に襲われた。その後も

「もっと呑むぞ!」

という気力が湧かず、呑んだのはトータルでわずか3杯。いつもの私なら、そこから本格的な飲酒に入る量である。おかしい。

翌朝は朝から仕事でインタビューをして、

「何となく元に戻ったか?」

とひと安心したが、妻女殿を前橋日赤にお連れする日であった昨日は、終日体調が優れなかった。午後3時頃自宅に帰ってきたが何もやる気がせず、とうとう畳に寝っ転がり、仕事用の椅子の座面に両足を乗せ、20分ほどうたた寝をしてしまった。私にには似つかわしくない事態である。

どうした?

と自分で思う。思うが、答えは分からない。

確かに暑い。だが、私は1日のほとんどを,軽くエアコンが効いた場所で過ごしている。暑さに身をさらすのは1日3回の屋外でのパイプたばこと、用があって車で出かける時だけである。車も乗ったはなは多分60℃、70℃の熱気に身を置かざるをえないが、2,3分すればエアコンが効き始める。
だから、熱中症になるいわれはない、と思う。

となると、である。疑わしいのは加齢に伴う体力の衰えである。まあ、長年酷使してきた体だ。酒の量から肝臓が疲れていると思われるし、10年ほど前までは健康でぴんぴんしていた肝臓が疲れ始めたとすれば他の臓器も疲れていておかしくはない。
そうか、老化とはこのような現象をいうのか。
と一人納得するしかない。

それとも、他に原因があるのか?

そうそう、このところ睡眠時間が不規則だった。あまりの暑さで夜明け前に目が醒め、そのまま眠れなかったのが19日から20日にかけて。20日の起床時間は午前5時。睡眠時間は多分4時間ほどであった。だとすれば、前橋日赤まで車で往復した疲れは、単なる寝不足から来たものか?

確かに、昨夜はよく眠った。部屋のエアコンを26℃にセットし、タイマーはかけずに朝まで稼働させた。そのためか、12時過ぎに眠り込んだまま今朝は8時前まで熟睡し、今日は多少気力を回復しておる。開成中学の入試問題(算数)も2年分解いた。完全ではないが、回復過程にあると思いたい。

どうでもいいが、開成に入る子たちは、こんな問題をスラスラ解くのか。特殊なひらめきが求められる問題はあまり多くないが、出題者が求めるひらめきはかなり高度である。ほかは、解く道筋は見つかるのだが、何とも計算がややこしい。解きながら何度計算間違いに気がついて消しゴムで紙をこすったことか。
しかも、答えがすっきりした数字にならない。解き終わっても

「こんなややこしい分数で大丈夫か?」

という疑念に駆られる。
しかも、持ち時間はわずか1時間。これで6割、7割の点数を取らねば通れないのだろうから、いま私が受験しても通る見込みはゼロに近い。

限られた時間で正解できる子もいれば、じっくり時間をかけて解く子もいる。それなのに、時間をかけずに解く方が能力は上か? 
こんな問題を、しかも制限時間内に解くことと、人としての能力とも人間性とも関係ないのに、と思うのは、絶対に合格できそうにない私のひがみであるのに違いない。

さて、本日もあと1時間ほどで終わる。今晩寝れば、明日は普段通りの私に戻るかな?
予報によれば、桐生の明日の最高気温は39℃とか。何にも増して体力の涵養が求められる時期である。皆様もご自愛ありたい。