2011
07.18

2011年7月18日 3連休

らかす日誌

梅雨明けは夏のエネルギーが一気に吹き出す。
この3連休は、頂点だった。暑い、というのもはばかられるほど暑かった。となると、省エネなんぞはどっかに行ってしまう。とにかく、太陽の下には出ない。終日屋内に引きこもり、エアコンで生活環境の熱気を取り去るしかない。

というわけで、とりたてて報告することもない日々であった。
連休で菅直人もあまり登場せず、そうした原稿も書けない。

ま、そんなわけで、今日は身の回りの小さな報告集を。

今朝1時頃だった。突然目が覚めた。腹痛がする。腹がゴロゴロなる。便意がある。
布団の上で漏らしでもしたら大事である。そんな羽目になったら、私の自我が崩壊する。とりあえずトイレに駆け込んだ。
水のような便が出た。

「あれ? 俺、何か悪いもの食った?」

とりあえず治まった。そのまま寝付いたが、朝になって再び下痢をした。

そういえば、昨夕は体調が悪かった。食欲がない。ビールがそれほどうまくない。それに、だるい。

「エアコンで冷やしっぱなしだから、夏ばてでもしたののかね」

そう思いながら布団に入ったらこの有様である。ここ10年以上経験したことのない下痢だった。

さて、何が原因だったのか。
連休にはいって、自宅以外では食事をしていない。妻女殿も同じものを食べているはずだが、症状はない。食あたりだとすれば、金曜日に飲みに行って食べたものがあたったか。
でも、金曜日の夜に食べて日曜日の夕方に症状が出るか?
それとも、妻女殿は口にしなかったものを、私だけ食べたか? だとすると、意図的に混入させられた疑いもある。トリカブト? まあ、長年夫婦をやっておりますからなあ……。

一番ありそうなのは冷やしすぎである。冷やされて、我が肉体が反抗を起こしたか。
やっぱり、夏も外に出て汗をかかなくちゃいけないのかねえ。

とりあえず体調は戻り、今日はビールもうまかった。さて明日からは、どんな暮らしをしよう? 節電でうだるような暑さの街に出て(ビルの中も暑いということである)汗をかくか? 自宅に引きこもって、涼しさを満喫するか?

毎日NHKで放送する東京電力の供給の能力から判断すると、さして節電が必要とは思えないが、とにかく暑い夏である。
明日からは台風の接近で雨が降り、気温も下がるとか。台風を歓迎する気になったのはいつ以来だろう?

 

旧友からクリスキットの修理を依頼された。

「プリアンプの電源が入らなくなってさ。パイロットランプはつかないし、Unswitchedから電源が取れないんだ。ヒューズだろうと思って取り替えたが、そうでもない。頼むよ」

私が作ってやったものである。もう10年以上になるか。
だけど、クリスキットが壊れるか? 話を聞くと、パーツとしてのスイッチに疑いが向く。そんなに簡単に壊れる部品は使ってないはずだが。

「わかった。とりあえず送ってよ」

というわけで我が家に届いたプリアンプを連休中に見た。
壊れているというのである。とりあえず天板を外し、横板も取り外して電源部分が見えるようにした。目で見る限り、おかしなところはない。コードを引っ張っても外れるようなことはない。

「困ったな。本当にスイッチがいかれてるのかな。取り替えの部品はないぞ」

念のために、コンセントをプラグに差し込んでスイッチを入れる。

「えっ、パイロットランプ、つくじゃん! 壊れてないジャン」

何度もスイッチのon-offを繰り返す。全く正常である。
次は音出しだ。私のパワーアンプにつなぐと、正常に音が出る。

「というわけで、どこにもおかしなところはないんだけど」

不具合が見つからない機械は修理できない。旧友に電話をした。彼は丁重に謝罪し、着払いで送り返すよういった。

というのが、昨日朝までの展開である。

しかし、である。彼の自宅では、このプリアンプ、確かに不具合を起こしていたのだ。でなければ、私に電話をして送ってきたりはしない。
私に男同士の愛を感じているにしても、私と話し、私に会う手段はいくらでもある。ここは、このプリアンプが不具合を起こしたという彼の訴えには重みがある。

と思い、昨日午後、再び動作確認をした。
あれま! である。前日は正常に動いていたのに、今回はパイロットランプが明滅するではないか!

どこかの接触不良である。となると、半田がうまくついていないと考えるしかない。俺、天ぷら半田、やっちゃってたか? にしては、ずいぶん長い間正常に動いていたが。

自宅内を探したが、半田ごてが見つからない。やむなく、今朝新たに買い求め、スイッチ周りの半田を温め直した。このどこかに、天ぷらハンダがあったのに違いない。

温め直して再び音を出してみた。正常に音が出る。多少揺らしても変化はない。

ま、今回の修理はとりあえずこれで終わりか。これで正常にならねば、次はばらして組み立て直すしかなかったが、多分、これで大丈夫だろう。

というわけで、今日の午後送り出した。
さて、私がクリスキットを最後に組み立てたのは何年前だろう。
久々に半田ごてを握って、当時の香りをかいだ日であった。

 

夕方、瑛汰に電話をした。

「瑛汰、この頃電話をして来ないじゃないか」

 「うん、だってボスに用事がないもん」

瑛汰は知的である。知的な男は無駄話をしない。アホな男は無駄話ができない。結果は同じだが、中身は違う。

「あ、そういえば、ボス、瑛汰、九九やってんだ」

 「えっ、もうかけ算やってんの?」

 「そうだよ」

 「じゃあ九九いってみてよ」

 「いんいちがいち、いんにがに…………いんくがく」

 「それで終わりか?」

 「そうだうよ」

一の段だけとはいえ、5歳に成り立てて九九。瑛汰、お前はいまのところボスの上をいっている。ずっとボスの上をいけよ!