12.15
事前検査が済みました。
前立腺の生検がいよいよ20日に迫った今日、生検に向けた最終検査が行われた。何でも、私の身体が下半身麻酔に耐えるかどうかの確認なのだそうだ。
さて、その最終検査の中身をご報告しよう。
①身長:180㎝。ん、また縮んだか?
②体重:85㎏。これは変わらず。中性脂肪を落とす薬を飲んでるのになあ……。
③胸部レントゲン:なにゆえに肺の健康をチェックしなければならないのか? 私には不明である。
④血液検査:結構血を採られたが、何を調べるんだろう?
⑤心電図:1ヶ月ほど前の健康診断(これでPSA値の異常が分かった)でもとったのに、また?
⑥血止め検査:検査の正確な名称は分からない。右の耳たぶに針を刺して血を出す。その血が何分で止まるかを見る。私は2分30秒だった。生検で身体に針を刺されるが、体内出血もおおむねその程度の時間で止まるということらしい。
⑦採尿:尿タンパク正常値。水分の不足もないとのこと。
以上である。これで私は、生検適合の身体をもつことが証明されたらしい。
当日は朝食は抜きで午前9時入院。コロナの検査をし、陰性なら病室へ。検査は午後3時頃から始まる予定である。肛門から超音波を出す器具を差し込み、前に撮ったMRI画像と合わせながらがんが疑われる箇所を特定、前立腺の細胞を採る。所要時間は約40分とか。
下半身麻酔は4時間ほど効くそうだ。よって、その間は立つことが出来ず、膀胱も眠り込む。ために、お恥ずかしいことに、あそこの先端からカテーテルを膀胱まで差し込まれ、尿を垂れ流すことになる。
ま、私は何をされようと、麻酔が効いている間だから何も感じず、ただ
「ああ、見られてはならないところを人前にさらし、挙げ句の果てにもて遊ばれてる!」
と恥ずかしがっていればいいが、仕事とはいえ、その作業をする医者、あるいは看護師さんはどんな気分なのだろう? 何度もやっている作業だから、特に感じることはないか?
それに、である。足が立つようになり、膀胱が正常な機能を取り戻せば、このチューブは当然引き抜かれることになる。
痛いだろうな。恥ずかしいだろうな。興奮したりしないだろうな……。
憂鬱である。が、私は今やまな板の鯉。ジタバタしても始まらぬ。でもなあ……。
というのが本日の報告事項である。