2025
01.09

病院4連チャン

らかす日誌

年が明けてすでに9日が終わろうとしている。皆様、どんな新年をお迎えでしょうか。

我が家は年明けとともに病院の梯子が始まった。休み明けの6日こそ自宅にいた(頸椎損傷の薬が切れたため本当は私が腰痛治療に通っている整形外科に行こうと思ったのだが、休み明けで患者が溢れているだろうと思ってやめた)。その日までは平穏な年明けだった。

7日は前橋日赤である。妻女殿は血小板が少ないというデータがあり、年末に骨髄の検査をした。その結果を聞くためである。予約の時間は午後.3時だったから、2時50分には着いた。ところが、時計の針が3時を回ってもお呼びがかからない。私は窓辺で「直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足」を読み進んでいたが、4時を過ぎるともういけない。

「いったいいつまで待たせる気だ?」

と怒りが膨らみ、受付まで足を運ぶと

「大道ですが、何番目に呼ばれますかね?」

穏やかに問いただした。

「3番目」

という答えに、

「おいおい、3時の予約が5時になるのかよ」

と怒りが吹き出しそうになったが、それから10分もしないうちにお呼びがかかった。私の問い合わせが効果を発揮し、「圧力」になったのかも知れない。

面談は15分〜20分ほどで終わった。さあ、帰るぞ! と思ったが、まだ引き止められた。病院内部の事務処理のためである。
我々が治療費を払うのなら、事務処理(これが大変に時間がかかる。病院の事務方とは事務処理能力に乏しい人たちの集まりなのだろうか?)を待たねばならない。事務処理が終わらねばいくら支払うのかが分からないからだ。
だが妻女殿は昨年暮れに1級身障者になった。治療費は無料である。治療費を払う必要がない我々としては病院にいる意味がない。だから医師との面談が済んだらすぐに帰ることができると思っていた。それが病院の事情で足止めされた。

「そんな事務処理、俺たちが帰ったあとでもできるだろ?」

と思いつつ時計を見るともう5時である。外は暗くなり始めている。

年齢のせいであろう。最近、夜の運転が苦手である。前の車のテールランプや信号がなぜかにじむのである。そんなだから神経を使う。疲れる。そのせいで一刻も早く帰宅したいのである。前橋日赤には敬老精神というか、年寄りの立場になって考える習慣がないようである。もっとも、まだ老人になった経験がない職員たちに、夜間に運転するつらさを思いやって、診察費の支払いがない場合は内部の事務処理だけだから一刻も早く帰宅させてやろうという気遣いを期待するのは無理かも知れないが。

8日は妻女殿の虫歯治療で歯科に。
今日9日は私の整形外科医へ。
そして明日10日は再び前橋日赤である。家を出るのが午前8時半。午前中の診察に加え、午後3時から検査がある。明日も夜間運転を強いられそうである。

年明け早々の病院4連チャン。2025年の先行きが思いやられる。