04.18
スイカを食べました。
本日、今年初めてのスイカを食べた。ヤオコーに買い物に行ったついでに、
「気温も上がってきたし、そろそろ食べてみるか」
と思って買い求めた。スイカ自体は、確か2月ごろからヤオコーの店頭にあった。だが、暖房を効かせた部屋でスイカを食べる気にはならない、
「いまはハウス栽培で、出始めが美味しいのですよ」
という果物屋さんもいるが、だけどねえ…。
というわけで買った今日のスイカは小玉である。サッカーボールよりはるかに小さい。980円。
「出始めではない。が、外気温もそこそこ上がった。そろそろ試してみるか」
程度ののりで買ったのである。
私の、このようなとっぴな行動を鋭くチェックするのが、最近の我が妻女殿である。
「何よ、まだ4月だって言うのに、もうスイカ?」
と難詰されるのではないか、と危惧しながらの買い物であった。しかも、自宅に戻ってスイカを断ち割って口に運んでみると、
「あれ、これ古くなっていないか?」
と私が感じるほどの味である。へたが茶色になっているのを避け、まだ緑が残っているスカイを選んだのにこの味とは。あ、これは来るな、妻女殿からの叱正が来るな。瞬時私は身構えた。が、事態は思わぬ方向に向かった。
「初物を食べたら何日長生きするんだっけ?」
それが妻女殿の第一声だった。
思わず、
「確か、75日だったと思うが」
と答えつつ、
「でも、このスイカ、ちょっと古くなっていないか?」
と問いかけてみた。思いも寄らない反応が戻ってきた。
「これで980円。2人で4分の1ずつ食べるから、1日あたり245円。経済的じゃない!」
何となく、一玉のスイカが険悪の度を加える2人の間柄を取りなしたような気もする。それとも、
「毎日スイカを食べたいわ」
という妻女殿の意思表示なのだろうか?
昨夏は、スカイを買ってきて喜ばれることもあったが、逆に
「また買ってきたの?」
と冷たい視線を浴びることもあった。さて、今年の私はどうしたらいいのだろう?
という個人的な暮らしは別として、石破政権、トランプからの難題をどうくぐり抜けるのだろう?
関税交渉は日本が最優先、というトランプは、最も与し易い相手として日本を見ている。最も与し易い日本との交渉結果をモデルにして世界中の国々と「ディール」しようというのだから、日本からは最大の譲歩を引きだ出さなければトランプ政策は機能しない。
では、日本はどうすべきなのだろう? トランプに嫌われては国の安全が保てないと、日本の利害を最優先にしてすべて言いなりになるのか?
だが、言いなりなっては、同じ条件、それ以上の条件を押し付けられる全世界の恨みを買うことは明らかだ。トランプがいつまであの地位に座っているかは分からない。それなのに、全世界の恨みを買う必要があるか?
石破さん、どうするんだろね? と気にはなるが、私に名案があるわけでもない。
トランプ。顔も見たくないが、毎日のようにニュースに登場するんだよな。私はゴルゴ13。あるいはジャッカルの出番だと思うこともあるが、皆様は?