2014
11.20

2014年11月20日 選挙、ねえ?

らかす日誌

総選挙が目前に迫った。
私は断言する。今回の選挙、民主党はボロ負けする!

今朝のことである。いつものようにNHKのニュースを見ていて、海江田万里 ・民主党代表の街頭演説に唖然とした。
曰く、

「安倍さんの経済政策は10年ほど古いんです」

ん? 経済政策に古い、新しい、ってあるのか? そういえば、あんた、元経済評論家だったな。だったら、最新の、おニューでピカピカの経済政策って、あるのか?
それを示さなくっちゃ。

「そうなんです。このまま安倍さんに任せていたら、日本はボロボロになってしまいます」

おいおい、ちょっと待て!
日本をボロボロにしちゃったのは、かつて政権を持っていた民主党ではなかったのかい? あんたらが政権を持っている間に、日本はチビットでも元気になったか? 給料が10円でも上がったか? 企業が困っていた円高に歯止めがかかったか? あんたのいう、古くない経済政策を、ほんの少しでもやってみたか?
不幸なことに東日本大震災が起きて、福島原発がやられた。その分は割り引いてもいいが、民主党政権の時代に、日本経済が上向く兆しって、あったか?

私を含めた国民の

「自民党じゃダメ!」

という期待を集めて政権の座についたくせに、あんたら、いったい何をやったんだ?
沖縄の基地があっちこっちにいって、結局元に戻ったのは記憶に新しい。

「消費税率を上げなくても、財政再建はできます!」

と大言壮語したくせに、国際会議からもどったら

「消費税を引き上げて財政再建を図らなければ大変なことになる!」

と1人騒ぎ始めたのは、菅直人という阿呆であった。のちにこの男は、福島原発の事故への対応で素っ頓狂を繰り返し、やがてそれが朝日新聞の大誤報にもつながる。

「菅? 何か、東京工業大学を出たから理系のことは俺に任せろっていったっていうけど、私の知ってる菅は大学では政治活動しかしなくて、勉強は全くやっていないんだよね。それなのに、俺が原発のことは一番分かっているなって、よくも言えるわ」

と我が友人に揶揄された男である。

その菅に輪をかけて脳タリンぶりを発揮したのが、ドジョウ宰相であった。
今回の解散風を受けて、ドジョウがNHKに登場していった。

「消費税率の引き上げは三党で合意したものです。その実施を延ばすなんて、三党合意の否定じゃないか。安倍さんは我々をだましたのだ!」

あのね、政治の世界では、だます方が利口で、だまされるのは阿呆ってき決まってンだよ。そういう海千山千の世界じゃないか。子どものワシントンは正直だったかも知れないが、政治家のワシントンは、きっと多くをだまし続けたはずだぜ。
あんた、満天下に向かって

「私はとんでもない阿呆でした」

と宣言していることに気がつかないかね?
ま、ドジョウの愚直さってその程度なのね。

この程度の頭の構造しかしていない連中が幹部(患部?)を占める民主党である。あとは推して知るべし。
だから、民主党は負ける。ボロ負けする。
と私は思う。いや、ひょっとしたら、願いかも知れないが。


地元群馬県を見ても、自民党の方が健康だ。

ま、私の住む桐生は群馬2区で、ここには井野という自民党の議員がいる。全く知性のない、人前で挨拶もできないバカだが、その2区に民主党は候補を立てられそうにない。 

隣の3区では、札付きの政治ゴロを民主党公認とした。確か自民党の県議をしていて、やめて太田市長選に出て落選。次の衆議院選挙では「国民の生活が第一」から出て落選、ついでに選挙違反で運動員2人が逮捕された。そして今回は民主党? 
何なんだ、民主党って?

反対隣の1区では、自民党が現職議員に叛乱した。佐田玄一郎元行政改革担当相では選挙運動なんかやってられるかと、候補者の差し替えを画策している。全く地元を無視しているし、そもそも

「『佐田玄一郎』常習的買春の現場報告」

と題して、20歳の女子大生と1回4万円で援助交際(羨ましくなはいゾ!)していたとなどと週刊誌に報じられたヤツを、何でみんなで担がねばならん? という叛乱である。
これ、健康な感性ではないか?

衆議院は明日解散される。
足で歩くことを忘れ、逆立ちして手で歩行しようともせず、ただただ頭で立っていればいい、というヤツらと、政治ゴロと呼んでもいい旧社会党、民社党の野合集団、民主党に鉄槌が下るはずである。
俺、自民党は生涯の敵だと、今でも思っているんだが……。


「いやあ、10日ほど前にオヤジが急逝しまして」

昨日尋ねた知人はそう切り出した。

「98でしてねえ」

ほほう、それは大往生で、お悔やみより、おめでとうございました、と申し上げるところですねえ。

「ええ、そうなんです。朝、なかなか起きてこないんで、いつまで寝てるんだと思って起こしにいったら冷たくなってまして」

いやまあ、それは理想的な死に方ですな。羨ましい。

「はい、その通りなんですが、でも、自宅で死ぬって、残されたものにとってはあまりありがたくない、ってことが分かりましてね」

だけど、お父さんは大往生なんでしょ?

「元気だったんで、その前に医者に診てもらったのが10日ほど前だったんです。それで、死んでいたんでそおかかりつけの医者に電話をしたら、休みで旅行中で」

なるほど。

「旅行中はまあ仕方がないとして、なんでも、医者っていうのは、最後に診察して24時間以内に死んだ患者にしか死亡診断書が出せないんですってね」

えっ、そうなんですか?

「それでね、結局は警察医に診てもらうことになりまして。そうすると、不審死扱いですわ。解剖までされることはありませんでしたが、色々調べられまして」

ふむ。理想の死に方はトンコロリである。前夜、うまそうに酒を飲んで布団に入り、朝は冷たくなっている。まさに私の理想の死に方をすると、遺族は警察のご厄介になる。

「だから、死ぬのは病院がいいかな、と」

なるほどね。
人生、至る所に落とし穴があるんだなあ。

それでも私は、病院では死にたくないなあ、と思ったことでした。