12.30
2014年12月30日 年末
皆様、今年も残り少なくなりました。いま午後9時少し前ですから、あと27時間あまり。明日は、四日市から啓樹、嵩悟が襲来しますので、日誌を書く時間はないと思います。これが、今年最後の日誌であります。
しかしながら、よくぞ長い間読み続けていただきました。おかげさまで、最近は、毎日の来訪者が平均で400人を越え、多い日は500人を上回ります。面白くもない私の日常、突拍子もない私の発想の何処に、これほどの方がご関心をお持ちいただくのか。不思議に思いつつ、一方では励まされ、また
「もっとせっせと書かんかい!」
と叱咤される気もする1年でした。
さて、この1年、皆様はいかが総括されるのでしょう?
私にとっては、皆様からの叱咤を心すると同時に、
弾けども弾けどもギターが上達しない1年
でありました。
現在は
「39歳からの本格アコースティックギター」
をテキストに、今のところ両手の指ができるだけ自由闊達に動く日を夢見ながら、ブルースギターの入門編に挑戦中です。右手の親指でベースラインをキープしながら、他の指でメロディラインをたどる。と書くといかにも簡単そうですが、四苦八苦しております。
見れども見れども、まだ見ていない映画の在庫が増える1年
という年でもありました。
そう、毎月録画する映画は、恐らく30本から50本。これに対して、鑑賞するのは夜だけですし、それも時に飲み会が入ったり、日誌執筆に熱が入ったりして時間をなくし、そう、月に20本も鑑賞できればよしとする日々でありました。つまり、10本から30本は在庫として積み上がるのです。
それでも、歴代のアカデミー賞受賞作はほぼ見終えました。流石に秀作は多かったものの、
「なんでこんな作品が?!」
というものにも事欠かず、というのが実情です。
年明けは、受賞を逃した作品の鑑賞に挑みます。そして、賞を逃しただけでなく、私が見てもつまらないと大もうものは、遠慮なく廃棄処分に処したいと決意しております。
我が家の音楽ソースが完璧にデジタル化し、CDが見えなくなった1年
そう、これは東京のSさんのおかげで、ネットワークオーディオに目覚めたためであります。手持ちのすべてのCDをリッピングしてflacファイルとし、パソコンとNASに納めました。音が格段によくなり、部屋に音楽が流れる時間が増え、おまけに少しばかり部屋が広くなりました。
そう、デジキャスで一緒に働いたI君のご厚意でDACを作ってもらい、PCオーディオも始めました。いまも、同君からもらったビル・エバンスを聞きながらの執筆です。
TSUTAYAと契約したのも今年。おおむね2日に1回、CDが2枚づつ送られてきます。それをリッピングしてパソコン、NASに貯め込み、そのファイルをコピーして桐生市のO氏に渡すというのが日常になりました。
いくつかの書籍を参考に、これまで手元になかったロックの名盤をTSUTAYAに発注していますが、いまのところ、これ、というものにぶつかりません。私の音楽生活は、ビートルズからエリック・クラプトンに広がって、そこで終わりなのでしょうかねえ?
そういえば、愛車の故障が相次いだ1年
でもありました。それでもめげずに、この車に乗り続ける決意が固いことは、すでにご報告済みであります。
そして、自民党が大勝した選挙があり、朝日新聞の事件があり、NHKの知的衰退があり、我が町桐生の衰えがありました。無論、私もすでにして65歳。年を越せば時ならずして66歳となります。私の老化も多方面で見受けられました。
様々なことがあった1年。心にひっかかったことに、その都度何らかのコメントを書き連ねてきました。すべて私の生の反応をベースに書き連ねたものでした。
だから、
「何を馬鹿なこといっておる」
「あんた、見方が浅薄なんじゃないの?」
など、様々な読み方をしていただいたと思います。それでも、私は私でしかないので、年明けも、同じスタンスを継続します。
「こんなことを考えているヤツがいるんだ」
「こんな受け止め方をするヤツがいるのか」
違和感を乗り越え、そう思って読み流していただければ幸いです。
では皆様、いい年をお迎えください。年明けにまたお目にかかります。