2015
06.10

2015年6月10日 ヤフオク

らかす日誌

実は、九州に里帰りしたあと、ずっと腰の調子が悪い。

久しくなかったことなのだが、角度によってピリッとくる。ピリッの具合は100Vまではいかず、せいぜい10V程度なのでたいしたことはないが、それでも腰に電気が走るのは心地よくない。
特に、朝の起き抜けが良くない。目覚めたあと、布団の上で腰を伸ばして起き上がる。それでも腰が伸びていない気がする。朝食を済ませ、薬を服用すると徐々に普通に戻るが、それでも昼近くなると、腰の角度によってはピリピリ来る。困りものだ。

というわけで、ちょいと早いが今日、整形外科に行ってきた。

「大道さん、いかがですか」

先生はいつものようにのんびりした口調で診察にかかった。まあ、痛むのは私の腰で彼の腰ではない。しかも、私と話せば金になる。そりゃあ、のんびりできるはずである。
で、いつもなら、

「まあ、変わりないですね」

と答え、処方箋をもらって終わり、なのだが、今日は違った。

「実は10日ほど前九州に帰ったんですが、それ以来、腰がピリピリしてまして」

いつもと違う回答に、先生は体を乗り出した。

「どういう風に?」

と問われて、冒頭に書いたようなことを答えた。

「はあ、そうですか。飛行機に乗ると気圧が変わって、それで腰の具合が悪くなるということもありますし、疲れもあるでしょうし、季節の変わり目でもありますからねえ」

なるほど。そのようなものであるか。では、どうしたらいい?

「ロキソニン、いまは1日1錠でしたよね。2錠に増やしましょうか」

診断はそれだけである。レントゲンを撮ろうともおっしゃらない。腰を触ってもいただけない。はあ、私の腰痛とはそのようなものであるか。
で、診察料830円也。患者は3割負担だから、これだけで病院の会計には3000円近い金が入る。
医者とは、なかなかいい商売ではある。

というわけで、ロキソニンを1日2錠服用する処方箋を書いてもらって今日はお仕舞い。ん? インターバルをいつもより短くして通院した意味はあったのかな?


という通院で今日も愛車を運転したのだが、ナビは相変わらず青一色である。地図データの入ったDVDを読み込んでいない。レンズの清掃をすれば一時的に復旧するのかも知れないが、私の我慢にも限界はある。

と思い立って、今日、ヤフオクで中古のナビ本体を落札した。入札の開始価格が5000円で、5500円なら即落札、とあったので、5500円で入れ、落札した。
と簡単に書いたが、私、ヤフオクに参加するのはこれが初めてである。求められるがまま、ヤフオクの会員登録をし、クレジットカード決済を選んだ。
なのに、だ。もう半日近くたつが、いまだに

「あなたが落札しました」

という通知が来ない。私、本当に落札したのかな? ブツは本当に届くのかな? 届くとして、いつ頃、どんな形で届くのかな?

まあ、気長に待つしかないが、初体験とは、何事にかかわらず心細いものである。

で、せっかく会員になったのだから、これからは大いに活用しようと思う。
横浜の自宅には、レコード時代に使っていたヤマハのGT-2000というレコード・プレーヤーがある。ヤフオクで見ると、8万円ぐらいからの入札で出ている。最低価格を7万円にしたら売れるかな?
それに、確かビクターのカセットデッキもあったよな。もう使わなくなった画像安定装置もあるし。とにかく、不要になったものは積極的にヤフオクに出してみよう。ひょっとしたら新しい世界が開けるかも知れない。

そういえば、amazonは不要になったCDを買い取ってくれるそうだ。音楽はすべてネットワークで聞くようになった我が家の音源はすべてflacファイルで、CDは無用の長物である。こいつも次々に売ってみるか。

何となく、食うために質屋通いをする身分に落ちた気がしないでもない私である。