2010
04.08
04.08
2010年4月8日 負けた
今朝のNHKニュース、朝日新聞を見て、負けたと感じた。
私に敗北感を思い知らせてくれたのは、民主党の古株、渡辺恒三おっさんだ。昨日日誌で取り上げた「たちあがれ日本」について、このおっさんは、言ってのけたという。
「1週間前からの自民党の老人の家出で、小沢君が辞めなくても(参院選は)勝てそうだ」
まあ、「の」が3つも連続して出てくる日本語は余り美しくない。でも、「たちあがれ日本」問題について、ほのぼのとしたユーモアを漂わせながらも、これほど本質をついた発言はほかにない。家出、ね。
「老人党」などという発想しかできなかった私を恥じた。年齢の件は、いろんな人が取り上げていたし……。
渡辺のおっさん、恐るべし!
今日は、瑛汰の入園式だった。今日から瑛汰は幼稚園児である。
「瑛汰、お友達がいっぱいできるね」
ボスは、瑛汰の入園を言祝ぐべく、電話をかけた。
「うん、お友達いっぱいいたよ」
楽しそうに瑛汰は答えた。
「何人ぐらい、お友達できるのかなあ?」
瑛汰の発言を促すべく、質問を重ねた。
「うーん、50人弱だね」
おい、瑛汰、お前どこで「弱」なんて数え方を覚えた? いつの間に、そんな表現ができるようになった?
男子、三日会わざれば刮目して見るべし
3日会わなかったら刮目すべきは、男子ではなく幼児ではないか?
瑛汰、成長早いな!
そばで私の電話を聞いていた妻がいった。
「瑛汰が、50人強、っていったの? すごいじゃない!」
おいおい、俺、瑛汰の言葉を電話口で繰り返しただろう? お前にだって聞こえていただろう? 瑛汰は50人弱、っていったんだって。
「そうだっけ。強か弱か、迷ったんだけど……」
いま、同じテストを2人に課したら、59歳と3歳の対決にもかかわらず、瑛汰の方がいい点数を取るに違いない。
瑛汰、恐るべし!