09.03
9月の声とともに、私は再始動したのであった。
前回にも書いたように、9月の声とともに気温が急激に下がった。天高く馬肥ゆる秋、読書の秋、スポーツの秋、その他何でも秋、の季節の入り口である。予報に寄れば明日は気温が高そうだが、土曜日からは秋の色が濃くなっていきそうだ。
というわけで、8月中は
「この暑さの中、仕事なんかできるか!」
と自宅に籠もっていた(という割には、わずか10日足らずのうちに900㎞も走った私であったが)私も、9月とともに再始動した。仕事を再開したのである。
1日は朝11時からえびす講の準備会があった。勢いで、夜、飲みに行った。
昨日2日は、これから始める取材の資料を整理し、取材先をリストにした。
今日3日はその資料に基づき、行動を開始した。取材の下準備である。数人を訪ね歩き、このリストでよいかアドバイスを求めたのである。その結果、10日夜に酒を飲みながら細部を詰めることになった。
とまあ、労働意欲を回復したのはいいのだが、自宅に戻って異変に気がついた。
左腰が痛い!
私の腰はガラス製である。そっと、丁寧に、気をつけて扱わないとひびが入り、悪くすると割れたりする。だから、できる注意はしているはずなのだが、外出から戻って洗濯物を取り込んでいたら、左腰の異変に気がついた。常日頃の腰違和感を痛み度2〜3とすると、いま私の左腰の痛み度は4〜5。俺、腰に悪いことを何かしたか?
まあ、ガラスだとしても割れるところまでの異変ではない。ミシリときしみ音をたてた程度の異変ではある。が、事後の扱いようによっては一部が欠けて痛み度が6〜7になったり、全体が割れて痛み度が9〜10に跳ね上がり、医者に駆け込む事態にもなりかねない。
明日も仕事で出かけることになりそうだし、5日にはえびす講関連の飲み会がある。腰に注意をしなければ。
今月から再び雑誌「選択」の購読を始めた。一度は取材の方向、取材する前の記者の思い込みに嫌気がさし、
「もう読む必要はない」
と判断して購読を取りやめたのだが、9月1日に朝日新聞で見た広告に
・バイデンの「対日要求」
・米中「限定軍事衝突」はありうる
・次は「菅」に絞られた
・検証「コロナ報道」
などの見出しが躍っていた。取材する前の思い込みがどうであれ、記者連中は私より遙かに情報源に近いところにいる。
そうか、アメリカ大統領選挙はトランプ落選で決まったか。なぜいま菅なのか? アメリカと中国が戦火を交える? そう、コロナ報道の功罪を知りたい。
見出しを見ながらそんな思いがわき上がり、1日にWebから購読を申し込み、今日9月号が届いた。まだ一文字も読んでいないが、皆様と共有したい情報があれば、ピックアップして「らかす」に書く予定である。
Webといえば、最近おかしなメールが来る。今日はAnazonを装ったメールが来た。
これが届いたメールの全文である。恐らく、「確認用アカウント」のボタンをクリックすると我がパソコンがウイルスに感染したりするのだろう。
Amazonのロゴをみごとに使っているあたりは敵ながらあっぱれである。しかし、Amazonの監視の目をどうやって逃れるのだろう?
それに比べて、文章は貧弱だ。
「こんにちは」の後が、なぜ「、」なのか?
「そうでなければ、Amazonの保護におけるセキュリティと整合性の問題により、セキュリティ上の理由からアカウントがロックされます」
という文章は意味不明である。
「それ以外の場合、あなたのアカウントは永久ロック。」
とは小学生並みの表現(いや、啓樹も瑛汰も小学生時代にもこんな稚拙な表現は使わなかったぞ!)である。
いくらかの資金と時間を使い、リスクを冒しながら悪事を実行しようというのに、なぜ文章だけ手抜きする? それとも、この文章の流れは、コンピューターの自動翻訳臭いから、どこかのならず者国家の犯罪者が企て、使った翻訳エンジンの完成度が低いため、こんな稚拙な日本語になったのか。
このメールをAmazonに転送した。Amazonからは英語で返信が来た。
Thank you for writing to Amazon.com to bring this to our attention.
Your message has been forwarded to our security department, and we will investigate the situation. Please note that you may not receive a personal response.
In all likelihood, the message you received was not sent to you by Amazon.com. We strongly advise that you *not* send any information about yourself back to this individual (especially your credit card number or any personal information).
という文章で始まる返信である。そうか、私が転送したメールはアメリカに届いているのか。とすると、アメリカのAmazo社員は日本語を読めるのか? それとも、これ、定型の返信メール?
いずれにしても、こんなメールをAmazoが送ることはあり得ない、というからやっぱりスパムメールである。
皆様もご注意いただきたいと切に願う。