04.13
PSI値がそこそこ下がってきました。
昨日、かかりつけの泌尿器科に行った。
ここではすでに4週間効果があるホルモン剤の注射を受けている。次の注射は26日なのだが、
「副作用がないかどうか見たい」
という医師の意向で、昨日診察を受けた。
「何か体に変調は?」
ありません。乳房が膨らむことはないし、乳首が痛むことも皆無です。体重は80.5㎞前後で安定しており、ムーンフェイスとは無縁です。ん? 性欲が衰える? こればかりは、私の欲望を刺激する状況が皆無である以上、何とも判断がつきかねますが……。
という返答をしたわけではない。上に挙げたいずれの副作用も医師にとっては想定内であり、彼が聞きたいのは想定外の反応を体が示さなかったどうかである。それは、自覚症状としては全くないので、私は短く
『特にないですね」
と答えたのみである。
同時に、3月29日に高額なホルモン剤と同時に採血をした結果を知らされた。
「PSA値は8.090です」
という。前回、群馬大学付属病院で測った時は11.116だったから、医師は言わなかったが、順調に下がってきているのだろう。1週間服用したカソデックス錠の効果なのか、それとも糖質制限とびわの種の粉末、青嵩の服用の効果か。私は相乗効果と考えている。
そうそう、糖質制限による私の体重低下は昨日、80.3㎏にまで及んだ。
「おっ、80㎞割れ目前じゃん!」
と喜んだのもつかの間、今日は80.7㎏。今日の昼、知人に誘われて蕎麦を食べた。盛りそばの大盛りである。加えて水ナスの漬物も。あれがリバウンドの原因か? 体とは微妙なものである。
血液検査の結果、ほかにもいくつか気になる数値が出て来た。まず尿酸値が7.6。7.0までが基準とされているから、痛風の症状が出る危険が高まったことになる。加えて、クレアチニンの数値がやや高いとも言われた。腎臓の働き具合の指標で、私の数値は1.07。0.8までが正常値、1.2を越えると危険水域だとされている。
まあ、年並みに私の各臓器は疲れてきているわけである。私も間もなく74歳。そんな年頃なのだろう。
そういえば、久々に妻女殿と意見の一致を見た。桐生住まいには数々の欠点はあるが、唯一、町医者が多いことには助かっている、ということである。
いま妻女殿は、毎月1回の前橋日赤通いに加え、先月は内科医、泌尿器科医を数度訪れられた。運転手として送り迎えをする私を従えての行き来である。
その病院が、桐生ならいずれも車で10分〜15分のところにある。医者と話が合わず、別の医者に行こうと思ってもよりどりみどりである。自宅がある横浜市鶴見区に近所には、これほどの数の開業医は見当たらない。
風邪をひいても
「あの先生、頼りにならないのよね。夕方、風邪をひいた子どもを連れて行って診察を頼んだら、『今日は終わりです』って追い出されたんだから」
と妻女殿が述べる医師が、私の記憶では、近くにある唯一の内科医だ。泌尿器科なんて、いったいどこにあっただろう?
という会話を交わしながら、妻女殿を泌尿器科に送り迎えした今朝の私であった。