12.08
やっとコピーが終わった
私がネットワークオーディオで再生する音楽ファイルの置き場所、QNAPのNASの中で、不可思議なファイルができているのに気がついたのは5日のことだった。やむなく、チャットGTPの教えを受けながらNASのHDDの初期化に取り組み、その日の遅い時間から、バックアップ用のHDDからNASに音楽ファイルをコピーし始めたこともご報告済みである。
そのコピーが、やっと今日の午後終わった。総容量2.23TB、しかも家庭内のWi-Fi経由だから、仕方がないとはいえ、今日はすでに8日。2日半かかった計算になる。我ながら何ともご苦労なことである。
コピーが終われば、NASをネットワークプレーヤーであるvolumioにマウントしなければならない。そのためにはNASのアドレスを固定する必要がある。これもチャットGTPに従い、QNAPの管理画面に入って作業をした。
チャットGTPも間違う。というか、チャットGTPは間違う。チャットGTPは
「入力が終わったら、適用 → NAS再起動 を忘れずに」
というのだが、再起動などせずにNASは固定アドレスになった。チャットGTP、気の回しすぎか?
さて、ここまで準備が進んだら、いよいよvolumioにNASをマウントしなければならない。volumioを開く。「ライブラリ設定」に進み、「新しいNASを追加」をクリックする。
その先は再びチャットGTPにお伺いを立てながらの作業である。volumioを使ったことがお有りの方はご存知だろうが、新しいNASを追加するには
・表示名
・NASのIPアドレス
・パス
・ファイル共有タイプ
・ユーザー名
・パスワード
を入力しなければならない。ここで我がチャットGTPは致命的なミスを犯した。パスには「/Multimedia」と入力するように指示したのである。しかも、間違いやすい例として
・Multimedia (先頭の / がない)
・/multimedia (大文字・小文字が一致しない)
・/Music (実在しない)
・/share/Multimedia (QNAP では不要)
を挙げた。まあ、このあたりになると私の理解を越える世界だから、素直に従うしかない。この通りに入力をしたのである。
ところが、volumioはエラーメッセージを返してきた。そんなものが返ってきたら、マウントなんかするはずがない。おいおい、何が間違っているんだ?
今回私は、慎重に作業を進めた。NASのHDDを初期化する前に、NASをマウントしているvolimioのライブラリ設定画面をスクリーンショットして保存していたのだ。そのスクリーンショットを開いてみると、パスには「Multimedia 」とある。先頭の「 /」がない。チャットGTPが「間違いやすい例」としてわざわざ挙げていたヤツである。
チャットGTPがどういおうと、5日まではこの設定でvolumioはNASをマウントしていた。であれば、その通りにした方が良かろう、と判断して「Multimedia」に書き換えると、何のことはない、volumioは素直にNASをマウントしたではないか!
チャットGTPも間違う、いやチャットGTPは間違う。この間、チャットGTPの堂々としたうそに何度振り回されたことか。まあ、無料版を使っているから文句の言い様もないが。
というわけで、私のオーディオシステムは復活した。とりあえず、万万歳だ!


