格闘、その3(2026.1.20)

また原稿が途切れてしまった。ひとえに、「らかす」の改修に取り組んでいるためである。お許し願いたい。

さて、最大の課題であった「音らかす」の整理を何とかやり終えた私は、次の目標を「シネマらかす」に置いた。ここには85本の原稿がある。これまで「音らかす」のメニューをクリックすると、85本が雑然と並ぶページが現れた。しかもFocusというテーマは、一覧表示が苦手らしい。全体が表示されるまでにしばらく時間がかかる。下の方にあるものを読むには待たねばならない。
それを解消する手法が、目次ページを作ることであることは「音らかす」の改修で学んだ。上にあるメニューから「音らかす」を選べば、直ちにこの目次が出てくる。そうすれば、読みたい原稿をすぐに探せる。
だから、「シネマらかす」にもこの手法を取り入れた。とはいえ、相手は85本である。そのまま目次にしたのでは選ぶのが一苦労だろう。そこでジャンル分けをすることにした。だが、どんなジャンルに分ければいいのか? 全て自分で書いた原稿ではあるが、それをジャンル別に分けるなんてとても自力ではできそうにない。

こんな時はジェミニ頼りである。85本のタイトルを一覧にし、ジェミニに読ませた。直ちに5つのジャンルに分けてくれた。以下が、私が隠れたくなるほど恥ずかしいと悶絶した5つのジャンルである。

1、魂を揺さぶる、人間の矜持
2、日常を飛び越える、興奮とカタルシス
3、社会を見つめる、冷徹な眼差し
4、愛と哀しみ、人生の機微
5、映画の魔法、忘れがたき名作たち

である。著者である私がどこかに隠れたくなる、恥ずかしい、大げさなタイトルだが、私に知恵がない以上、ジェミニに従うしかない。しかもジェミは、85本をこの5つに分類までしてくれた。こうなると、AI様様である。

この5つのジャンルを基本に作業を始めた。私がそうしたかったのか、あるいは私の思いを読んだジェミニが提案したのかは忘れたが、最初取り組んだのは、写真付きの目次である。85本の原稿の最初に出てくる写真を、目次にも使う。こうすれば目次ページににぎわいを演出することができる。そして、それぞれの映画には、私の原稿を要約した短文をつける。要約するのはジェミニである。

よくぞこんなことを思い立ったものだ、と後悔にもにた思いを持つまでにたいした時間はかからなかった。
写真など、簡単につけられるだろう、と私は思っていた。パソコンのどこかに写真は残っているはずで、それを該当箇所に貼り付ければ済むのではないか。
ところが、である。使える写真は、すでに「シネマらかす」で使って、WordPressが保存しているものだけだという。そして、それぞれの写真には、住所(URL)がある。そのURLを該当箇所に入力せよ、というのがジェミニの指令である。

「写真のURL? そんなもの、どうやったら分かる?」

ジェミニに教えてもらって、85のURLを該当箇所に入力した。
それと同時に進めたのが、ジェミニに原稿を読ませ、要約文を作らせることである。こんなこと、私が自力でやっていたら何日かかるか。そして、出てきた要約文を該当箇所に貼り付ける。

その作業が終わったのは、昨日の昼過ぎだったように記憶する。だが、でき上がった目次ページを見てがく然とした。なんのことはない、映画への入り口になるはずの箱が全て縦2列になって並んでいるだけなのだ。しかも、写真を入れたため、1つ1つが結構大きい。さらに、狭い場所に写真を押し込めたためだろう、写真が登場人物の左半身の少し(もちろん顔などない)だけだったり、黒い枠の中に横長の写真が真ん中に小さく置かれていたり。

「おい、ジェミニよ、これなら、前のFocusが見せていたページの方が美しくないか?」

こうして我々(私とジェミニ)は再考を迫られた。最終的に決断したのは私である。

「ジェミニよ、写真を捨てようと思うが、どうだろう?」

とジェミニに問いかけたのだ。

「それはいい決断です」

と返してきた。だったらおまえが提案したら、とは思ったが、何しろ一連の作業はジェミニなしには進まないのだ。小さなことにこだわってはいられない。

写真を捨てる代償として、私はテキストだけのページの見栄えを何とかしたいと思った。思いついたのが「」を使うことだ。5つのジャンルにテーマ色を与える。その下にはそれぞれの映画を入れる箱ができるが、その箱をテーマ色で縁取る。ついには、それぞれの箱に背景色を付け、同じ色ではつまらないのでグラデーション、つまり、箱ごとに背景色を同系色で微妙に変えることまで思いが膨らんだ。その思いをジェミニに伝え、作業をさせた。

もちろん、ジェミニは何度も間違った。その度に私が間違いを指摘し、

「申し訳ありません」

という謝罪を受け取った。
そして、とりあえず

「これでいいか」

とたどり着いた目次ページの原形に、まず該当ページに行くためのlリンクを張り、ジェミニが書いてくれた要約文を貼り付けた。昨夜は確か60本ほどの映画の目次を作ったところで時間切れだった。
これで、昨日「らかす」の原稿を書いている時間などなかったことがご理解いただけるのではないか?

そして、今日が始まった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました