07.02
2010年7月2日 GDP
本日より、日誌をここで書く。
「大道さん、トップページに載っているシネマらかすの日付、見てます?」
そんな指摘を受けたのは、確か昨年のことだ。
「月日しか書いてないけど、あれ、去年の月日なんですよね。もう1年も変わってないんですけど」
いわれてみればそうである。シネマらかすの最後の原稿である「世界最速のインディアン」をアップしたのは、2008年8月18日。いまから計算すると2年近く昔のことだ。
「ホントだ。気がつかなかった。ありがとう。何とかするよ」
と答えたものの、
「やるんだったらデザイン変更も含めて大仕事になるなあ」
と1日延ばしにしているうちに、指摘されてからも1年近い月日が流れてしまった。
だが、いつまでも放っておく訳にもいかない。今回は最小の変更で時間のずれを正すことにした。
最新の日誌を、フロントページで書く。
ま、我ながら安易な方法だが、しばらくご容赦願いたい。そのうち、といってもいつになるか分からないが、基本的なデザイン変更にトライしてみるつもりである。
しかしながら、私が私の言葉を信用していないので、読者はこのあたりを頭にとどめないでおいていただきたい。
(注=2017年9月23日)
過去のことではっきりした記憶はありませんが、おそらく、当時は「日誌」を、フロントページではなく、「らかす日誌」をクリックすると出てくるところで書いていたのでしょう。フロントページは日誌以外のコンテンツだったと思われます。それで、「インディアン」がすっとフロントページに残っていたものと思われます。
さて、本日、改めて
「俺はどこまで日本の内需に貢献するんだ?」
と頭を抱えてしまった。また必需品をなくしてしまったのである。
眼鏡に取り付けるサングラス。クリップで眼鏡に取り付けるサングラス。それが、どこかに行ってしまった。
朝出るとき眼鏡に取り付けた。サングラス用のケースはシャツの胸ポケットに入れた。目的地に着き、サングラスを取り外してケースに収め、胸のポケットに入れた。ここまでは確実である。
昼食後、自宅兼事務所に戻り、午後3時頃再び出かけようとした。日差しが強い。サングラスがいる。あれっ、サングラスのケースはどこへ行った?
思いつく場所をすべて探した。ない。今朝いったところにも足を運んだ。ない。まさかここには、と思う場所も見てみた。ない。
どこにも、ない。
桐生の夏は、これからが本番である。サングラスなしには外出できない。
仕方なく、まためがねはうす「めいしゅう」に出向いた。
「サングラスだけ、取り寄せて」
最近、モノを良くなくすなあ。なくしたサングラスがついた眼鏡だって、作ったばかりの眼鏡を落っことしたから作ったものだ(その後出てきた)。その後、小銭入れがなくなった(同前)。それだけでなく、あれはどこへ行ったと探すことが増えた気がする。探し始めて、
「あれっ、俺は何を探しているんだっけ?」
と考え込むことも……。
そんな歳になったのかねえ。
いずれにしても、私が「めいしゅう」の最上の客の1人であることは間違いない。
サングラスの発注を終えると、「めいしゅう」の社長がいった。
「大道さん、鮎食いに行きましょう。昨日からやなが始まったんです。私、食いしんぼで、そんな広告見ると行きたくなるんですよねえ。だから糖尿になっちゃうんだけど」
社長さん、私を気の毒に思ったのか、極上の客を接待しようと思いついたのか。
「だけど、これから雨じゃないの?」
「大丈夫。あそこのやなには屋根があるから」
これから桐生川のやなに出かける。降りしきる雨の中で食する鮎は、果たしてどんな味がするのか。
後日レポートする。