グルメに行くばい！ 第47回 ：番外編13 ラスベガス（下）
死ぬような思いでトイレを出てきた私を、同僚が、手持ちぶさたそうに待っていた。彼は、私を見る…
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グルメに行くばい！ 第46回 ：番外編12 ラスベガス（上）
なるほど。ああいうのをウンの尽きというのか。 私がラスベガスで陥ったみじめな状況を、…
グルメに行くばい！ 第45回 ：番外編11 サンノゼ
これから始めるのは、腰痛の話である。しかし、単なる腰痛の話ではない。これほど悲惨な腰痛が世…
グルメに行くばい！ 第44回 ：番外編10 グランド・ケイマンと亀
飛行機は、グランド・ケイマンの飛行場に滑り込んだ。 “Thank you so m…
グルメに行くばい！ 第43回 ：番外編9 グランドケイマンへ
人の記憶とは変なものである。 それまでのことは記憶にある。それからのことも記憶にある。前…
グルメに行くばい！ 第42回 ：番外編8 メキシコシティ
メキシコの公用語はスペイン語である。 スペイン語は『神と話す言葉』といわれているくらい、…
グルメに行くばい！ 第41回 ：番外編7 メキシコ入国
次に目指すは、高原の街、メキシコシティである。サンディエゴからの直行便はない。ロサンゼルス…
グルメに行くばい！ 第40回 ：番外編6 サンディエゴ
大西洋上を飛び、北米大陸を下に見て、飛行機はデンバー空港に着陸した。サンディエゴへは、ここ…
グルメに行くばい！ 第39回 ：番外編5 まだまだロンドン
まだロンドンにいる。ホテル近くのパン屋さんで朝食をとって、仕事をして、夕方になったら、1人…
グルメに行くばい！ 第38回 ：番外編4 再びロンドン
かくして、私は再びロンドンの地を踏みしめた。日曜日である。 仕事はない。 用事もない …
グルメに行くばい！ 第37回 ：番外編3 ダブリン
不可能に挑む。いま、そんな気分である。 不可能に挑む。この精神なくしては、人類は明日…
グルメに行くばい！ 第36回 ：番外編2 ロンドン
前回の日記に対し、多くの方からメールをいただいた。 「そうですか、香港に行っていらし…
グルメに行くばい！ 第35回 ：番外編1 香港
香港での仕事が何とか終わった。次の目的地はロンドンである。午後9時発のブリティッシュ・エア…
グルメに行くばい！ 第34回 ：鯛の塩釜
宴の余韻も消え、私は1人で名古屋に戻った。再び平穏な日々が始まった。 朝目覚める。朝食を…
グルメに行くばい！ 第33回 ：チャーシュー
宴の後、は結構長かった。 なにしろ、ゴールデンウイークの後半は、ずっと宴の後だったのであ…
グルメに行くばい！ 第32回 ：アサリのパエリア
突然だが、 我が妻は、お祭り好きである。鉦や太鼓の音がかすかにでも聞こえてくると、フワッ…
グルメに行くばい！ 第31回 ：桜の塩漬けのお吸い物
合成の誤謬、という言葉をご存じだろうか？ 100人の集団があって、100人がそれぞれ…
グルメに行くばい！ 第30回 ：カリフラワーのクミン炒め
ゴールデンウイークを目前に控えた4月下旬、畏友「カルロス」から電話が来た。 「大道さ…
グルメに行くばい！ 第29回 ：カボチャのスープ
世に、変な自信家というのがいる。おおむね嫌われ者である。できればそばに寄りたくない。男と女…
グルメに行くばい！ 第28回 ：手捏ね寿司
前回で、我が病は膏肓に入った。 病が膏肓に入るとどうなるか。 通常は、治療がきわめて困…
グルメに行くばい！ 第27回 ：カレー
病膏肓に入る という。 入るところは こうもう ではない。 こう…
グルメに行くばい！ 第26回 ：肉じゃが
名古屋に、畏友「カルロス」がやってきた。 いつのことだったかは記憶の闇に飲み込まれている…
グルメに行くばい！ 第25回 ：蒸しもやし
突然だが。 親は、生まれたばかりの我が子を、ほかの子供から見分けることができるか？ …
グルメに行くばい！ 第24回 ：ニシンのマリネ
ある土曜日、いつものようにデパ地下を歩いていた。 このころになると、デパ地下、とくに名古…
グルメに行くばい！ 第23回 ：タラのグラシオサ風
高価なステンレス多層構造鍋も、使わなければステンレスとアルミの固まりにすぎない。高価なお金…
グルメに行くばい！ 第22回 ：スパゲティ
前回で、単身赴任中の平日の朝の食事問題が解決した。 はずである。 私は単身赴任中、忠実…
グルメに行くばい！ 第21回 ：根菜の煮物
理論武装が端緒についた私は、研究を深めるのと並行して、実践にも乗り出した。 （蘊蓄） …
グルメに行くばい！ 第20回 ：蒸しキャベツ
丸元淑生さんの本を読みあさった。 丸元さんが紹介している料理は、すべて作ってみようという…
グルメに行くばい！ 第19回 ：鯛茶漬け
前回、私がステーキを焼いたのも、残った牛脂とモヤシで美味しい味噌汁を作ったのも、いや、名古…
グルメに行くばい！ 第18回 ：ステーキ
ご紹介が遅れたが、私が名古屋の地で単身生活を営む場として選んだのは、鶴舞公園の近く。住都公…
グルメに行くばい！ 17回 ：鍋物
（近況報告1） 畏友「カルロス」が、やっと我が家にやってきた。我が家に来て、広島風お…
グルメに行くばい！ 第16回 ：野菜の手巻き寿司
また転勤の辞令が出た。行き先は名古屋だった。 「えーっ、また名古屋かよ」 既に…
グルメに行くばい！ 第15回 ：ハリハリ鍋 ― 畏友「カルロス」って……
結婚するとき、いや、結婚する前だったか、我が妻は宣うた。 「人がいっぱい遊びに来る家…
グルメに行くばい！ 第14回 ：パエリア―畏友「カルロス」の正体
というわけで、ぬか漬けのニシンを下げて、東京に転勤した。空き家になっていた横浜の自宅に戻っ…
グルメに行くばい！ 第13回 ：グルメ開眼
今回は転勤しない。なぜか、まだ札幌にいる。 ♪時計台の 下で逢って 私の恋は はじま…
グルメに行くばい！ 第12回 ：札幌ラーメン
駐車場が、厚さ1m以上もあろうという根雪で囲まれていた。南国九州に育ち、居住地の北限が東京…
グルメに行くばい！！ 第11回 ：カワハギのキモ
次の転勤先は、国際都市東京だった。 （余談） そう、東京は国際都市なのです。 …
グルメに行くばい！ 第10回 シャンツァイ
あまりといえば、あまりの仕打ちだった。 心から好きになり、 「少なくとも3年はいた…
グルメに行くばい！ 第9回 ：漬け物ステーキ
さっそうとビートルをころがして、飛騨高山に出かけた。 各務原から中津川を通り、道は木曽川…
グルメに行くばい 第8回 山里の味
岐阜市に転勤した。 まず、私が岐阜まで出かけ、住居を決めた。 会社まで車で10分。…
グルメに行くばい！ 第7回 ：年増女の味
前回、キャベツの食べ方を紹介した。先週末、我が家の夕食にキャベツが出た。畏友「カルロス」風…
グルメに行くばい！ 第6回 ：キャベツを食う
結婚した。 大学3年の終わり、3月のことである。23歳だった。 （メッセージ） …
グルメに行くばい！ 第5回 ：豚足
人並みに一浪はしたものの、極め付きの優秀な成績で大学に入った。 （文章を面白くするコツ）…
グルメに行くばい！ 第4回 ：ダシ
3連休に、広島風お好み焼きを作って食べてみた。前回紹介したヤツである。 レシピ通りに作っ…
グルメに行くばい！ 第3回 ：お好み焼き
高校生になっても、「グルメ」への道は遠かった。 それはそうであろう。我が生家の家計は、一…
グルメに行くばい！ 第2回 ：目刺し
ローマは一日にして成らず ローマの歴史は、オオカミに育てられた双子の兄弟、ロムルスと…
グルメに行くばい！ 第1回 ：みそ汁
お袋の作るみそ汁が、嫌いだった。 理由はただ一つ。不味い！ 食卓にみそ汁が乗ると、 …