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らかす日誌

2006年6月20日 こんぱる座

人間、気が進まなくてもやらねばならないことが、時にはある。気が進まないことを避けるのがストレスを減らす最善の道であることは充分以上に承知しながら、避けることができないことが、時には...
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2006年6月14日 ダ・ヴィンチ・コード

巷で噂の「ダ・ヴィンチ・コード」を見に行ってきた。平日に? 平日に。しかも、堂々と。仕事をさぼって? 仕事はさぼらずに。堂々と胸を張って。実をいえば、妻に付き合って慶応大学付属病院...
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2006年6月12日 クリスキット

職場でクリスキットを買った。もちろん公私混同ではなく、仕事上、ステレオが必要になったのだ。であればクリスキットが一番いいと私が推薦したのである。それが、先日届いた。ご案内のように、...
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2006年6月10日 リクエスト

読者からメールをいただいた。私の拙い文章、中でも「シネマらかす」を楽しんでいただいているらしく、リクエストが添えてあった。ジーン・ハックマンとアル・パチーノの「スケアクロウ」と、ハ...
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2006年6月6日 日本語

W君の書いた申立書に、やや生硬な日本語があった。それが爆笑のきっかけになった。「おい、W君、君の文章は硬いなあ。この短い文章に『制作することにより』、『実施することにより』、『つく...
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2006年6月4日 久々の連休

久々の土日連休だった。最近は、なぜか土日に仕事になることが多い。おかげで、楽しみにしているNHK大河ドラマを見逃すこともしばしば。今日も、山内一豊が、突然高松城の水攻めの現場にいた...
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2006年4月11日 迷惑メール

世に言う「迷惑メール」がたくさん送られてくる。週末、自宅のパソコンを開いてまずやらねばならないのは、こいつらの削除である。面倒くさいこと、この上ない。テレビによる情報配信を新しいビ...
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2006年4月9日 Dreamweaver8

このところ、平日より週末の方が忙しい。いわずとしれた、原稿の移設作業である。昨日、土曜日も、朝からかかりっきりだった。「とことん合理主義」の17から21までを一気にhtml化し、つ...
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2006年4月7日 赤ひげ診療譚(新潮文庫 山本周五郎著)

書店で、ふと目を引かれた。黒澤明監督の名画「赤ひげ」の原作である。その程度の知識はあった。映画は何度も見た。見るたびに涙腺を緩ませた。なのに、原作の方は読もうと思ったことがなかった...
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2006年4月6日 尊厳死

同僚のお父さんが亡くなった。昨日朝のことだ。早朝に危篤の報を受けた彼は、最初の飛行機を捕まえて故郷に飛んだ。高知県の山奥である。だが、死に目には間に合わなかった。東京と彼の故郷の間...
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2006年4月5日 国家の品格(新潮新書、藤原 正彦著)

私はベストセラーが嫌いだ。多くの人、というより、多すぎる人が買う本は、それだけでうさんくさい。どうせタレント本の類か、愚にもつかないノウハウ書の類に違いない。中身も見ない前からそう...
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2006年4月2日 池波正太郎の映画日記(講談社文庫)

作家って、映画をどんな風に書くのだろう? そりゃあ、池波正太郎という人は、私は1冊も読んだ記憶がない作家だが、多くの人に評価されたから仕事を続けることができたはずだ。だとしたら、私...
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2006年4月1日 歴史の夜咄(小学館文庫、司馬 遼太郎・林屋 辰三郎著 )

この本は、もう2,3週前に読み終えていた。日本の歴史に造詣が深い作家と、歴史学者の対話。年齢とともにこの国の本当の歩みを知りたいという思いが強まっている私だから、書店で見て1も2も...
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2006年3月29日 プジョー306

迷った。訝った。感心した。唸った。そして、既成概念にとらわれず、自由で合理的な発想を当たり前のこととして実行するフランス魂は偉大なものだと思い知らされた。ことは、我が家の車である。...
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2006年3月26日 作業本格化

昨日、盟友のY氏が来宅。Dreamweaver 8 の基本的な使い方を伝授してくれた。あまりできの良くない生徒ではあるが、まあ、一通りのことを自分でもやってみて、何とかなるところま...
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2006年3月24日 地球温暖化とオフィス

決まったことだから、という発想しかできない人がいる。みんなが言っているから正しい、という判断しかできない人がいる。私の嫌いなタイプだ。あんた、自分で考えるって習慣はないの? 自分の...
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2006年3月22日 結婚式のスピーチ

結婚式における花嫁の父親とは、華やかで喜びに満ちた空間における唯一の悲しみに満ちた存在だそうです。心ならずもその役割を引き受けさせられた立場から、本日は皆様に悲しみのお裾分けをした...
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2006年3月14日 更年期

「更年期、なんだって!」昨夜、送別会で意識朦朧となって帰宅した私に、妻が大きな声で告げた。「更年期? だれが?」 「あなたに決まってるじゃない」昨日の朝、妻が持病の治療のため、病院...
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2006年3月13日 ロックンローラー

仕事で知り合ったロックンローラーと食事をした。今日が3回目の食事会である。初めて2人だけで食事をした。彼は酒を飲まない。というより、一滴も飲めない。彼は作曲し、詩を書き、ステージで...
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2006年3月7日 「愚かなり、市場原理信奉者」(藤原正彦著、文藝春秋3月号に掲載)

芥川賞受賞作を掲載する文藝春秋3月号を買った。もちろん、読みたかったのは受賞作「沖で待つ」(絲山秋子著)である。ほかにどんなものが収録されているのか、確かめもしなかった。芥川賞はそ...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作5 魂の接合、そして「美人」の完成

石膏の水分が牙を剥き、再び隙間が生まれる。この「不慮の事故」の連続こそが、マニュアルにはない自作の真実であるす。さあ、最後の手仕上げにかかろう。ホーン部分の外回りは、前回までの作業...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作4 石膏の海と、美しき「面」の完成

作業工程18:天板、横板の取り付け準備天板・底板を貼る前に、例によって角材を補強材として開口口に入れなければならない。開口口は、角が4つある線分である。角材は4つ必要だし、角材と角...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作3 幾何学の反乱と、面接着の愛

ハードディスクつきDVDレコーダーを買いました。膨れあがるテープに占拠された場所を取り戻すためです。かつて、アナログでとったテープをハードディスクに読み込み、DVD-Rに焼く。テー...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作2 バチ板の逃亡を阻止せよ

結論から書くのが、文章をわかりやすくするコツである。そこで、マルチセルラーホーン製作に関する結論。1,確かにカットの精度は相当程度上がった。ずいぶん、作りやすくなった。が、過信は禁...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作1 積み木の迷宮へ

無謀にも、また、マルチセルラーホーンを作ってしまった!「桝谷英哉さんと私 第15回 :ホーンなんですが……」はお読みいただけましたでしょうか?あの中で、あれほどいやがっていたマルチ...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編 II :パワーアンプの製作 3

P35-III の製作も、最終段階に入る。くれぐれも慎重に進めていただきたい。特に今回は、組み立て作業もさることながら、P35-III に電気を流しながらの調整作業が3回もある。電...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編 II :パワーアンプの製作 2

P35-III の製作記を書き始めて、桝谷さんが書かれた「組立要領」を読み返してみた。用意周到な方である。というより、多分、たくさんの被害に直面されたのであろう。という思いがしたの...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私  番外編 II :パワーアンプの製作 1

■「きれいなバラには刺がある」――パワーアンプ製作に潜む深い落とし穴さて、前回の番外編「プリアンプの製作」から3ヶ月足らず。もう、プリアンプ、Mark8-Dはお作りになりましたか?...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私  番外編 I :プリアンプの製作 3

前回までの作業で、全体の8割程度は出来上がった。頂上はもうすぐである。あなたは、もうすぐ、至高の音で、あなたの好きな音楽を楽しめるようになる!作業に疲れても、音楽に酔いしれる自分の...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編 I :プリアンプの製作 2

桝谷さんの口癖は、「ものの理屈を考えない人は……」だった。いま私たちが作っているクリスキットのプリアンプ、Mark8-Dも、そのような桝谷哲学が詰め込まれた作品である。だが、いま、...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 番外編 I :プリアンプの製作 1

■「音がいいのはアンプのせい」――後輩の失敗に学ぶ製作の心得今回から3回シリーズで、クリスキットのプリアンプ、Mark8-Dを製作する。丁寧に作業を進めれば、ほとんどの人が立派なア...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 最終回 :さようなら、桝谷さん

■「あの電話は全部嘘ですからな」――病魔を笑い飛ばした桝谷さんの強がり桝谷さんの奥様から突然お電話をいただいた。2000年の夏だった。桝谷さんとの付き合いは長い。しかし、奥様?こち...
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クリスキットの 桝谷英哉さんと私 第20回 :Macintoshマスター

■「メモを読み忘れました」――70歳の手習いと、教え子の限界桝谷さんと私は、連日、無限への挑戦を続けた。当時の私と桝谷さんの関係は、かつての、たこ焼き先生と桝谷さんの関係のようなも...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第19回 :Macintosh学習

今回は、弥次喜多道中の本論である。いや、本論に入る前に、ちょっと前回の「Macintosh入門」を思い出して欲しい。Macの使い方を教えて欲しいという桝谷さんは、まず私に電話をかけ...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第18回 :Macintosh入門

桝谷さんは、多くの人に先生と呼ばれた。受話器を取ると、「桝谷先生でいらっしゃいますか。私は……」というフレーズから会話が始まった。迷いに迷ったオーディオの道でクリスキットに巡り会い...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第17回 :趣味

「大道さん、あんた、英語はできますんかいな?」突然、厳しい質問を受けたことがある。桝谷さんが英語に堪能だったことは前に書いた。しかし、まさか、私に恥をかかせようという意地悪な狙いが...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第16回 :客とは

私は前に、桝谷さんは「君子」であったと書いた。しかも、同じタイトルで3回も連載した。しつこかったかもしれない。だが、桝谷さんが「聖人」であったと書いたことはない。桝谷さんは、普通以...
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桝谷英哉さんと私 第15回 :ホーンなんですが……

今回は付録のようなものです。私の、マルチセルラー・ホーン組み立ての苦労話です。マルチセルラー・ホーンに関心がない方は、お読みいただかなくてもいっこうに差し支えありません。あなたにも...
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クリスキットの英哉さんと私 第14回 :マルチチャンネル

「5万円」の補足から始めよう。初めてマルチセルラー・ホーンを作ったとき、桝谷という人は天才だ、と心から思った。あるいは、とんでもないヤツだと感心した。発想が我々凡人とは全く違う。セ...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第13回 :5万円

今回も、我が畏友「カルロス」が登場する。ヤツが我が家に遊びに来はじめたころだった。当然のことながら、酒を飲んだあとは、クリスキットで音楽を聴く。ヤツは勝手に私のレコードを引きずり出...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第12回 :1本 24円

桝谷さんとクリスキットについて書き継いできた連載も、今回で12回目となった。ま、よく書いたものだ。ちょっと古いけど、自分で自分を誉めてあげたい。この間、へんてこな私の連載を読んでい...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第11回 :ケーブルの話

マニアというものは、己のマニアックな心情の対象になっているものについて、とことんこだわる。隅々にいたるまで、絶対にゆるがせにしない。釣りのマニアは、釣り竿からリール、ライン、仕掛け...
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クリスキットの 桝谷英哉さんと私 第10回 :安いのを買え!

このコラムを読んでクリスキットを買っちゃった人が現れた。といっても、私の知り合いだが。休日に我が家まで来て、自分で持ち込んだCDを聞いて(私がそうするように言ったのですが)、その場...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第9回 :君子(下)

■朝日新聞への怒号。CD欠陥論に立ち向かった桝谷さんの「採譜」論「大新聞が、どうしてこんなバカな記事を書くんでっか」桝谷さんからの電話をとると、突然、怒声が飛び出した。1994年3...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私 第8回
君子(中)

試行錯誤はしてみるものである。桝谷さんの試行錯誤は大きな成果を生みだした。最大の成果は、トランジスタを使ったアンプを手がけたことだ。前回も触れたが、今となっては失敗作というしかない...
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クリスキットの英哉さんと私 第7回 :君子(上)

■「君子は豹変す」――自説を鮮やかに改める勇気桝谷さんが君子であったことを証明したい。君子(きみこ)ではない。君子は豹変すの君子(くんし)である。 くんし 1 【君子】    1)...
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クリスキットの桝谷英哉さんと私第6回
たこ焼き先生(後編)

■通信教育と英語原書。孤独な交流理論の習得たこ焼き先生も万能ではなかった。「オーディオアンプを設計するには、交流理論が必要なことが判りましたんや。これは、たこ焼き先生も余り詳しくな...
音らかす

クリスキットの桝谷英哉さんと私第5回
たこ焼き先生(中編)

■「敵性言語」と洗礼。クリスコーポレーションの起源桝谷さんは淡路島の洲本商業高校を出た。終戦間際のことである。まもなく「第2乙種合格」で戦争に駆り出される。幸い1年たらずで戦争が終...
音らかす

クリスキットの桝谷英哉さんと私第4回
たこ焼き先生(前編)

■病弱だった少年と、音楽に溢れた神戸の生家桝谷さんは1925年6月、神戸の純日本料理屋に生まれた。一人っ子である。純日本料理屋には芸者が出入りした。いまと違って、本格的な芸、それも...
音らかす

クリスキットの桝谷英哉さんと私第3回
虜になった

クリスキット、Mark8が届いた。買った新車が届いたら、すぐに乗りたい。コーヒーメーカーを入手したら、何はともあれコーヒー豆を挽き、味わいたい。新しいベッドが届いたら、とりあえずそ...
音らかす

クリスキットの桝谷英哉さんと私 第2回
奥さんの声

オーディオの常識を覆す桝谷英哉さんとの電話。それは、私のこれまでの知識が完膚なきまでに叩き壊される時間だった。「もしもし」(余談) 通常、日本の電話はこの4文字から始まる。 アメリ...
音らかす

クリスキットの桝谷英哉さんと私 第1回
真空管アンプの火傷と「合理主義」との出会い

伝説のオーディオキット『クリスキット』の設計者・桝谷英哉さん。徹底した合理精神でマニアを震撼させた彼と、私は12年間交流した。これからしばらく、この先達のことを書き続けようと考えて...
事件らかす

#7 痴漢で漢で逮捕……?!

「赤坂警察署のものですが」我が家に突然かかってきた電話は、そう切り出した。昼下がり、警察署からの電話。これで楽しい会話を予想する者は皆無である。自然の流れとして、受話器を取り上げた...
グルメらかす

グルメに行くばい! 第47回 :番外編13 ラスベガス(下)

死ぬような思いでトイレを出てきた私を、同僚が、手持ちぶさたそうに待っていた。彼は、私を見るなり心配そうな声でいった。「どうしたんだ、えらく青い顔をしているが」      「いや、中...
グルメらかす

グルメに行くばい! 第46回 :番外編12 ラスベガス(上)

なるほど。ああいうのをウンの尽きというのか。私がラスベガスで陥ったみじめな状況を、時間を経て振り返っての感想である。痛い思いをし、苦しみ悶えたのは私自身であったのに、いま思い起こす...
グルメらかす

グルメに行くばい! 第45回 :番外編11 サンノゼ

これから始めるのは、腰痛の話である。しかし、単なる腰痛の話ではない。これほど悲惨な腰痛が世の中にあったのかと、読む人を涙に暮れさせる、書くも涙、読むも涙の腰痛の話である。お読みにな...
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グルメに行くばい! 第44回 :番外編10 グランド・ケイマンと亀

飛行機は、グランド・ケイマンの飛行場に滑り込んだ。 “Thank you so much. And hope you have good holidays.” 隣席の美しい女性と別...
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グルメに行くばい! 第43回 :番外編9 グランドケイマンへ

人の記憶とは変なものである。それまでのことは記憶にある。それからのことも記憶にある。前後から考えて、「それ」はあったはずである。なければつじつまが合わない。それなのに、頭の中のどの...
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グルメに行くばい! 第42回 :番外編8 メキシコシティ

メキシコの公用語はスペイン語である。スペイン語は『神と話す言葉』といわれているくらい、美しい響きを持った言葉 と、作家の中丸明さんは、その著「丸かじりドン・キホーテ」で書いている。...
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グルメに行くばい! 第41回 :番外編7 メキシコ入国

次に目指すは、高原の街、メキシコシティである。サンディエゴからの直行便はない。ロサンゼルスで乗り継ぐ。という知識を頭にたたき込んで、サンディエゴの空港に向かった。この街に来て4日目...
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グルメに行くばい! 第40回 :番外編6 サンディエゴ

大西洋上を飛び、北米大陸を下に見て、飛行機はデンバー空港に着陸した。サンディエゴへは、ここで乗り継ぐ。荷物をピックアップし、空港ロビーに足を踏み入れた。私はガリバー旅行記の巨人の国...
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グルメに行くばい! 第39回 :番外編5 まだまだロンドン

まだロンドンにいる。ホテル近くのパン屋さんで朝食をとって、仕事をして、夕方になったら、1人の時はインド料理店に入って酒を飲み、飯を食ってホテルに帰る。寝る。単調な生活ながら、ロンド...
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グルメに行くばい! 第38回 :番外編4 再びロンドン

かくして、私は再びロンドンの地を踏みしめた。日曜日である。仕事はない。用事もない友もない。なのに、時間だけはたっぷりある。さて、どうする?私は、この貴重な時間を買い物にあてることに...
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グルメに行くばい! 第37回 :番外編3 ダブリン

不可能に挑む。いま、そんな気分である。不可能に挑む。この精神なくしては、人類は明日を築けない。コペルニクスもニュートンもアインシュタインも、不可能に挑んで、不可能を可能にした。レオ...
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グルメに行くばい! 第36回 :番外編2 ロンドン

前回の日記に対し、多くの方からメールをいただいた。「そうですか、香港に行っていらしたんですか。羨ましいですね」 「道理で、最近に目にかからないと思っていました」このような方々は、こ...
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グルメに行くばい! 第35回 :番外編1 香港

香港での仕事が何とか終わった。次の目的地はロンドンである。午後9時発のブリティッシュ・エアウェイズで飛ぶ。荷造りは済んだ。航空券とパスポートの確認もし、ともに、胸の内ポケットに収ま...
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グルメに行くばい! 第34回 :鯛の塩釜

宴の余韻も消え、私は1人で名古屋に戻った。再び平穏な日々が始まった。朝目覚める。朝食を作って腹に詰め込む。シャワーを浴び、歯を磨き、髭を剃る。身支度を整えて仕事に向かう。1日の働き...
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グルメに行くばい! 第33回 :チャーシュー

宴の後、は結構長かった。なにしろ、ゴールデンウイークの後半は、ずっと宴の後だったのである。「おい、カルロス。天気はこんなにいいのに、人が来ないなあ」「来んねえ。あれやろ。連休の最初...
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グルメに行くばい! 第32回 :アサリのパエリア

突然だが、我が妻は、お祭り好きである。鉦や太鼓の音がかすかにでも聞こえてくると、フワッと腰が浮く。ソワソワする。やがて、いても立ってもいられなくなる。このような性格を、軽薄、お調子...
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グルメに行くばい! 第31回 :桜の塩漬けのお吸い物

合成の誤謬、という言葉をご存じだろうか?100人の集団があって、100人がそれぞれに最も合理的と思われる選択をした。全員が合理的な選択をしたはずなのに、集団全体としては全くおかしな...
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グルメに行くばい! 第30回 :カリフラワーのクミン炒め

ゴールデンウイークを目前に控えた4月下旬、畏友「カルロス」から電話が来た。「大道さん、あんた、ゴールデンウイークはどげんすっと? こっちに帰って来っとかね?」 「あ、うん。名古屋に...
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グルメに行くばい! 第29回 :カボチャのスープ

世に、変な自信家というのがいる。おおむね嫌われ者である。できればそばに寄りたくない。男と女は1.5m以内の距離に長くいればいるほどくっつく確率が高まるという。であれば、少なくとも1...
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グルメに行くばい! 第28回 :手捏ね寿司

前回で、我が病は膏肓に入った。病が膏肓に入るとどうなるか。通常は、治療がきわめて困難になる。しかし、治療をする気が全くない私の場合は、自信が身に付いた。なんといっても、そんじょそこ...
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#6 人間ドック

このような1日を、何と表現したらいいのか? 屈辱の日? 恥辱の日? 汚辱の日? 生き恥の日? 惨死の日? 赤面の日? 男の誇りが失われた日? 人間としての尊厳が失われた日? 穴があ...
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グルメに行くばい! 第27回 :カレー

病膏肓に入るという。入るところはこうもうではない。こうこうである。私は長い間「こうもう」と読んでいた。恥ずかしい。膏とは心臓の下の部分、肓とは横隔膜の上の部分だそうだ。病気が、体の...
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グルメに行くばい! 第26回 :肉じゃが

名古屋に、畏友「カルロス」がやってきた。いつのことだったかは記憶の闇に飲み込まれている。覚えていることだけ記す。畏友「カルロス」は、ワインを数本ぶら下げてやってきた。「おい、ワイン...
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グルメに行くばい! 第25回 :蒸しもやし

突然だが。親は、生まれたばかりの我が子を、ほかの子供から見分けることができるか?新生児なんて、どれもこれも猿のような、似たり寄ったりの顔をしている。どれが自分の子であるなんて、本当...
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グルメに行くばい! 第24回 :ニシンのマリネ

ある土曜日、いつものようにデパ地下を歩いていた。このころになると、デパ地下、とくに名古屋三越の地下食品売り場は、すっかり私のなじみの場所だった。魚の売り場はどこか、有機野菜はどの売...
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グルメに行くばい! 第23回 :タラのグラシオサ風

高価なステンレス多層構造鍋も、使わなければステンレスとアルミの固まりにすぎない。高価なお金を払ったのは、大きな効果を得ようと思ったからである。使わなければならない。鍋は調理に用いて...
事件らかす

#5  年賀のご挨拶

年が改まっての最初の日記。ちょっと遅れ気味ではございますが、やはりこれから始めるしかありますまい。 年賀状である。 一部の読者の方は、私から直接受け取っていただいたはずである。 「...
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グルメに行くばい! 第22回 :スパゲティ

前回で、単身赴任中の平日の朝の食事問題が解決した。はずである。私は単身赴任中、忠実に実行した。と信じている。なんといっても私は、朝食に恋をしている。前夜どれほど飲もうと、朝、どれほ...
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グルメに行くばい! 第21回 :根菜の煮物

理論武装が端緒についた私は、研究を深めるのと並行して、実践にも乗り出した。(蘊蓄) 実践なき理論は、空念仏にすぎない。 理論なき実践は、単なるバカ騒ぎである。 「システム自炊法」は...
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グルメに行くばい! 第20回 :蒸しキャベツ

丸元淑生さんの本を読みあさった。丸元さんが紹介している料理は、すべて作ってみようという気になった。作るには道具がいる。道具もすべて紹介してあった。ある休日、意を決して、名古屋・栄の...
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グルメに行くばい! 第19回 :鯛茶漬け

前回、私がステーキを焼いたのも、残った牛脂とモヤシで美味しい味噌汁を作ったのも、いや、名古屋で自分で調理したものの熱源は、ほとんどが「IHクッキングヒーター」だった。電熱器のお化け...
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グルメに行くばい! 第18回 :ステーキ

ご紹介が遅れたが、私が名古屋の地で単身生活を営む場として選んだのは、鶴舞公園の近く。住都公団のマンションだった。いや、選んだというと、ちょっと大げさだ。会社が紹介してくれたので、何...
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グルメに行くばい! 17回 :鍋物

(近況報告1)  畏友「カルロス」が、やっと我が家にやってきた。我が家に来て、広島風お好み焼きを作るという約束を、やっと果たした。  非情にも、畏友「カルロス」の加齢は日一日と進む...
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グルメに行くばい! 第16回 :野菜の手巻き寿司

また転勤の辞令が出た。行き先は名古屋だった。「えーっ、また名古屋かよ」既に3年間、名古屋で働いたことがある。サラリーマンに付き物の転勤に異を唱える気は全くなかった。が、転勤先だけは...
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グルメに行くばい! 第15回 :ハリハリ鍋 ― 畏友「カルロス」って……

結婚するとき、いや、結婚する前だったか、我が妻は宣うた。「人がいっぱい遊びに来る家庭にしたいね。お金がなくて何にも出せなくても、美味しいコーヒーと、いい音楽と、楽しい会話でもてなせ...
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グルメに行くばい! 第14回 :パエリア―畏友「カルロス」の正体

というわけで、ぬか漬けのニシンを下げて、東京に転勤した。空き家になっていた横浜の自宅に戻った。半年もしないうちに、41日間世界一周の出張に出た。香港で、必要に迫られて、生まれて初め...
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グルメに行くばい! 第13回 :グルメ開眼

今回は転勤しない。なぜか、まだ札幌にいる。♪時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました    (「恋の街札幌」より) というわけでもないが。これまでまともに登場する機会がなかっ...
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グルメに行くばい! 第12回 :札幌ラーメン

駐車場が、厚さ1m以上もあろうという根雪で囲まれていた。南国九州に育ち、居住地の北限が東京だった私には、初めての光景だ。なんだか、ワクワクしてきた。3月31日のことである。次の転勤...
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グルメに行くばい!! 第11回 :カワハギのキモ

次の転勤先は、国際都市東京だった。(余談)  そう、東京は国際都市なのです。  かのJohn Lennonは、アルバム「Mind Games」に収録した曲、「You Are Her...
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グルメに行くばい! 第10回 シャンツァイ

あまりといえば、あまりの仕打ちだった。心から好きになり、「少なくとも3年はいたい」と愚妻と話していた岐阜を、わずか1年でクビになった。後ろ髪を引かれる思いで、引っ越し荷物をまとめた...
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グルメに行くばい! 第9回 :漬け物ステーキ

さっそうとビートルをころがして、飛騨高山に出かけた。各務原から中津川を通り、道は木曽川沿いの道をさかのぼる。岐阜と高山を三角形の長辺とすると、岐阜―中津川、中津川―高山が他の2辺と...
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グルメに行くばい 第8回 山里の味

岐阜市に転勤した。まず、私が岐阜まで出かけ、住居を決めた。会社まで車で10分。長良川のほとりで、ベランダに出ると、長良川の向こうに金華山、その上に岐阜城が見える。5階建てマンション...
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グルメに行くばい! 第7回 :年増女の味

前回、キャベツの食べ方を紹介した。先週末、我が家の夕食にキャベツが出た。畏友「カルロス」風のタレが付いて。どうやら、愚妻も読んでいるらしい。迂闊なことは書けない。油断をすると身の破...
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グルメに行くばい! 第6回 :キャベツを食う

結婚した。大学3年の終わり、3月のことである。23歳だった。(メッセージ) ここを読んで、 「あ、まだ結婚祝いをあげてない!」 と思いついたあ・な・た。 今からでも遅くはありません...
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グルメに行くばい! 第5回 :豚足

人並みに一浪はしたものの、極め付きの優秀な成績で大学に入った。(文章を面白くするコツ)・事実関係を間違えない・誰も確認できない点についてはフリーハンドを確保する(実例)・上の文章で...
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グルメに行くばい! 第4回 :ダシ

3連休に、広島風お好み焼きを作って食べてみた。前回紹介したヤツである。レシピ通りに作った。そこそこのものはできた。が、はっきり言って、いまいちだった。(叱責) 無責任の極みである!...
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グルメに行くばい! 第3回 :お好み焼き

高校生になっても、「グルメ」への道は遠かった。それはそうであろう。我が生家の家計は、一向に改善されることがなかったのだから。なにしろ、小学校高学年のころから、我が家は「養鶏業」なの...
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グルメに行くばい! 第2回 :目刺し

ローマは一日にして成らずローマの歴史は、オオカミに育てられた双子の兄弟、ロムルスとレムスに始まる。てな話を長々と書く気はない。関心をお持ちの方は、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を...
グルメらかす

グルメに行くばい! 第1回 :みそ汁

お袋の作るみそ汁が、嫌いだった。理由はただ一つ。不味い!食卓にみそ汁が乗ると、「またか」と、憂鬱になった。毎朝食卓に出てきた。毎朝憂鬱だった。一日の始まりをこんな気分で迎えるのは、...
事件らかす

#4 事故その後

私の交通事故レポートへの反響である。  読んだという友人からメールが来た。 安堂礼人様 ご無沙汰をしております。お元気ですか?(じゃない、大丈夫ですか?) デジキャスブラザーズ日本...
事件らかす

#3 交通事故に遭う

愛車がおシャカになった。 交通事故を起こさせられてしまった。 時は2003年1月9日、早朝の午前6時50分過ぎ。ところは、自宅近くの信号のある交差点。(予備知識) 私は毎朝、2キロ...
事件らかす

#2 Pual on Stage

全国のPaul McCartney = ポール・マッカートニーファンに告ぐ。 昨夜、つまり2002年11月11日、彼の3回目となる日本公演、driving japanのfirst ...
事件らかす

#1 告白

自宅で、芥川龍之介を読み始めた。随分前に買った「筑摩現代文学大系」の中の一冊である。いまさら、教養を豊かにしようというのではない。(解説) もう間に合わない。 私は本を読むのが好き...
らかす日誌

2002年9月20日 横浜にぎわい座

えー、毎度ばかばかしいお笑いでお付き合いを願います。しかし、あれですな、人間、決まり切ったことをやるってえのは、しばらくはよろしいけれど、長く続くと退屈なもんですな。昔、イマヌエル...
らかす日誌

2002年8月30日 ススキノの夜

すすきの札幌に、遊びに仕事に行って来た。同僚のH氏と2人旅だ。ほぼ1年ぶりの札幌だった。仕事で、札幌に住んでいたころの旧友に会った。第3者を交えて会うと、彼は必ず、私に関する昔話を...
らかす日誌

2002年8月9日 回天

1つの言葉に魂を揺さぶられる。揺さぶられた魂が素晴らしい作品を生み出す。吉田直哉さんが書かれた発想の現場から  テレビ50年の符丁(キーワード)(文春新書)を読んで、その感性に脱帽...
らかす日誌

2002年8月2日 夏目漱石と「門」

原宿の魚屋小菊からの実況中継です。 (注) 小菊= 原宿で一番いい飲み屋。魚が安くてとびきり美味い。客が増えて入れなくなると困るから匿名にしました。 (ここまでに、2人でビール3本...
らかす日誌

2002年7月26日 タンとミノ

人間は社会的動物である。そうでしかあり得ない。好き嫌いの問題ではない。だから、人間を人間たらしめているのは、コミュニケーションである。社会的動物である人の世では、幸も不幸も、多くは...
らかす日誌

2002年7月19日 辞世の句

うらを見せ     おもてを見せて     ちるもみじ良寛さんという偉いお坊さんの辞世の句。こんなことを、死ぬ間際にスパッといえるって、滅茶苦茶すごい!誰だってさ、やっぱりいい格好...
スキーらかす

スキー入門 IV : 激突!

惨めさに打ちのめされる日々は、我がスタイルではない。あの惨めな日から1週間か2週間たった頃、私は蘇った、フェニックスのように。 「おい、スキーを教えてくれないかなぁ」  会社でアル...
スキーらかす

スキー入門 III : ファミリーゲレンデ

私は気が付いた。我々と逆なのは、ゲレンデ係員たちの進行方向だけではない。ゲレンデにいる人たちの視線の方向も、我々とは逆である。ゲレンデにいた係員たち(多分、学生のアルバイトでしょう...
らかす日誌

2002年2月27日 フリスビー

またまた、ビデオ鑑賞に、読書にと、忙しい週末でした。でも、平日の今日はいつものように珍しく暇で、新宿まで散歩をして、東急ハンズを覗いてきました。隣の書店まで本を買いに行ったついでで...
スキーらかす

スキー入門 II : 第2の悲劇!序章

人間の能力は、とっさの時にどのような対応ができるかで計測される。  お尻の穴から冷たい風がスーッと入って来る。踏みしめていた大地に、突然ぽっかり穴があく。確かなことをやっていたはず...
スキーらかす

スキー入門 I : リフトはどこに消える?

お尻の穴から冷たい風がスーッと入って来る。踏みしめていた大地に、突然ぽっかり穴があく。確かなことをやっていたはずなのに、確かさが突然消えてしまう。という体験をしたことがある?  私...