2010
01.06

2010年1月6日 短く

らかす日誌

本日はパソコンの前に座るのが遅くなった。ひとえに、私の正月気分が抜けないためである。短く、本日を報告したい。

「まあ、今週いっぱいは仕事にならないさ」

と思い定めたのである。実際、仕事に出かけても、どこも正月気分が抜けきらず、何を話しても反応ははかばかしくない。であれば、今週は正月の延長として過ごすしかない。
残念ながら、明日は、一寸した仕事が入ったが。

で、正月気分で何をやっているかというと、マイケルさんのジグソーパズルである。日がな一日、ちっちゃなピースを

 「ここはどうだ?」

 「こっちならはまるか?」

と弄んでいる。いや、私が遊ばれてるというべきか。

おかげで、全体の7割5分から8割は組み上げることができた。が、問題はこれからだ。同じ色の、形でしか区別できないピースばかりが残っている。
最後まで仕上げる根気はあるのだろうか? 自問自答が続く。金を払って、何でこんな苦しい思いをしなくてはならないのか? こいつがなかったら、本の2、3冊は読み上げいたぞ。
といいながら、完成したらもう一つ買いそうな予感もするが……。

という1日で、だからパソコンの前に座る時間がなかった。というより、日誌を書こうという気が起きなかった。

そんな1日だったが、多少の朗報はあった。
リンが食欲を回復した。
食べるのはもっぱら肉である。妻が鶏肉、豚肉に火を通して与えたら、喜んで食べた。妻にいわせれば、

「目が生きてきた」

生きるとは、食って出すことである。リンは、とりあえず食うようになった。出す方は排尿困難が続いているが。
まあ、でもこの食欲が続けば、しばらくは命を長らえるであろう。ドッグフードは食べてくれないので、リンの延命はえらく高くつくが、それでも喜ばざるを得ない。

一方。
その妻のが午後、体調不良を訴えた。年末年始に働きすぎたのかもしれない。体調不良が続けば夕食は外で済まそうかと思ったが、夕刻には回復して夕食を作った。回復した本人曰く、

「どうやら、私の方が先に行きそうね。でも、年金をもらうまでは死なないぞ」

妻の年金は60歳から出る。つまり、今年から受給対象になる。より有利な年金をもらおうと思えば、65歳まで待たねばならない。ま、総受給額でどちらが有利かは、何歳まで生きるかによるのだが。

いずれにしても、妻が体調を壊せば、私が補助するしかない。本日も妻の命により、買い物に行かされた。
ニンジン、ネギ、ホウレンソウ、シメジ、キュウリ、バナナ、イチゴ、豚バラ肉、あげ、牛乳、ヨーグルト、サイダー

がお求めの品であった。ひとりスーパーに出かけ、メモを見ながらブツを集めた。このうち、バナナ、イチゴ、ヨーグルト、サイダーは妻専用である。私の口には入らない。そういえば、牛乳も最近は飲んでないなあ。

ま、これも旦那の務めである。正月休みが続いていて良かったと考えるしかない。
でもねえ、旦那が死んだ女性って元気になるけど、女房に死なれた男って汚くなるというのが世間の常識なんだよな。
俺を汚くしたいのかねえ……。