本日、桐生の最高気温は32℃。これは観測所の数値だから、コンクリートやアスファルトに埋め尽くされた我が住居での体感気温はもっと高かったはずである。
そんな日に、庭木を切った。
いまの借家は敷地の東と北、それに西の一部には庭木が植えられている。それぞれの間隔は60〜70cm ほど。まあ、外の目を遮断する狙いなのだろう。それはいいのだが、この木、名前も知らない木だが、良く伸びる。あまりに伸びるので時折切ってやらねば敷地から大きくはみ出し、ご近所迷惑である。
「そろそろ切らねばな」
というのは、3、4か月ほど前から頭にはあった。
「暑くなる前に何とかしなくちゃ」
とも思っていた。
ところが、生来無精な私である。
「何も今日やらなくても」
と1日延ばしにしているうちに、今日になった。
そして、もうひとつ要因があった。しなければならないことがなくなったのである。取材の予定は入っている。しかし、書ける原稿は全て書いてしまった。だから次の取材をするまでは何もやることがない。
庭木の選定を1日延ばしにしている間は、それでもやることがあった。取材や執筆はもちろん、AIのジェミニの助けを借りてホームページの改修を続けていたのだ。まずはこの「らかす」に始まり、味を占めて「きりゅう自慢」に手を出した。最後は刺繍会社「笠盛」のホームページで書いている「ワクワク・ドキドキ〜私のスマイル経営〜」に手を出した。
これで改修が終わったと思ったら、かつて「きりゅう自慢」で連載した刺繍作家大澤紀代美さんの原稿を英語化することになった。そう、単純に剪定作業を1日延ばししていたのではなく、それなりにやることがあったのである。
その「やること」がパッタリ途絶えた。それが今日なのである。小人閑居して不善を為す。己が小人であることを重々承知している私は、
「こりゃあいかん。何かやることを探さねば」
と急ぎ考えて庭木の剪定を思い立った。明日以降、また雨の日が続くという天気予報も私の背中を押した。
暑かった。いや熱かった。久々に大量の汗をかいた。午前中の作業だけで、首に巻いていたタオルがぐっしょり濡れた。屋内に戻り、エアコンをかけて汗を乾かす。アジの開き、インスタントみそ汁、白菜の漬け物、海苔の昼食を済ませ、最新刊の文芸春秋を読みながらパイプタバコを楽しんだ後は、再び選定作業に戻った。またタオルがすっかり濡れた。
今日の作業は不要な枝葉を切り落としただけである。地上には切り落とされた枝葉が山になっている。いずれは償却ゴミとして出さねばならないが、一気にそこまでやる体力はない。
「乾燥させた方が作業が楽になるから」
と自分に言い訳しながら放ってある。
というのが今日の報告だが、文中に出てきた「文芸春秋」、もしお読みの方いらっしゃったら感想を聞いてみたい。ここ数ヶ月、記事の中身が軽くなっているような気がして仕方がないのだ。私が嫌いな、というより危険な、と危惧している高市早苗首相についての記事はこのところ毎号出るのだが、何だか筆が甘いのである。今月号では保坂正康さんが皇室典範改正の動きに警鐘をならしているが、他は
「あ、これ読んでも仕方ないな」
というものがほとんど。ねえ、週刊文春は中傷動画問題で頑張っているのに、どうしたんだろう?
と思っている読者は私だけかな? まさか高市早苗の支持率が高止まっているのを気にしているのではない、と信じたいが。

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