2015
12.27

2015年12月27日 メモ

らかす日誌

さて、様々なことがあった(ような気がする)2015年も押し詰まってきた。

いや、これは私らしくないこと書いた。12月31日の次の日は1月1日。それがどうした? 7月8日の次の日が7月9日であることと何処が違う?
というのが私の思考法であってみれば、年末というのは、クリスチャンでもない子供たちに、トナカイが曳くソリではなくて宅急便のトラックで、amazonからプレゼントを届ける期間でしかない。
ま、煙突をくぐらなくて済むので汚れない、靴下を使う必要がないので大きいものも届けられるというメリットはあるが、いずれにしても、それは私のメリットではない。
それに、だ。年が変わるとは、お年玉袋を子供たちに渡すことに他ならない。

単にそれだけの日々である。お金に羽が生え、財布から飛び去っていく日々の別名でしかない。

ま、それはそれとして、だ。本日は、雑多なメモを記す。

桐生市のO氏から、

「あなたさあ、なかなか良い曲を集めるじゃないの」

という電話をもらったのは、確か先週末だった。
御存知だとは思うが、ネットワークオーディオに全面的に移行した我が家では、新規ソフトは専らTSUTAYAのレンタルに頼っている。毎月定額制でCDをレンタルし、リッピングしてソフトの品揃えを増やしておる。

その中で、

「まあ、あってもいいか」

と考え、

盲目の歌手、長谷川きよし

あの、山下達郎

のCDも含めた。いま私のNASには、CDに直せばそれぞれ10枚、12枚の楽曲が入っている。
そして、私がリッピングしたファイルは、確実にO氏のもとに届けている。言っておくが、これ、すべて無料奉仕である。
まあ、そのあたりは友情の証であるのでどうでもいい。もし、万が一、我が家のNAS、パソコン、それにパソコンに接続した外付けHDDが同時に壊れるという、起きにくいことが起きたとき、まったく同じ音楽ファイルがO氏の元にあり、そこから復旧できる、つまりバックアップである、と考えればよろしい。

それはそれとして、O氏は電話の続きで、

「あの、車で聞けるように、MP3のファイルに変換してほしいヤツがいくらかあるんだけど」

と付け加えた。
彼はパソコンオタクで、自宅には私より遥かに沢山のパソコンを持ち、ソフトも買いそろえている。それなのに、なぜか自分で作業することが少ない。というか、作業はほとんど外出しにする。
ファイル変換も、彼が自力でできないはずがない。だが、そのような彼の性癖に7年も付き合ってきた私は、二つ返事で引き受けた。

「わかった。どれがほしいのか、メールを入れといて」

なのに、だ。今日の午後になっても、メールも電話も入らない。ねえ、そんな作業って、普通週末の休日にやるものではないか?
と、こちらから電話を入れ、意向を聞いた。

詰まるところ、長谷川きよしと、山下達郎のクリスマス・イブがほしいのだとわかった。

「はい、了解」

という電話を横で聞いていた妻女殿がおっしゃった。

「いまの電話、誰?」

「Oさん」

「えーっ、Oさんが山下達郎のクリスマス・イブ? ホント?!」

「車の中で聞きたいんだって」

「……」(これ、絶句状態を示す)

本日の我が家の1シーンである。


で、今日は年賀状の作業をすべて終えた。ご苦労さん。

神戸出張の戻り、次女から

「お父さん、これ、ディスクにしておいて」

と頼まれた、ビデオカメラで撮った映像が入ったメモリーカードも無事ディスクにし、次女の元に郵送した。17本の映像が入っており、どれにもタイトルがついていない。これではあとで困るので、17本にタイトルをつけるよう促すためである。

合わせて、数日前にD-LIFEでやった「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」もディスクにし、啓樹、瑛汰に郵送した。冬休みに楽しむことだろう。

長男のもとには、妻女殿が

「是非見せたい」

と主張した

エバー・アフター

をコピーし、その他の映画ディスクと一緒に発送した。
エバー・アフターは、シンデレラ物語の実写版である。が、実写版にするとともに、粗筋は同じだが、細部にかなり手を入れ、実に素晴らしいピリンセス物語に仕上げた傑作である。
いま、「え」でタイトルが始まる映画を見続けている私が、その素晴らしさに感動、妻女殿に、

「良い映画だったぞ」

と声をかけた結果がこれである。
見たとき、私はまず璃子に見せたいと思った。が、字幕版の映画、璃子にはまだ早い? と躊躇していたら、

「息子の嫁(Aちゃんという)に見せたい」

と妻女殿が興奮されたので、啓樹一家、璃子一家の分もつくり、送った。


というわけで、年内の懸案はほぼ片がついた。年内の仕事も、もうなさそうだ。明日からは実質冬休みか?

年明けは、2日から4日まで、我が全ファミリーが苗場に集う。我が家始まって以来の快挙である。私は啓樹、瑛汰、璃子、嵩悟とスキーを楽しむ。ために、萎えた下半身を鍛えようと、1ヶ月ほど前からスクワット30回を毎日欠かさない私なのだ。

が、ここ2、3日、腰の具合がよろしくない。
せっかく苗場まで行きながら、腰の具合が悪くて雪上を滑ることができない、なんてことになったら目も当てられない。
よし、明日は整形外科に行こう!

と決意する私であった。