08.16
50万円の政治寄付金
桐生の市庁舎建設をめぐる汚職事件で、またまた進展があった。荒木恵司市長が代表を務める自民党支部が、市庁舎建設工事を請け負った市内の建設会社社長から50万円の寄付を受けていた、と毎日新聞が報じた。時期は2023年の市長選告示のわずか3日前。公職選挙法では、自治体と契約を結ぶ企業の市長選などへの寄付を禁じている、という。
荒木市長が直接寄付を受け取ったわけではない。だが、専門家(って、誰だろう?)は
「公選法に違反する恐れがある」
とコメントしている。果たして荒木市長はイエローカードで済むのか、それともレッドカードか。あ、そういえば荒木市長にはすでにイエローカードが1枚あった。この事件で逮捕・起訴された森山元副市長の任命責任である。
荒木市長が初当選した際、
「市議選に立候補しなかった森山君の件で、あなたとの密約、つまりあなたが当選したら副市長になるという密約があるという噂が私の耳にも届いている。本当かどうか知らないが、もし、そんな副市長人事をしたら大変なことになるよ。それだけは胸に納めておいて欲しい」
とご忠告申し上げたことは7月4日のらかす日誌に書いたが、森山元副市長がこんな事件を引き起こすなんて想像もしていなかった。ただただ、密約人事などあってはならないことを指摘しただけだった。しかし今回の事件は、世の中、してはならないことをすれば報いを受ける、という教訓にはなった。もって他山の石とすべきだろう。
さて、追い込まれた荒木市長は身をどう処すのか。サッカーではイエローカードを2枚くらえばレッドカードを提示されて退場となる。荒木市長は身を引くのか?
それとも、だ。荒木市長は中学・高校・大学で野球部にいた。サッカーより野球に思い入れがあるだろう。であれば、
「まだまだ2ストライク。三振はしていなぞ!」
と踏ん張るのだろうか? サッカーか、野球か。きっと心は揺れ動いているのに違いない。
「らかす」でまたまた、「火垂るの墓」へのアクセスが急増している。15日、日本テレビ系列で久々に再放送されたからだろう。それはありがたいのだが、いったい皆さん、どうやって私のHPにある「火垂るの墓」に辿り着かれているのか?
疑問に感じ、googleで「火垂るの墓」のキーワードにして検索してみた。
出てこない。最後のページまでいってみたが、私が書いた「火垂るの墓」は出てこない。では、と「火垂るの墓 あらすじ」で検索してみた。それでも出てこない。念のため、YAHOO! JAPANでも検索したが、結果は同じである。
どうやったら検索エンジンから私の「火垂るの墓」に辿り着けるのか? ノウハウをご存知の方は是非ご教示いただきたい。
そうそう、最後にPR。私の「火垂るの墓」はすでに書籍になっております。オンデマンドで刊行した「続CINE MAKURA」に収録しております。ネットで読めるものを、わざわざ金を出して買うか? とお思いの方も多かろうと思いますが、そこはそれ、あなたの書棚に是非置いていただきたいというのが、著者の心からのお願いであります。
Amazonに行き、「本」のコーナーで「CINE MAKURA」、あるいは著者名である「大道裕宣」を検索語にしていただくと出てきます。
「CINE MAKURA」はすでに第3巻まで出しております。が、ほとんど売れない。情けなくなるほど売れない。印税で優雅な暮らしをしようと思っていた私に、現実の厳しさを突きつけております。
ディスプレイで読んだものが、紙の本になったから何だというんだ? などとおっしゃいますな。出版に当たってはすべての原稿を5、6回、いや10回近く読み直し、必要な手直しをしました。レイアウトにも気を配りました。本であればどこででもお読みいただくことができます。でありますから、永久保存版としてあなたの書棚に並べていただくのが、著者の心からのお願いであります。
よろしくお願いします!