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らかす日誌

2008年3月30日 ゲーセン

朝、川崎まで買い物に出た。23日日曜日、義父の米寿の祝いをした。その時撮った写真をA4に引き延ばしたら、額装しておじいちゃんの部屋に飾りたいと妻が言い出した。その額を買いに行った。さいか屋の地下駐車場に車を入れた。妻は額を買いに上層階に昇る...
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2008年3月25日 Audio Spotlight報告

2月27日の日誌で取り上げたAudio Spotlightに接してきた。昨日のことだ。お約束した通り、その結末をご報告する。一言で言えば、私は、我が不明を恥じなければならない。音源からずっと離れた場所で、周りの人には聞こえない音が確かに聞こ...
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2008年3月19日 空席

日銀総裁の後任が決まらない。メディアは一斉に、「米国発の金融危機を背景に急速な円高・株安が進み、中央銀行の総裁が決まらなければ、市場がさらに不安定になる恐れがある」(3月19日朝日新聞東京本社板、14版、9ページ)などと危機感をあおり立てる...
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2008年3月15日 修理

我が家のパナソニックDIGA DMR-E80Hの調子が悪いことは、「いらっしゃい、BW800」で書いた。今日、修理マンが来てくれた。不具合の状況は電話で説明しておいたから、彼はその修理のためだけに来た。DVDドライブの全取っ替え、である。修...
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2008年3月9日 見舞い

昨日から今日にかけて、大阪へ行ってきた。病気見舞いである。高校時代に同級生の親友がいた。私と同姓で、名は輝明という。同姓だと、名字で呼ぶわけにはいかない。私は彼を「テル」と呼んだ。風の便りに、そのテルが食道ガンの手術をしたと聞いたのは、もう...
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2008年3月4日 自動車保険

知は力なりという。実感では、知は金である。私の自動車保険の更改期は、毎年3月1日である。今年も、年が明けると間もなく更新申込書が送られてきた。車を所有し、日常の用に供している以上、保険に加入するのは世の常識である。備えあれば憂いなし。当然の...
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2008年3月2日 BW800レポート・その6

昨夜、大事件が勃発した。午後10時半頃のことである。私は夕食にエビスビールの大瓶を2本飲み、8時半頃からパソコンに向かっていた。横には焼酎の紙パックと茶碗がある。焼酎は「博多の華」。先日、近くのイトーヨーカ堂での妻の買い物に付き合っていたと...
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2008年2月28日 BW800レポート・その5

0120-878-365この電話がやっと通じた。今朝のことである。「BW800をやっと買ったんだけどさ」「ありがとうございます。それでお問い合わせの内容はどのようなものでしょうか?」若そうな女性の声が聞こえてきた。ふむ、なかなか対応がよろし...
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2008年2月27日 コンドロイチン

私の頸椎が変形し、ために右肩から右腕にかけて時折しびれが走ることは、すでに昨年12月6日の日誌で書いた。昨夜、飲んだついでにH氏に見解を聞いた。彼には医者の友人が複数いる。だけでなく、椎間板ヘルニア持ちで、手足の痺れに関しては私のはるか先輩...
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2008年2月27日 Mad Labs: Audio Spotlight

昨日昼間、S氏からメールをもらった。前回の日誌に登場したIT関係のS氏である。全文を引用する。「今日の話のネタになればと思いまして。下のビデオを見てください。     詳しくは今晩。   それでは」見た。これをお読みのあなたも、いま是非ご覧...
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2008年2月27日 指名手配

指名手配を受けた。昨夜のことである。昨夜は「小菊」に出かけた。職場が原宿ではなくなったため、かつてのような頻度では顔を出さなくなったが、良き友と酒を飲むには「小菊」に限る。現代社会の常識を、私はいまでも墨守する。連れは、デジキャス時代の同僚...
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2008年2月24日 BW800レポート・その3

多機能、高機能のメカというものは、使う人間に多大なストレスを強いるものである。BW800使用5日目の実感である。さて本日は、新しい段階に入ったことをまず誇らしげに報告したい。今日、録画時の画質をDR、つまり最高画質で行うことをやめた。これは...
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2008年2月23日 BW800レポート・その2

BW800がやってきて初の週末。朝から取扱説明書とにらめっこして捜査方法をマスターする……はずが、そうは問屋が卸してくれなかった1日でありました。今日は、妻の保険の審査があったのです。保険会社の担当医との面談が午前11時からセットされており...
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2008年2月21日 BW800レポート・その1

今朝、犬の散歩から戻ったのは6時50分。いつもより20分ほど早かった。多少時間がある。時間があると、週末まで触るまいと思っていたDIGA DMR-BW800が気になる。昨夜から我が家のテレビ・ソニーKV-32DZ900の上に鎮座し、私を見下...
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2008年2月20日 いらっしゃい、BW800

パナソニック DIGA DMR-BW800を買った。今日の夕方のことである。待ちきれなくなったのだ、値下がりを。直接のきっかけは、我が家のDVDレコーダー、パナソニックDIGA DMR-E80Hの不具合である。1ヶ月ほど前から、DVD-Rに...
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2008年2月14日 BW800

いま、価格.comが熱い。一時品薄で販売価格が急騰していた松下電器のブルーレイ・レコーダー、DMR-BW800が舞台である。文字通り、1円刻みで価格が下がっている。14日午前10時44分現在の最低価格は16万397円。ハイビジョン録画をした...
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2008年2月11日 ノスタルジック・ジャーニー

先週末、仕事で札幌まで行ってきた。今日はそのレポートである。9日午後3時の便で羽田を発った。札幌市内に入ったのは午後6時を過ぎた頃だった。観察その1羽田空港で、団体旅行客とぶつかった。同じような顔をしているが、言葉が全く分からない。中国か台...
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2008年2月3日 来客

今日は日曜日である。にもかかわらず、朝から雪が降って積もった。おかげで、長靴を履いて犬の散歩に行く羽目になった。雪に一言ぐらい文句を言いたくなる日である。さらに、雪の日曜日にもかかわらず、来客があった。というか、人を招いた。話は1週間ほどさ...
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2008年1月31日 髭剃り

男性の皆さん、毎日の髭剃りには何をお使いですか?私は髭が濃いのか、電気カミソリでは剃り切れません。いろんな機種を試してみましたが、どうしても肌にザラザラ感が残ります。剃り残しがあるのでしょう。朝剃っても昼過ぎになると髭が伸びてきてるのがわか...
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2008年1月28日 暫定税率

暫定とは、どの程度の時間なのだろう?assahi.comの「大辞林」で調べると、暫定とは「正式に決定するまで、仮に定めること。臨時の措置」とある。時間の長さは教えてもらえなかったが、いずれにしてもそれほど長い時間ではなさそうである。では、3...
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2008年1月25日 宝くじ

昨夕、私の携帯電話に妻から電話が来た。執務時間中の電話である。いい話であるわけがない。今度は何をしでかしてくれたのか。「どうした? 何があった?」と聞く私に、妻は「それが、車が……」と言葉を切った。やや興奮気味である。車、か。車で悪いことと...
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2008年1月24日 教育とは

進学塾の先生が、公立中学校の教室で教鞭を執るらしい。東京・杉並区立の和田中学校である。発案者は、都内公立中学校で初めての民間出身校長である藤原和博さんということになっている。平日の夜間、それに休日の週末は学校の施設はまったく使われていない。...
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2008年1月23日 初雪

東京を豪雪が襲った夜だった。同僚と2人、六本木までタクシーで出かけた。食事の約束があったのである。「運転手さん、そこを右に入って。…………。うん、ここでいいよ」料金を支払って車を降りようとした。「あのー、申し訳ないんですが……」運転手さんの...
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2008年1月18日 首吊り

昨日から新しい治療プログラムが始まった。「2007年12月6日 ボーっ」で書いた、首筋から肩にかけての凝り、時折現れる右腕のしびれへの対処である。今週火曜日、担当の整形外科医に診察を受け、あれ以来服用を続けている消炎剤、鎮痛剤、筋弛緩剤では...
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2008年1月9日 地球温暖化

いま店頭に並んでいる週刊朝日(1月18日号)に面白い記事があった。「新春ワイド2008年 日本と世界はこう変わる」という特集の中の1つである。「この先も地球の温暖化は進むのか」という、わずか42行の短い記事だ。書き出しが、なかなか刺激的だ。...
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2008年1月4日 晴れ渡る

まずは、明けましておめでとうございます。旧年中は拙文をご愛読いただき、ありがとうございました。今年も「らかす」をご贔屓いただきたく、伏してお願い申し上げます。犬には盆も正月もない。年が明けた2008年1月1日の朝、本当はゆっくり寝ていたいの...
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12月26日 院内感染

茅ケ崎市立病院でC型肝炎感染事故が起きた。心臓カテーテル検査をした際に使った血圧変動監視用器具が感染源だと疑われている。使い捨てるように設計されている器具を、なんと、何度も使っていたというのだ。人災である。いつかは起きるはずの事故だった。使...
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2007年12月24日 フォレスト・ウィテカー

いまWOWOWでは、クリント・イーストウッドが時の人である。去年話題になった「硫黄島からの手紙」が23日にオンエアされ、1月になれば「父親たちの星条旗」も放送される。それを盛り上げるためだろう。クリント・イーストウッドの古い映画も数多く番組...
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2007年12月21日 21世紀国際フォーラム

知人に教えられて、面白いサイトにたどり着いた。「WASEDA GARDEN 」である。早稲田大学の創立125周年の記念行事を動画で配信している。私のお勧めは、「21世紀国際フォーラム 先端医療が導く生命の未来」である。脳科学者の茂木健一郎氏...
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2007年12月14日 数値

秋の健康診断の血液検査結果が届いた。ほぼ満足すべき数値が並んでいた。今回前回参考値解説【肝機能】GOT212039以下心臓・肝臓に多い酵素。これらの組織が障害されると値が高まるGPT262049以下肝臓に多く含まれる酵素。組織が障害されると...
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2007年12月7日 犬小屋

昨夜、妻から報告があった。まず、獣医。「やってできないことはないでしょうが、吠えるでしょうねえ……」どうしようかと思案する暇もなく、「四日市から電話があって、発作のリスクは徹底的に避ける。だから、年末年始は行かない、って言ってた」犬小屋作り...
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2007年12月6日 ボーっ

昨日、2007年12月5日は1日ボーっとしていた。もう1ヶ月近く、風邪が抜けない。市販薬を2度にわたって試したが、あまり効果がない。仕方なく4日、内科医の診察を受けて風邪薬を処方してもらった。眠気を誘う成分を含んだ薬である。昨日も風邪薬を飲...
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2007年12月2日 幸運

今朝、床屋に行った。髪を切りそろえた頃、新しい客が来た。床屋の主人と、その客の会話。「どうしたの? えらい痩せちゃって」 「胃を切ったんだよ」 「えっ、そうだったの。で、やっぱ、ガン?」 「うん」 「そうかぁ、胃潰瘍じゃなかったんだ」 「検...
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2007年11月25日 買い物

朝から、日曜家族の全員で買い物に出かけた。日曜家族とは、私、妻、それに次女、その子瑛汰である。なぜこれが日曜家族かということは前回説明した。今回は省略する。日曜家族における役割分担ははっきりしている。買い物係は妻と次女。遊ぶ係は瑛汰。私は運...
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2007年11月22日 壁

昨日、実に久しぶりに「シネマらかす」を更新した。80本目になる「チャイナ・シンドローム ―巨大 システムの暴走」である。前作をアップしたのが8月25日だから、何と3ヶ月ぶりだ。デジキャス時代は、毎週金曜日に更新した。つまり週1回、月に4、5...
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2007年11月17日 オーブンレンジ

「何か、レンジが焦げ臭いのよね」妻がそんなことを言い始めたのは。確か2週間ほど前の朝のことだった。電子レンジが臭う。任せなさい。私は、臭う電子レンジのプロである。何しろ、臭わないレンジを臭うようにし、その臭いを取るのに努力を傾けた経験がある...
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2007年11月15日 健康診断

今週は私が勤める会社の秋の健康診断ウイークである。遅ればせながら、本日診断してもらってきた。・酒をたらふく飲んだ翌日は避ける ・午前様になった翌日は避けるというやむを得ざる選択をした結果、今日にずれ込んだ。さて、健康診断のたびに気になる項目...
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2007年11月7日 小沢一郎さん・その2

民主党の小沢一郎代表が辞意を撤回した。 わずか2日での翻意。新聞では「迷走」などの単語が踊る。だが、今回の騒動を、自民党と公明党の間に亀裂を入れることを狙った謀(はかりごと)と解釈する私の見方は違う。後出しジャンケンのようだが、小沢一郎さん...
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2007年11月5日 小沢一郎さん

今朝は、珍しく新聞をじっくり読んだ。民主党、小沢一郎さんの辞意問題を知りたかった。知ったのは昨日夕方である。早めの風呂から出ると、テレビに小沢一郎さんがいた。緊急記者会見らしい。途中からなので、突然民主党代表を辞めると言い出したことは分かっ...
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2007年10月28日 同期会

10月14日の「昼酒」で、私は読者にお約束をした。10月2回目の昼酒のレポートである。いまから、そのお約束を果たそうと思う。という気は、昨夜からあった。だが、物理的に不可能だった。昨夜はアルコールの海にとっぷりと浸かっていた。パソコンを立ち...
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2007年10月21日 季節の変わり目

いま関東地方は、季節の変わり目の真っ直中にある。それも、盛夏から冬へ一直線に向かう急激な変わり目である。これでは、私が四季のうちで最も好きな秋を味わう期間が瞬時に終わってしまう。気象庁に文句の1つも言ってやりたい。クレームを実行する前に、敵...
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2007年10月16日 我が友

「らかす」のフロントページで、1度だけお詫びと訂正をしたことがある。「シネマらかす #30 : 壬生義士伝 - 中井貴一に惚れちゃった!」をお読みいただいた方から、メールで次のようなのご指摘があったからだ。「壬生義士伝の文章に『吉村は津軽・...
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2007年10月14日 昼酒

私は昼間に飲む酒が苦手だ。酒を飲めば気分が良くなる。頭がポーッとする。普段からあまり働かない頭がポーッとするのだから、頭がポーッポーッとする、と表現するのが正しい。表現の問題は横に置くとして、そのような状態になると、私はすべてが面倒になる。...
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2007年10月9日 メロンパン屋さん

唐突だが、あなたはエリック・クラプトンをご存知だろうか?唐突だが、あなたはエリック・クラプトンがお好きだろうか?恐らく、我が日誌をお読みいただいている方の中にも、クラプトンをご存知の方、クラプトンをお好みの方、はきっといらっしゃるはずである...
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2007年10月6日 運動会

やっと秋の訪れを実感した。朝から秋晴れ。久々に好天に恵まれた週末だった。朝6時半に起き、いつものように犬を連れて散歩に出た。歩いて1分もしないうちに小学校を通り過ぎる。私の子供3人も1度は通った小学校である。今日は、正門前に人の列ができてい...
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2007年10月1日 F1とは

昨日、富士スピードウェイで開かれたFIA F1 世界選手権フジテレビジョン日本グランプリレースというヤツの決勝戦を観戦しに行ってきた。本日は、そのレポートである。F1とは:人様にいただくものである「日曜日、空いてます?」知人から電話を受けた...
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2007年9月28日 ごめんなさい

突然、思い違いに気が付いた。「9月14日 ドコモ」で書いた「卓上ホルダ」である。本文3行目から始まる(余談)で、「ホルダ」は「フォルダ」と表記すべきではないかと書き、あまつさえ、ドコモの言語感覚を笑った。笑われねばならないのは、私だった。「...
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2007年9月27日 腫れ目

6時15分に目覚めた。いつものように愛犬「リン」を連れて朝の散歩に出かけ、戻って朝食、続いてシャワーを浴びた。どこでもそうだろうが、我が家にも浴室には鏡がある。覗き込んだ。瞼が腫れぼったい。両の瞼がむくんで垂れ下がり、それでなくても小さな目...
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2007年9月17日 まつや

今回は蕎麦の話だ。東京には蕎麦の名店が多いといわれる。「いわれる」と書いたのは、最近、その評価が当てにならなくなっているからだ。先週土曜日、久々に妻を伴って神田の「まつや」に行った。近くに「かんだやぶそば」もある。この一帯は、蕎麦好きのメッ...
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2007年9月14日 ドコモ

会社近くのドコモショップに、「卓上ホルダ」を買いに行った。乗せておけば携帯電話の充電ができるという、あれである。昨日のことだ。(余談) 「ホルダ」とは、何とも落ち着きの悪い表記である。できることなら「フォルダ」と書きたいのだが、箱には「卓上...
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2007年9月10日 生きる

廉恥、という言葉は、もはや死に絶えたのだろうか?昨夜、テレビ朝日のドラマ「生きる」を見た。黒澤明監督の最高傑作の1本をリメイクである。原作は「シネマらかす#67 生きる― ああ、戦後民主主義」で取り上げた。愛着のある原稿ではありながら、いま...
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2007年9月7日 嫌な予感

昨日から、嫌な予感があった。今日、予感が現実になった。東海道線、京浜東北線が朝から止まった。台風9号が関東を直撃した。久々のことだ。昨日の朝の予報では、日付変更線が変わるころから今朝6時の間に東海から関東にかけて上陸する恐れがあるとあった。...
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2007年8月30日 シリーズ夏・その10 膝の痛みと敗北と

ずいぶんと間が開いてしまった。更新が少ない。これではいけない。次を書かねば。という気は常にあった。あったのにできなかった。いくつかの原因がある。最大の原因は猛暑である。何度も書いたが、九州で生まれ育った山猿であるにもかかわらず、私は暑さにか...
らかす日誌

2007年8月6日 シリーズ夏・その9 とりあえず

突然だが。過去の思い出で綴ってきたこのシリーズに「今日」を加えることをお許し願いたい。まあ、8月6日が夏であることは間違いないから、タイトルを裏切る訳ではないが、リズムが変わる違和感をもたれるかも知れない方々へのお断りである。散々な日だった...
らかす日誌

2007年8月5日 シリーズ夏・その8 全力疾走

先ほど車に乗って外気温を見たら、36℃だった。この暑さに耐えるのは人間業ではない。とうとう、夏が本格化した。いやだなあ……。前回の日誌によると、私は高校2年生の夏休み、自宅に籠もりっきりで「チャート式数1」に取り組んでいたはずである。だが、...
らかす日誌

2007年7月25日 シリーズ夏・その7 立つ

男には立たねばならない「時」がある。そんな「時」が巡ってくるのは夜だけとは限らない。私に、その「時」が訪れたのは、高校2年生の夏休みだった。私は自宅で学習するという習慣がほとんどなかった。小学校時代は、せいぜい先生に怒られないためにチョコチ...
らかす日誌

2007年7月11日 シリーズ夏・その6 金鷲旗

金鷲旗(きんしゅうき)全国高等学校柔道大会といっても、ご存じの方は限られているに違いない。毎年7月下旬に福岡市で開催される高校生の柔道大会である。私は高校1年から3年間、この大会に正選手として出場した。いや、私が柔道の才能に恵まれていたわけ...
らかす日誌

2007年7月10日 シリーズ夏・その5 宿題

「誰にでも振り返ると胸が痛みだすような、幼いころの夏の思い出がひとつぐらいはある」真保裕一著、「発火点」(講談社文庫)の書き出しである。「シリーズ夏」を書いている時にこの本を手にしたのも何かの縁であろう。この一説を読みながら、私の幼いころの...
事件らかす

#8 胸部X線:要精密検査

人間、少なくとも一度は自分の死と対面せざるを得ない。その時、その人間の本性が露呈する。春の健康診断の結果が来た。先週の水曜日である。毎年2回の定例行事。あまり関心はない。悪い所はいつも決まっているからだ。・右耳が難聴。 ・血圧がやや高め。 ...
らかす日誌

2007年7月1日 シリーズ夏・その4 人類進化史

7月初日というのに気温はそれほど上がらず、心地よい風が吹いた。過ごしやすい1日だった。9月中旬までこの調子でいってほしい。私の願いが叶えばオロオロアルクサムサノナツとなり、冷害でまずい外米を食べる羽目に陥るかもしれないが、私はそれでも涼しい...
らかす日誌

2007年6月30日 シリーズ夏・その3 恥と意地

朝、犬の散歩で汗まみれになった。朝食後、汚れ放題だった車を洗車して汗まみれになった。夕方、瑛汰とリンと散歩にでて汗まみれになった。夏本番を思わせる一日だった。瑛汰が来ていたこともあり、我が家は朝からエアコンが稼働し続けた。金のかかる一日でも...
らかす日誌

2007年6月29日 シリーズ夏・その2 老朽クーラー

とうとう、冷房がないと眠れない時期に入った。私の寝室では、午後11時頃から真新しいエアコンが稼働している。数日前からのことだ。昨夏までは、クーラーが働いていた。名古屋で次女が生まれた時に買った物だから、4半世紀を生き抜いた古強者だった。次女...
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2007年6月28日 シリーズ夏・その1 冷房設定温度

何度も書いた記憶があるが、私は夏の暑さが大嫌いだ。冬の寒さなら、寒くなくなるまで服を着れば済む。それで足りなければカイロを使えば温かくなる。夕闇に包まれたら、鍋を囲んで熱燗を傾ける。体の芯から温まり、快適この上ない。だが、夏の暑さは何ともな...
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2007年6月25日 足が地に着く

広辞苑で調べてみた。足が地に着かない=1,気持ちがたかぶって落ち着かない          2,考えだけが先走って裏付けがしっかりしない。うわすべりである。ま、直感的に理解できない言葉ではない。気持ちがたかぶれば体が宙に浮いたような気分にな...
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2007年6月6日 新譜

ポール・マッカートニーという人は、ずいぶん素直に老いる人である。彼の新作、 「追憶の彼方に Memory Almost Full」が今日発売された。が、CDの発売日とは不思議なものだ。その日に初めて売り出されるはずのCDが、前日の夕方にはC...
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2007年5月23日 平岩外四さん

平岩外四さんが昨日亡くなった。奇しくも、昨日は私の誕生日である。朝刊でそれを知り、1人冥福を祈った。いつものように、我がホームページへのアクセスをチェックした。アクセスが急に増えていた。検索語を見て納得した。平岩さんである。「シネマらかす2...
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2007年5月20日 訂正

5月6日にアップしたらかす日誌「磁石」に、一部誤りがありました。指摘して頂いたのは、新潟県にお住まいと思われる中村修さんです。ご本人の承諾をいただきましたので、頂いたメールを転載させて頂きます。自分で訂正原稿を書けばいいではないかという見解...
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2007年5月15日 造顔マッサージ

DVDのコピーを、いま終えた。タイトルもプリントした。中身は、「造顔マッサージ」である。コピー枚数4枚。話は日曜日にさかのぼる。夕方、息子夫婦がやってきた。この日は母の日。そのための来訪である。母の日といえども、夕食を作るのは、日頃の働きに...
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2007年5月6日 磁石

あらゆる人に聞いてみたい。あなたは、磁石を使って金属の微細な傷を見つける方法を知っていますか? ご存じだったら教えていただけませんか? いろいろと役に立ちそうだから。唐突なのは百も承知だ。しかし、今日の朝刊で唐突な事実を知らされて、何とも理...
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2007年5月5日 昼寝

私のゴールデンウイークがやっと始まった。1日半だけの連休が。今朝、娘と啓樹が四日市へ戻った。10時32分、新横浜発の新幹線で。当然、私は専属運転手として駅までお供をした。2人が改札口から消えた時、私のゴールデンウイークがやっと始まった。この...
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2007年5月2日 中間報告

現在、午後9時半。やっと啓樹が寝た。久しぶりにパソコンの前に座る。30日の銀座には、長女一家と次女一家が同行した。大人6人とガキ2人での昼食。松屋のレストラン街で「上野精養軒」に入る。全員遠慮をしたのか、締めて1万2000円強。啓樹はお子様...
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2007年4月29日 ゴールデンウイーク

これから書くのは、昨日の日誌である。何故当日中に書けなかったかは、最期までお読み頂ければご理解頂けると信じる。妻の友人が札幌から出てきた。知人の子息の結婚式に参列するためである。札幌在勤中(グルメらかす「第 12回 札幌ラーメン」、「第 1...
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2007年4月22日 また岡林信康

このような個人サイトでも、ときおり読者の方からメールをいただくことがある。1人パソコンに向かい、なかなか進まない原稿を相手に悪戦苦闘し、できあがった原稿に落胆することが重なると、いったい何のためにこんなことをしているんだろうと執筆意欲がしぼ...
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2007年4月19日 風邪

今朝目覚めたら、喉が痛かった。季節はずれの風邪である。昨夜は、NHKハイビジョンで録画しておいた「宗家の三姉妹」を見て、12時前に寝た。早く自宅に帰った日は、映画を鑑賞する。それが最近の生活パターンだ。中国近代史の中心にいた3姉妹の歴史絵巻...
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2007年4月4日 当たり年

今年は、私に関する限り、交通事故の当たり年である。すでに書いたが、3月3日、トラックと自転車が出会い頭にぶつかる事故を目撃した。路上に投げ出された母親が、しばらくはピクッとも動かない。そんな事故に遭遇するだけでも希有なことだと思っていた。と...
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2007年3月25日 久しぶり

昨日、妻を伴って立川まで出かけた。妻との外出は、すべて車使用となる。足が強くないためだ。ために、休日の私は、妻の専属ドライバーと化す。なのに、専属ドライバーとして受け取るべき給料は遅配の連続で、一度も頂いたことがない。昨日も、渋滞する片道2...
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2007年3月13日 犯人は?

日興コーディアルグループの株式が東京証券取引所の上場廃止を免れた。今朝の新聞を見て、「あれっ?」と思われた方も多かったに違いない。何を隠そう、私もその1人である。「あれっ? 上場廃止って、決まってたんじゃなかったの?」もとより私には、日興コ...
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2007年3月5日 命知らず

命知らずが増えている。ハンドルを握っていると、そう感じる。危ない自転車が多すぎる。・道路の右側を走っていていて、後方確認なしに道路の左端に車線変更する自転車。 ・道路左端から、フラフラと道の真ん中に出てくる自転車。 ・酔っているのか、蛇行運...
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2008年2月27日 BW800レポート・その4

本日分はこれが最後である。短く行こう。「その3」で書いた疑問の1つが解決した。お任せダビングにしておけば、「戻る」ボタンを押さなくても、予約した録画はやってくれる。録画に失敗する危険を承知した上で、えいやっ、とやってみたら、ちゃんと録画して...
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2007年2月26日 策伝大賞

我ながら、ご苦労なことだと思う。24、25の両日を費やして岐阜市に行ってきた。目的は、長良川国際会議場で開かれた第4回全日本学生落語選手権「策伝大賞」である。全国の大学の落研から、我こそはという学生が一堂に会し、日頃鍛えた腕前、ならぬ喉前を...
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2007年2月22日 君に捧げるラブソング・コード

様々な検索語で、この「らかす」にたどり着いてくださる方々いらっしゃる。どんな検索語が使われているのか。それをチェックするのが私の日課でもある。例えば昨日、最も多かったのは「クリスキット」で4人。続いて「らかす」3人、「フリチン」2人。中には...
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2007年2月15日 変化

目覚めたのは6時24分だった。朝一番の仕事は、愛犬「リン」の散歩である。いつものように服を身につけ、頭髪の寝癖を隠すためにハンチングをかぶって身だしなみを整えた。腰にはウエストバッグを巻く。中には500mlの水が入ったペットボトル、ポケット...
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2007年2月7日 悪貨は良貨を駆逐する

まとめて、岡林信康を聞いた。何年ぶりのことだろう。聞いて思った。いいものはいい。誰がなんと言おうと、岡林はいい。先週、30数年ぶりで飲んだ旧友から、岡林のVD-Rが6枚、今日会社に届いた。テレビ局に勤める彼と、かつて共通のカリスマだった岡林...
らかす日誌

2007年2月1日 そんなにいけないこと?

1人のオヤジがめった打ちにされている。女性を「産む機械」と口走ってしまった柳沢厚労相である。野党は足並みを揃えて辞任を求める。新聞は識者と呼ばれるらしい人たちの談話を集めて柳沢発言の問題点をあげつらう。ついには自民党の中からも辞任要求が出始...
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2007年1月22日 手

我が家の和室で瑛汰を腹這いにして遊ばせていた。昨日のことである。瑛汰は次女の長男で、昨年7月13日に生まれだから、この日で生後半年と8日。すでに離乳食を始めており、堅太りで手足の力が強い。まだ這えないが、腹這いにするとお尻を持ち上げる。寝返...
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2007年1月19日 危ないオヤジ・追記

一昨日の日誌で書いた事実について、今朝、我が妻が新たな情報をもたらした。「啓樹はさあ、ミニカーで遊ぶ時も『ボス、危ない!』って言ってるらしいわよ」四日市の娘と電話で話したらしい。そうか、危ないオヤジのイメージは、啓樹の心に強固なイメージを形...
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2007年1月17日 危ないオヤジ

「それがさ、覚えてるらしいのよ」今朝、突然妻の言葉がやってきた。我が妻の口から出る言葉は、いつも完成途上にある。短い言葉による会話はある共通理解領域があって初めて成立するのだが、彼女はそれを無視する。自分の頭の中にある共通理解領域は、私の頭...
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2007年1月13日 ドック入り

本日、我が愛車がドック入りした。6月に我が家にやってきた、まあ、まだピカピカの新車、同然の車である。いや、あった。それが、どうにも見ていられないほどの傷を負ったが故に、入院したのである。事故は11日木曜日朝にさかのぼる。私が会社に出かける準...
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2007年1月8日 台風一過

台風が去った。あのやんちゃ坊主の啓樹の一家が、今朝10時過ぎ、自宅の四日市に向かって出発した。いまごろは東名高速を走っているはずだ。「ボス、だっこ!」も、「ボス、パズル!」も、「ブーブー行こか!」も我が家から消えた。年末の25日から居続けだ...
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2007年1月3日 年賀

あけましておめでとうございます。と書く時間が、やっとできた。前回登場した、私に「ボス、だっこ!」とせがむちびっ子ギャング(ご紹介が遅れました。啓樹と申します)がまだ逗留しているせいである。なにしろ、朝7時過ぎに愛犬「リン」の散歩から帰宅して...
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2006年12月29日 腰痛

突然、腰痛が来た。今朝のことだ。いつものように、愛犬「リン」の散歩に出かけた。午前6時27分のことである。2階の寝室から1階の玄関に出て、リンにリードをつけるべく、上がりかまちに腰をかけた。その瞬間だった。私の腰が、グキッ!と音を立てた。確...
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2006年12月27日 忘年会

昨日、職場の忘年会を催した。ま、12月は全国津津うらうらで、忘年会が挙行され、赤い顔をしたおっちゃん、おばちゃん、兄ちゃん、姉ちゃんが千鳥足でご帰還になっていることだろう。我々もその仲間入りをしたのである。だが、我が職場の今年の忘年会はちょ...
らかす日誌

2006年12月24日 キヤノン・追記

昨日の日誌で、中途半端な表現をしてしまった。「キヤノンが政治献金をせず、政治の世界と距離を置いてきたのには、それなりの企業理念があったはずだ」の部分だ。この中の「それなりの企業理念」というのは、曖昧で分かりにくい。今日になって気になりだし、...
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2006年12月23日 キヤノン

キヤノンが政治献金するんだってさ。これまでやったことがなかったのに。だからものの理屈が分かった人たちから評価されていたのに。あーあ、 ブルータス、お前もかってのは、こんなことを言うんかい?いや、政治献金は悪、なんてことを言うつもりはない。献...
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2006年11月30日 クラプトンのコンサート

昨夜、職場の仲間4人で武道館に出かけた。待ちに待った Eric Clapton のコンサートである。悪いことに、来年度の予算案提出の締め切り日と重なった。朝から大車輪で予算案に取り組み、午後3時には作業がほぼ終了に近付いたが、肝心の見積もり...
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2006年11月24日 息子の結婚、こぼれ話

息子の結婚式の前日だった。2次会で幹事を務めるという息子の友人から、突然電話をもらった。「お願いがあるんですが」息子が結婚するのである。2次会で幹事を務めてくれるともからの頼みである。私にできることなら引き受けざるを得ない。「2人に手紙を書...
らかす日誌

2006年11月22日 息子の結婚

息子が、19日(日)に結婚した。このところ、新しい原稿を全くアップしなかった、いやできなかったのは、私も何となくせわしない日々を送ったからだ。お詫びかたがた、当日、私が行った挨拶の原稿をお目にかける。もちろん、当日は相当の酒を飲み、挨拶をす...
らかす日誌

2006年10月10日 ヴァギナバーベル

某国立大学大学院の人間・環境学研究かを卒業した後輩(女性)の修士論文を読む機会があった。その中に、表題の言葉が出てきた。ヴァギナバーベル知らん。何物であるかを知る必要がある。ネットで検索してみた。3つのコブを持った金属製の棒の写真が出てきた...
らかす日誌

2006年10月4日 カルチェ・ラタン

私には変な癖がある。常に10冊から20冊の未読本を手元に置いておかないと心が安まらない。なのに、手元にありながら、なかなか手をつけない本がある。好きな作家の本である。なんとなく、読んでしまうのがもったいなくて、ほかの本から先に読む。子供が、...
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2006年10月1日 フェアレディZ

知人が車を買った。本日のタイトルとした車である。彼の妻女から電話で知らされた我が妻によると、430万円。まあ、立派な価格である。私の記憶によると、それまで彼は、クライスラーのジープチェロキーに乗っていた。よほど気に入ったのか長年のご使用で、...
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2006年9月28日 飲酒運転

いや、日本は大変な国になった。経済大国の次は男性主導型淫乱大国になったと9月15日に書いたが、いまや日本を特徴づけるのは色狂いだけではない。どうやら、車のハンドルを持っている人の半分以上は酒に酔っているらしい。飲酒運転大国の名誉も、我が日本...
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2006年9月17日 革命家イエス

宗教とは何か 下 マタイ福音書によせて(田川建三著、洋泉社MC新書)を読んだ。心躍る読書だった。最初の一文からぶっ飛んだ。 — 貧しい者は幸い  これは嘘だ。たとえどんなことがあっても、人間が貧乏だからといって、それで幸福だ、なんぞというわ...
らかす日誌

2006年9月15日 病気

またやっちまったんだね、植草教授。前回はJR品川駅のエスカレーターで、手鏡を使って女子高生のスカートの下を覗いた。有罪判決を受け、「法廷の外でえん罪を晴らす」と豪語して控訴しなかった(「日刊スポーツ」より)らしいが、さて、舌の根も乾かぬうち...
らかす日誌

2006年9月10日 駄作

今日夜8時から、WOWOWで蝉しぐれ( 黒土三男監督、市川染五郎・ 木村佳乃主演)を見た。見終わってがっかりした。こんな映画を作っていては、日本映画の再生は遠い。原作者の藤沢周平さんも、墓場の陰でアレアレと嘆息しているに違いない。この映画、...
らかす日誌

2006年9月4日 ビッグバン宇宙論

8月24日の日誌で、好色 義経記を読み始めたとお伝えした。過日、読了した。これ、小説だろうか? ハイライトシーンはある。だが、一貫したストーリーがない。この本だけでは、義経なる人物の生涯が、細切れにしか分からない。もちろん、ずいぶん昔の人だ...
らかす日誌

2006年8月31日 頭髪

いつものように家を出て会社に向かった。何気なく、道路脇の違法駐車車両を見た。私が窓ガラスに映ってた。いつもと違う私がいた。頭髪が逆立っている!なぜ? 記憶回路が稼働を始めた。すぐに答えが出た。整髪していない!私の朝は犬との散歩から始まる。今...
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2006年8月24日 フランチェスコの暗号

フランチェスコの暗号、継いで戦争と国土 司馬遼太郎対話集6(文春文庫)を読了した。「フランチェスコの暗号」は8月11日の日誌に、「本を閉じるのが惜しくなるような躍動感が、まだ出てこない」と書いた。ついに、最後まで出てこなかった。下巻の末尾に...
らかす日誌

2006年8月19日 ソニーKV-32DZ900

「ん? お前、リモコン触った? テレビ、消した?」茶の間にあるテレビ、ソニーKV-32DZ900がの電源が突然落ちたのは、ちょうど1週間前だった。昼食の最中である。「いや、触ってないよ。だって、リモコンはお父さん差の前にあるじゃない」娘が答...
らかす日誌

2006年8月14日 iMac完全復活までいま一歩

8月7日の日誌で報告したように、自宅に戻ってきたiMacは完全復調から遠かった。やむなく、12日土曜日、大手術に踏み切った。内蔵のハードディスクを完全に初期化し、システムをゼロから入れ直すのである。内蔵ハードディスクの初期化には手順がある。...
らかす日誌

2006年8月11日 最近の読書

暑気あたりで脳がオーバーヒートしているのか、「シネマらかす」の原稿が遅々として進まない。パソコンの前に座っている時間はそれなりに長いのだが……。秋の冷気が恋しい日々である。だが、読書だけは順調に進む。ま、通勤電車の中で、あるいは昼飯を食いな...
らかす日誌

2006年8月7日 iMacその後

前回(7月24日)の日誌で、 「できるだけ頻繁にホームページの更新をしよう」と書いた。ところが、現実は空約束になってしまっている。更新を楽しみにしていらっしゃる方(もしいらっしゃれば)、どうも相済まんことでございます。許してたもれ。これには...
らかす日誌

2006年7月24日 iMac戻る

ここしばらく、ホームページを更新しなかった。いや、しなかったというより、できなかった。自宅のiMac G5の挙動不審については「らかす日誌 7月10日 冷や汗」で書いた。あれで何とか治まった、非常への備えもできた、と楽観視していた。ところが...
らかす日誌

2006年7月19日 日経さんよ

今朝の日本経済新聞1面のコラム「春秋」に、こんな一節があった。「問題の湯沸かし器の製造元、パロマ工業は、修理業者による改造が事故原因として、公表もせず、対策もなし。社会的責任について自覚ゼロの荒涼とした企業風土が透けて見える。ここでも疑問な...
らかす日誌

2006年7月10日 冷や汗

昨日の朝、我が家のパソコン、iMacが瀕死の状態に陥った。いつもの休日のように、朝食を終えて立ち上げた。いつもの起動音が流れた。そのまま歯を磨きに洗面所へ向かい、パソコンの前に戻った。「??」モニターがグレーのままである。おかしい。確かに最...
らかす日誌

2006年7月8日 水漏れ

額に冷たいものが落ちた。夕刻、犬の散歩から戻って自宅に入りかけたときのことだ。我が家は、1階の半分が駐車場兼玄関へのアプローチに、半分が家屋の1階部分になっている。冷たいものを感じたのは、アプローチ部分に入ったときだった。「ん?」と上を見上...
らかす日誌

2006年7月4日 スポーツ立国?

日本はとうとう、経済力で世界の後塵を拝した。アメリカにも、欧州共同体(EC)で結束を固めるヨーロッパにも引き離され、アジアの新興諸国にも水をあけられてアップアップ状態にある。いまや金融だけでなく、かつては世界のトップにあった物作りもすっかり...
らかす日誌

2006年7月1日 朗報

タバコをこよなく愛する方々へ。朗報があります。まず次の文章をじっくりお読みいただきたい。 タバコは「健康を損なうおそれがある」とされている。 ところが、そう指摘されながら、生命保険に関しては、「愛煙家」も「「非喫煙者」も掛け金は同額なのはど...
らかす日誌

2006年6月30日 義父

義父が呼吸困難に陥った。知ったのは、昨夜10時半頃のことだ。職場の仲間と一杯やって10時前に帰宅していた。やや飲み足りなかった感じがして、1人ちびちび焼酎を飲んでいる最中に、隣の義父宅から連絡があった。すでに救急車は呼んだという。あわてて駆...
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2006年6月26日 カーナビ

昨日の日記で書き忘れたことがあった。カーナビである。今回の旅行は、カーナビの助けなしには実現しなかった。なにしろ、増山のおばあちゃんの家は、岐阜市の田園地帯にある。いただいていた年賀状に記された住所を頼りにしようにも、田園地帯とは、道が曲が...
らかす日誌

2006年6月25日 おばあちゃんと元上司のこと

本日夕、岐阜、愛知、三重2泊3日の旅から無事戻ってきた。愛車の走行距離計が一挙に1000km増えた。 「増山たづ子さん(私とのご縁は、「グルメらかす # 08  山里の味」をご参照いただきたい)の墓参りをしたい」今年3月、新聞で突然おばあち...
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2006年6月22日 沖縄

昨夜は、地方テレビ局のOBたちとの飲み会だった、デジキャス時代に知り合い、彼らが職を去ったいまでも、年に2回程度集まって懐旧談に花を咲かせる。まあ、私もデジキャスを去った身だから、世に言うOB会だ。店は、銀座の沖縄料理店。仲間の1人が沖縄出...
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2006年6月20日 こんぱる座

人間、気が進まなくてもやらねばならないことが、時にはある。気が進まないことを避けるのがストレスを減らす最善の道であることは充分以上に承知しながら、避けることができないことが、時にはある。昨夜がそうだった。いま私は、小さな職場の責任者である。...
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2006年6月14日 ダ・ヴィンチ・コード

巷で噂の「ダ・ヴィンチ・コード」を見に行ってきた。平日に? 平日に。しかも、堂々と。仕事をさぼって? 仕事はさぼらずに。堂々と胸を張って。実をいえば、妻に付き合って慶応大学付属病院まで行ってきた。妻は2度目の大腿骨骨折(「事件らかす #5 ...
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2006年6月12日 クリスキット

職場でクリスキットを買った。もちろん公私混同ではなく、仕事上、ステレオが必要になったのだ。であればクリスキットが一番いいと私が推薦したのである。それが、先日届いた。ご案内のように、クリスキットは届いたものを開封しても、音楽は出てこない。組み...
らかす日誌

2006年6月10日 リクエスト

読者からメールをいただいた。私の拙い文章、中でも「シネマらかす」を楽しんでいただいているらしく、リクエストが添えてあった。ジーン・ハックマンとアル・パチーノの「スケアクロウ」と、ハンフリー・ボガートの「マルタの鷹」の2本である。この2本を取...
らかす日誌

2006年6月6日 日本語

W君の書いた申立書に、やや生硬な日本語があった。それが爆笑のきっかけになった。「おい、W君、君の文章は硬いなあ。この短い文章に『制作することにより』、『実施することにより』、『つくことにより』と3箇所も同じ表現がある。それに、『により』って...
らかす日誌

2006年6月4日 久々の連休

久々の土日連休だった。最近は、なぜか土日に仕事になることが多い。おかげで、楽しみにしているNHK大河ドラマを見逃すこともしばしば。今日も、山内一豊が、突然高松城の水攻めの現場にいた。えっ、もうそんなところにまで話は進んでいるの? と、時計を...
らかす日誌

2006年4月11日 迷惑メール

世に言う「迷惑メール」がたくさん送られてくる。週末、自宅のパソコンを開いてまずやらねばならないのは、こいつらの削除である。面倒くさいこと、この上ない。テレビによる情報配信を新しいビジネスとして立ち上げようとしたデジキャス時代、「ほかの企業は...
らかす日誌

2006年4月9日 Dreamweaver8

このところ、平日より週末の方が忙しい。いわずとしれた、原稿の移設作業である。昨日、土曜日も、朝からかかりっきりだった。「とことん合理主義」の17から21までを一気にhtml化し、ついでにアップした。アップして、まだまだ時間があった。欲が出た...
らかす日誌

2006年4月7日 赤ひげ診療譚(新潮文庫 山本周五郎著)

書店で、ふと目を引かれた。黒澤明監督の名画「赤ひげ」の原作である。その程度の知識はあった。映画は何度も見た。見るたびに涙腺を緩ませた。なのに、原作の方は読もうと思ったことがなかった。「感動するのは、黒澤監督が撮った映画だからである。黒澤監督...
らかす日誌

2006年4月6日 尊厳死

同僚のお父さんが亡くなった。昨日朝のことだ。早朝に危篤の報を受けた彼は、最初の飛行機を捕まえて故郷に飛んだ。高知県の山奥である。だが、死に目には間に合わなかった。東京と彼の故郷の間は、そんな時間で隔てられている。末期の胃ガンだった。食べ物が...
らかす日誌

2006年4月5日 国家の品格(新潮新書、藤原 正彦著)

私はベストセラーが嫌いだ。多くの人、というより、多すぎる人が買う本は、それだけでうさんくさい。どうせタレント本の類か、愚にもつかないノウハウ書の類に違いない。中身も見ない前からそう決めつける。物を書く人間の嫉妬だろう、って? いや、いや、私...
らかす日誌

2006年4月2日 池波正太郎の映画日記(講談社文庫)

作家って、映画をどんな風に書くのだろう? そりゃあ、池波正太郎という人は、私は1冊も読んだ記憶がない作家だが、多くの人に評価されたから仕事を続けることができたはずだ。だとしたら、私が「らかす」で続けている「シネマらかす」の参考になりはしない...
らかす日誌

2006年4月1日 歴史の夜咄(小学館文庫、司馬 遼太郎・林屋 辰三郎著 )

この本は、もう2,3週前に読み終えていた。日本の歴史に造詣が深い作家と、歴史学者の対話。年齢とともにこの国の本当の歩みを知りたいという思いが強まっている私だから、書店で見て1も2もなく手を伸ばし、通勤途上で楽しく読んだ。碩学2人の話の中身を...
らかす日誌

2006年3月29日 プジョー306

迷った。訝った。感心した。唸った。そして、既成概念にとらわれず、自由で合理的な発想を当たり前のこととして実行するフランス魂は偉大なものだと思い知らされた。ことは、我が家の車である。先日、とある事情で、我が家にフランス車がやってきた。1997...
らかす日誌

2006年3月26日 作業本格化

昨日、盟友のY氏が来宅。Dreamweaver 8 の基本的な使い方を伝授してくれた。あまりできの良くない生徒ではあるが、まあ、一通りのことを自分でもやってみて、何とかなるところまで来た。これで、デジキャスのホームページから、私の個人的なホ...
らかす日誌

2006年3月24日 地球温暖化とオフィス

決まったことだから、という発想しかできない人がいる。みんなが言っているから正しい、という判断しかできない人がいる。私の嫌いなタイプだ。あんた、自分で考えるって習慣はないの? 自分の頭があるのに、どうしてそれを使おうとしない? 他人が決めたこ...
らかす日誌

2006年3月22日 結婚式のスピーチ

結婚式における花嫁の父親とは、華やかで喜びに満ちた空間における唯一の悲しみに満ちた存在だそうです。心ならずもその役割を引き受けさせられた立場から、本日は皆様に悲しみのお裾分けをしたいと思います。悲しみが深い分、挨拶が長くなるかも知れません。...
らかす日誌

2006年3月14日 更年期

「更年期、なんだって!」昨夜、送別会で意識朦朧となって帰宅した私に、妻が大きな声で告げた。「更年期? だれが?」 「あなたに決まってるじゃない」昨日の朝、妻が持病の治療のため、病院に点滴を受けに行った。病院まで車で送りながら、ふと思いついて...
らかす日誌

2006年3月13日 ロックンローラー

仕事で知り合ったロックンローラーと食事をした。今日が3回目の食事会である。初めて2人だけで食事をした。彼は酒を飲まない。というより、一滴も飲めない。彼は作曲し、詩を書き、ステージでシャウトする。酒と女と薬、それに暴力。それが大衆が、ロックと...
らかす日誌

2006年3月7日 「愚かなり、市場原理信奉者」(藤原正彦著、文藝春秋3月号に掲載)

芥川賞受賞作を掲載する文藝春秋3月号を買った。もちろん、読みたかったのは受賞作「沖で待つ」(絲山秋子著)である。ほかにどんなものが収録されているのか、確かめもしなかった。芥川賞はそこそこだった。可もなし、不可もなし。この小説だけだったら、金...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第1回 :前史

これからしばらく、一人の先達のことを書き続けようと考えている。先達の名は、桝谷英哉さんという。桝谷さんは、こよなくクラシック音楽を愛した。最高の音質で音楽を楽しみたいと思った。市販の製品ではどうしても満足できず、ほとんど独学でオーディオ回路...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第2回 :奥さんの声

「もしもし」(余談) 通常、日本の電話はこの4文字から始まる。 アメリカに行って初めて電話をしようとした人が、最初の呼びかけをどうしたらいいか、さんざん考えた。挙げ句に、 “ If, if ” と語り始めたという古いジョークがある。そんな人...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第3回 :虜になった

クリスキット、Mark8が届いた。買った新車が届いたら、すぐに乗りたい。コーヒーメーカーを入手したら、何はともあれコーヒー豆を挽き、味わいたい。新しいベッドが届いたら、とりあえずその上で横になってみたい。新しい女が来たら、まず……てなわけで...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第4回 :たこ焼き先生 1

桝谷さんは1925年6月、神戸の純日本料理屋に生まれた。一人っ子である。純日本料理屋には芸者が出入りした。いまと違って、本格的な芸、それも日本の伝統芸能を身につけなくては一人前の芸者と認めてもらえなかったころである。おまけに、お母さんは長唄...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第5回 :たこ焼き先生 II

桝谷さんは淡路島の洲本商業高校を出た。終戦間際のことである。まもなく「第2乙種合格」で戦争に駆り出される。幸い1年たらずで戦争が終わり、故郷に戻った。だが、慣れ親しんだ自宅は灰燼に帰していた。あれほど大事にしていた電蓄もレコードも、すべて灰...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第6回 :たこ焼き先生 III

たこ焼き先生も万能ではなかった。「オーディオアンプを設計するには、交流理論が必要なことが判りましたんや。これは、たこ焼き先生も余り詳しくなかった。しょうがないですわ。でも、そうなると、自分で勉強せなあきません。ま、乗りかかった船や。勉強せざ...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第7回 :君子の上

桝谷さんが君子であったことを証明したい。君子(きみこ)ではない。君子は豹変すの君子(くんし)である。 くんし 1 【君子】    1)学識・人格ともに優れ、徳行のそなわった人。 「聖人―」    (2)身分・官位の高い人。(コメント) 学識...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第8回 :君子の中

試行錯誤はしてみるものである。桝谷さんの試行錯誤は大きな成果を生みだした。最大の成果は、トランジスタを使ったアンプを手がけたことだ。前回も触れたが、今となっては失敗作というしかないプリメインアンプである。 だが、この失敗がなければ、トランジ...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第9回 :君子の下

「大新聞が、どうしてこんなバカな記事を書くんでっか」桝谷さんからの電話をとると、突然、怒声が飛び出した。1994年3月のことだ。といわれても、何の話かわからない。怒り狂う(といった表現がぴったりだった)桝谷さんをなだめすかして話を聞くと、逆...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第10回 :安いのを買え!

このコラムを読んでクリスキットを買っちゃった人が現れた。といっても、私の知り合いだが。休日に我が家まで来て、自分で持ち込んだCDを聞いて(私がそうするように言ったのですが)、その場で購入を決めた。彼が買ったMark8-Dが完成した。私が作っ...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第11回 :ケーブルの話

マニアというものは、己のマニアックな心情の対象になっているものについて、とことんこだわる。隅々にいたるまで、絶対にゆるがせにしない。釣りのマニアは、釣り竿からリール、ライン、仕掛け、釣り針は言うに及ばず、ウエア、小道具にまでこだわる。釣りの...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第12回 :1本 24円

桝谷さんとクリスキットについて書き継いできた連載も、今回で12回目となった。ま、よく書いたものだ。ちょっと古いけど、自分で自分を誉めてあげたい。この間、へんてこな私の連載を読んでいただいている人の数も、ほとんど倍々ゲームで伸びてきた。私にと...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第13回 :5万円

今回も、我が畏友「カルロス」が登場する。ヤツが我が家に遊びに来はじめたころだった。当然のことながら、酒を飲んだあとは、クリスキットで音楽を聴く。ヤツは勝手に私のレコードを引きずり出し、The Beatles はもちろんのこと、John Le...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第14回 :マルチチャンネル

「5万円」の補足から始めよう。初めてマルチセルラー・ホーンを作ったとき、桝谷という人は天才だ、と心から思った。あるいは、とんでもないヤツだと感心した。発想が我々凡人とは全く違う。セルラー(cellular)を辞書で引くと、「区画式の」とある...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第15回 :ホーンなんですが……

今回は付録のようなものです。私の、マルチセルラー・ホーン組み立ての苦労話です。マルチセルラー・ホーンに関心がない方は、お読みいただかなくてもいっこうに差し支えありません。あなたにも作れるマルチセルラー・ホーンなんてものを書くほどの自信がない...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第16回 :客とは

私は前に、桝谷さんは「君子」であったと書いた。しかも、同じタイトルで3回も連載した。しつこかったかもしれない。だが、桝谷さんが「聖人」であったと書いたことはない。桝谷さんは、普通以上に怒る人だった。喧嘩をする人だった。こういう人を普通、瞬間...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第17回 :趣味

「アンドレさん、あんた、英語はできますんかいな?」突然、厳しい質問を受けたことがある。桝谷さんが英語に堪能だったことは前に書いた。しかし、まさか、私に恥をかかせようという意地悪な狙いが桝谷さんにあったとは思わない。とはいえ、欠陥であると自覚...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第18回 :Macintosh入門

桝谷さんは、多くの人に先生と呼ばれた。受話器を取ると、「桝谷先生でいらっしゃいますか。私は……」というフレーズから会話が始まった。迷いに迷ったオーディオの道でクリスキットに巡り会い、迷いが一気に解消して、その勢いで、この秀逸なアンプを世に送...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第19回 :Macintosh学習

今回は、弥次喜多道中の本論である。いや、本論に入る前に、ちょっと前回の「Macintosh入門」を思い出して欲しい。Macの使い方を教えて欲しいという桝谷さんは、まず私に電話をかける。それが、授業開始のサイレンだった。桝谷さんが神戸にいて、...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 第20回 :Macintoshマスター

桝谷さんと私は、連日、無限への挑戦を続けた。当時の私と桝谷さんの関係は、かつての、たこ焼き先生と桝谷さんの関係のようなものである。伝える熱意、吸収する熱意、どちらをとっても、両者に大きな違いはない。1つだけ違いがあった。桝谷さんは、たこ焼き...
音らかす

とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 最終回 :さようなら、桝谷さん

桝谷さんの奥様から突然お電話をいただいた。2000年の夏だった。桝谷さんとの付き合いは長い。しかし、奥様?こちらからご自宅に電話をかけたとき、たまたま奥様が受話器を取り上げてくださる。そんな希なケースにお話ししたことしかない。突然お電話をい...
事件らかす

#7 痴漢で漢で逮捕……?!

「赤坂警察署のものですが」我が家に突然かかってきた電話は、そう切り出した。昼下がり、警察署からの電話。これで楽しい会話を予想する者は皆無である。自然の流れとして、受話器を取り上げた者の想像は不吉な方向に向く。2005年1月12日午後2時半少...
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グルメに行くばい! 第47回 :番外編13 ラスベガス(下)

死ぬような思いでトイレを出てきた私を、同僚が、手持ちぶさたそうに待っていた。彼は、私を見るなり心配そうな声でいった。「どうしたんだ、えらく青い顔をしているが」      「いや、中でさ、本格的なぎっくり腰になっちゃって……」      「そ...
グルメらかす

グルメに行くばい! 第46回 :番外編12 ラスベガス(上)

なるほど。ああいうのをウンの尽きというのか。私がラスベガスで陥ったみじめな状況を、時間を経て振り返っての感想である。痛い思いをし、苦しみ悶えたのは私自身であったのに、いま思い起こすと、腹の底から大笑いしてしまいそうになる。悲惨さと笑いとは、...
グルメらかす

グルメに行くばい! 第45回 :番外編11 サンノゼ

これから始めるのは、腰痛の話である。しかし、単なる腰痛の話ではない。これほど悲惨な腰痛が世の中にあったのかと、読む人を涙に暮れさせる、書くも涙、読むも涙の腰痛の話である。お読みになるあなた、ハンカチかティッシュペーパーを手元にご用意願いたい...
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グルメに行くばい! 第44回 :番外編10 グランド・ケイマンと亀

飛行機は、グランド・ケイマンの飛行場に滑り込んだ。 “Thank you so much. And hope you have good holidays.” 隣席の美しい女性と別れ、飛行機を降りた。外に出ると、強い風混じりの雨に迎えられた...
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グルメに行くばい! 第43回 :番外編9 グランドケイマンへ

人の記憶とは変なものである。それまでのことは記憶にある。それからのことも記憶にある。前後から考えて、「それ」はあったはずである。なければつじつまが合わない。それなのに、頭の中のどの引き出しをあけても、「それ」がない。メキシコシティを出た私は...
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グルメに行くばい! 第42回 :番外編8 メキシコシティ

メキシコの公用語はスペイン語である。スペイン語は『神と話す言葉』といわれているくらい、美しい響きを持った言葉 と、作家の中丸明さんは、その著「丸かじりドン・キホーテ」で書いている。が、こちとらは、スペイン語は全く分からない。いまのところ、神...
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グルメに行くばい! 第41回 :番外編7 メキシコ入国

次に目指すは、高原の街、メキシコシティである。サンディエゴからの直行便はない。ロサンゼルスで乗り継ぐ。という知識を頭にたたき込んで、サンディエゴの空港に向かった。この街に来て4日目の朝だった。乗り継ぎ便の出発予定は午前10時半である。9時半...
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グルメに行くばい! 第40回 :番外編6 サンディエゴ

大西洋上を飛び、北米大陸を下に見て、飛行機はデンバー空港に着陸した。サンディエゴへは、ここで乗り継ぐ。荷物をピックアップし、空港ロビーに足を踏み入れた。私はガリバー旅行記の巨人の国に迷い込んだ。前を、2人連れの男性が歩いていた。やや伏し目が...
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グルメに行くばい! 第39回 :番外編5 まだまだロンドン

まだロンドンにいる。ホテル近くのパン屋さんで朝食をとって、仕事をして、夕方になったら、1人の時はインド料理店に入って酒を飲み、飯を食ってホテルに帰る。寝る。単調な生活ながら、ロンドンは住み心地がきわめて良かった。(余談)  ある夜、ホテルの...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編 I :プリアンプの製作 1

今回から3回シリーズで、クリスキットのプリアンプ、Mark8-Dを製作する。丁寧に作業を進めれば、ほとんどの人が立派なアンプを完成させることができるような製作記事にしたい。残念ながら、全員とは書けない。吹き出しそうな思い出がある。我が家に遊...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編 I :プリアンプの製作 2

桝谷さんの口癖は、「ものの理屈を考えない人は……」だった。いま私たちが作っているクリスキットのプリアンプ、Mark8-Dも、そのような桝谷哲学が詰め込まれた作品である。だが、いま、私は桝谷哲学を裏切っている。この製作記事には、ものの理屈はほ...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私  番外編 I :プリアンプの製作 3

前回までの作業で、全体の8割程度は出来上がった。頂上はもうすぐである。あなたは、もうすぐ、至高の音で、あなたの好きな音楽を楽しめるようになる!作業に疲れても、音楽に酔いしれる自分の姿を励みにあとひと踏ん張りしましょう!作業工程22:側板の取...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私  番外編 II :パワーアンプの製作 1

さて、前回の番外編「プリアンプの製作」から3ヶ月足らず。もう、プリアンプ、Mark8-Dはお作りになりましたか? お作りになった方は、その素晴らしい音色に満足していらっしゃるはずだ。そういう方々を、さらに深い満足に誘うため、「番外編II 」...
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グルメに行くばい! 第38回 :番外編4 再びロンドン

かくして、私は再びロンドンの地を踏みしめた。日曜日である。仕事はない。用事もない友もない。なのに、時間だけはたっぷりある。さて、どうする?私は、この貴重な時間を買い物にあてることにした。平日は仕事から仕事への渡り鳥で、土産を見繕う暇もないの...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 私 番外編 II :パワーアンプの製作 3

P35-III の製作も、最終段階に入る。くれぐれも慎重に進めていただきたい。特に今回は、組み立て作業もさることながら、P35-III に電気を流しながらの調整作業が3回もある。電気が流れているP35-III は、少しでも間違いがあると、か...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 私 番外編 II :パワーアンプの製作 2

P35-III の製作記を書き始めて、桝谷さんが書かれた「組立要領」を読み返してみた。用意周到な方である。というより、多分、たくさんの被害に直面されたのであろう。という思いがしたのは、こんな文章にぶつかったからだ。 「こんな理由から、クリス...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作1

無謀にも、また、マルチセルラーホーンを作ってしまった!「とことん合理主義 - 桝谷英哉さんと私 第15回 :ホーンなんですが……」はお読みいただけましたでしょうか?あの中で、あれほどいやがっていたマルチセルラーホーン作り。それを、また、やっ...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作2

結論から書くのが、文章をわかりやすくするコツである。そこで、マルチセルラーホーン製作に関する結論。1,確かにカットの精度は相当程度上がった。ずいぶん、作りやすくなった。が、過信は禁物である。2,マルチセルラーホーンの製作は、筋肉痛との戦いで...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作3

ハードディスクつきDVDレコーダーを買いました。膨れあがるテープに占拠された場所を取り戻すためです。かつて、アナログでとったテープをハードディスクに読み込み、DVD-Rに焼く。テープ4本分の幅で、DVDなら約10枚置けますから、効率は抜群。...
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グルメに行くばい! 第37回 :番外編3 ダブリン

不可能に挑む。いま、そんな気分である。不可能に挑む。この精神なくしては、人類は明日を築けない。コペルニクスもニュートンもアインシュタインも、不可能に挑んで、不可能を可能にした。レオナルド・ダ・ビンチもライト兄弟も同じ才の持ち主であった。現代...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作4

作業工程18:天板、横板の取り付け準備天板・底板を貼る前に、例によって角材を補強材として開口口に入れなければならない。開口口は、角が4つある線分である。角材は4つ必要だし、角材と角材の継ぎ目は、ある角度を持ってつながなければならない。横板を...
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とことん合理主義 – 桝谷英哉さんと私 番外編III :マルチセルラーホーンの製作5

ホーン部分の外回りは、前回までの作業で完成した。そこで、ちょっとホーンの中を覗いてみて欲しい。しっかり接着したはずのホーンの上下板と左右板の継ぎ目に、隙間ができていないだろうか?私の場合はできた。おそらく、石膏に含まれている水分がボンドを溶...
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グルメに行くばい! 第36回 :番外編2 ロンドン

前回の日記に対し、多くの方からメールをいただいた。「そうですか、香港に行っていらしたんですか。羨ましいですね」 「道理で、最近に目にかからないと思っていました」このような方々は、この日記の約束事を無視されたとしか思えない。この日記は、ほとん...
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グルメに行くばい! 第35回 :番外編1 香港

香港での仕事が何とか終わった。次の目的地はロンドンである。午後9時発のブリティッシュ・エアウェイズで飛ぶ。荷造りは済んだ。航空券とパスポートの確認もし、ともに、胸の内ポケットに収まっている。出発は5時間後。3日前、生まれて初めて香港の地に足...
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グルメに行くばい! 第34回 :鯛の塩釜

宴の余韻も消え、私は1人で名古屋に戻った。再び平穏な日々が始まった。朝目覚める。朝食を作って腹に詰め込む。シャワーを浴び、歯を磨き、髭を剃る。身支度を整えて仕事に向かう。1日の働きを終えると、会社の近くの「かつら」に足を運び、同僚、先輩、後...
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グルメに行くばい! 第33回 :チャーシュー

宴の後、は結構長かった。なにしろ、ゴールデンウイークの後半は、ずっと宴の後だったのである。「おい、カルロス。天気はこんなにいいのに、人が来ないなあ」「来んねえ。あれやろ。連休の最初の3日ぐらいで、財布の空っぽになったつやろ。みんな貧乏人たい...
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グルメに行くばい! 第32回 :アサリのパエリア

突然だが、我が妻は、お祭り好きである。鉦や太鼓の音がかすかにでも聞こえてくると、フワッと腰が浮く。ソワソワする。やがて、いても立ってもいられなくなる。このような性格を、軽薄、お調子者と呼ぶこともある。我が妻は、仕切たがり屋である。口を出す。...
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グルメに行くばい! 第31回 :桜の塩漬けのお吸い物

合成の誤謬、という言葉をご存じだろうか?100人の集団があって、100人がそれぞれに最も合理的と思われる選択をした。全員が合理的な選択をしたはずなのに、集団全体としては全くおかしな方向に進んでしまった。などという場合に使う。主に経済学で使わ...
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グルメに行くばい! 第30回 :カリフラワーのクミン炒め

ゴールデンウイークを目前に控えた4月下旬、畏友「カルロス」から電話が来た。「大道さん、あんた、ゴールデンウイークはどげんすっと? こっちに帰って来っとかね?」 「あ、うん。名古屋に1人でいても何もすることがないから、帰るつもりだが」(余談)...
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グルメに行くばい! 第29回 :カボチャのスープ

世に、変な自信家というのがいる。おおむね嫌われ者である。できればそばに寄りたくない。男と女は1.5m以内の距離に長くいればいるほどくっつく確率が高まるという。であれば、少なくとも100m以上の距離を、いつも保っていたい。 そんなヤツらである...
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グルメに行くばい! 第28回 :手捏ね寿司

前回で、我が病は膏肓に入った。病が膏肓に入るとどうなるか。通常は、治療がきわめて困難になる。しかし、治療をする気が全くない私の場合は、自信が身に付いた。なんといっても、そんじょそこらの店で食べるものよりずっと美味しいものを、自分の手で、我が...
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#6 人間ドック

このような1日を、何と表現したらいいのか? 屈辱の日? 恥辱の日? 汚辱の日? 生き恥の日? 惨死の日? 赤面の日? 男の誇りが失われた日? 人間としての尊厳が失われた日? 穴があったら入りたかった日?ふむ、これが一番ふさわしいかも知れない...
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グルメに行くばい! 第27回 :カレー

病膏肓に入るという。入るところはこうもうではない。こうこうである。私は長い間「こうもう」と読んでいた。恥ずかしい。膏とは心臓の下の部分、肓とは横隔膜の上の部分だそうだ。病気が、体の急所の奥に入り込み、こりゃもう手の施しようがないわ、という状...
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グルメに行くばい! 第26回 :肉じゃが

名古屋に、畏友「カルロス」がやってきた。いつのことだったかは記憶の闇に飲み込まれている。覚えていることだけ記す。畏友「カルロス」は、ワインを数本ぶら下げてやってきた。「おい、ワインはたったこれだけか?」 「なんば言いよっとかね。あんたはもら...
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グルメに行くばい! 第25回 :蒸しもやし

突然だが。親は、生まれたばかりの我が子を、ほかの子供から見分けることができるか?新生児なんて、どれもこれも猿のような、似たり寄ったりの顔をしている。どれが自分の子であるなんて、本当に分かるのか?自宅で、助産婦の助けで産んだ時代なら、間違うは...
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グルメに行くばい! 第24回 :ニシンのマリネ

ある土曜日、いつものようにデパ地下を歩いていた。このころになると、デパ地下、とくに名古屋三越の地下食品売り場は、すっかり私のなじみの場所だった。魚の売り場はどこか、有機野菜はどの売り場で扱っているか、コーヒー豆を買うときはどこに行けばいいか...
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グルメに行くばい! 第23回 :タラのグラシオサ風

高価なステンレス多層構造鍋も、使わなければステンレスとアルミの固まりにすぎない。高価なお金を払ったのは、大きな効果を得ようと思ったからである。使わなければならない。鍋は調理に用いてはじめて鍋になる。朝食、昼食と問題を解決してきて、いよいよ、...