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らかす日誌

2018年4月29日 書いてないなあ

先ほど、4月に入ってからの執筆本数を数えてみた。 7本。 これが本日のタイトルの意味である。 せっかく原稿の移行が済み、全力を新しい原稿に注げるはずなのに、この数。さぼり癖が抜けないようである。申し訳ない。 さて、昨日から11連休のゴールデ...
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2018年4月25日 韓国

一連の出来事を見ていて、韓国とは実にかわいそうな国であると思う。 国を率いる、あるいは率いた大統領が次々と刑事訴追される。それだけでも異様である。 国の経済を率いる財閥企業に次々と不祥事が起きる。不祥事が起きてもこれから社会に出ようという若...
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2018年4月19日 テレビ朝日

そうか、テレビ朝日であったか。 朝日新聞が朝刊で一部を報じ、今朝のNHKがテレビ朝日の記者会見をニュースで取り上げていた。それを見た瞬間、 「なんだそれ、映画の『インサイダー』とそっくりじゃん」 とひとりつぶやいた。アル・パチーノが演じたテ...
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2018年4月18日 進展

今日、OCNを解約する手続きをした。OCNとはNTTコミュニケーションズ。旧「らかす」のためにサーバーを借りていた。旧「らかす」をお読みいただいた方々は、OCNのサーバーにアクセスしていらっしゃったわけである。 この新「らかす」への原稿の移...
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2018年4月15日 不覚

朝から頭が冴えない。いや、冴えないのは常日頃だから、正確にはより冴えない。ボンヤリしている。どうやら、軽い風邪を引いたらしい。 原因と思われるのは昨夜、つまらぬ飲み屋で開かれた会合である。とにかく、ここの食事は不味い。素材の選択だけでなく、...
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2018年4月11日 前々から

そう、前々から一度見てみたいことがある。いまだに一度も見ていないところを見ると、見ないまま棺桶に入るのかも知れないと思うと、やや寂しい。 「何これ、不味っ!」 そんなシーンをテレビで見てみたいのである。 どういう訳か、この頃食べ物を扱う番組...
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2018年4月6日 お知らせ

嬉しいお知らせがある。 長い間続けてきた旧「らかす」から、この新「らかす」への原稿の移し替え作業が完了した。数日前のことである。通算してみると、いま書いているこの原稿が1643本目。我ながら、よく書き続けたものだ。 新しく「らかす」の読者に...
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2018年4月1日 そろそろ

我が家の前でいま、桜が満開である。いや、今年の春は勢いがよすぎ、満開を早足で通り過ぎたのか、昨日あたりから早くも散り始めた。昨日は降り積もった花粉で真っ白になっていた愛車を洗車したが、今日は洗いたての車に桜の花びらが舞い積もっている。 本日...
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2018年3月28日 ウーバー

ウーバー(Uber)の自動運転車が死亡事故を起こした。その動画が公開されている。人づてに聞き、今日になって見てみた。 何でも、時速60kmほど自動運転していたという。すると、自転車を引いて道を横断しようとした人が車の前に突然現れ、はねてしま...
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2018年3月27日 エリートへの道

いまごろ、元国税庁長官の佐川さんが国会で証人席に立っているはずだ。 「えっ、日誌に書くぐらい関心があるのなら、どうしてテレビを見ないのか?」 ですって? 私は、無題は出来るだけ省く主義である。この人が証人席に立ったって、たいした証言をするは...
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2018年3月22日 首

情けないことになった。首が回らない。 いや、財布が軽いために首が回らないのは慢性である。わざわざここに書くほどのことではない。あえて首が回らないと書くのは、我が首が、物理的に、生理的に、生物学的に回らないからである。 回らなくなったのは10...
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2018年3月18日 車検

私の新しい中古車は、今月車検を迎えた。新車の時から勘定すれば、5年目、2回目の車検である。 それで先週水曜日、オークションで落としてくれた整備工場に持ち込んだ。何と、わずか2日で仕上がり、金曜日の朝には引き取りに行った。 その場で、 「これ...
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2018年3月16日 またまたトランプ

やや旧聞になったが、あの不逞の輩、トランプがまたまた閣僚の首を切った。今度はティラーソン国務長官である。様々な問題でトランプと意見を異にしていたという。ということは、トランプ政権のなかでは比較的まともな人物だったということである。後釜はポン...
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2018年3月13日 書き換え

今回は珍しく、朝日新聞を褒めてとらす。 森友学園、よく頑張った。財務省による公文書書き換えを最初から最後までスクープし続けた。安倍内閣も隠し通せなくなり、とうとう書き換えの事実を認め、書き換え前後の公文書を公開するに至った。 改竄文書を公開...
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2018年3月9日 恐ろしい時代

いやな時代になったものだ。 「何がいやか?」 ですって? 極東情勢ですよ。というか、極東情勢の鍵を握るのが、あんなうすらトンカチのような3人であることですよ。おお怖! 北朝鮮の金正恩があのトランプと会うのだそうだ。仲介したのは韓国、文在寅政...
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2018年3月6日 完成間近

WordPressを使い始めてから続けてきた、旧「らかす」からこの「らかす」への原稿移し替え作業が、やっと最終版になった。 移し終えた原稿は2016年6月まで。17年3月からはこちらで書き繋いできたので、残りは1年分を切った。本数でいうと1...
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2018年3月4日 不覚

昨日、不覚を取った。 新しいブルーレイ・レコーダーが届いたのは先週半ばであった。2011年から使っていた現行機の調子がおかしい。やたらとディスクを 「これ、傷物のディスクですからダビングできません」 と排除したり、録画ずみのディスクを再生し...
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2018年2月28日 お薦め

先日ご紹介した 「天人 深代惇郎と新聞の時代」(後藤正治著、講談社文庫) を読了した。 一言で言えば、甘口の評伝である。個人的感想を記せば、深代さんが持ち上げられすぎている。このままでは、深代さんは愁いを含んだ神様でしかない。 とにかく、深...
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2018年2月26日 形容詞

「天人 深代惇郎と新聞の時代」(後藤正治著、講談社文庫) という本を読み進めている。 深代惇郎とは、かつての朝日新聞の1面コラム「天声人語」の筆者である。コラムニストとしては空前絶後の素晴らしい文章を書き続けた方として、私は記憶にとどめてい...
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2018年2月22日 制服考

東京の泰明小学校長が突如錯乱した。いや、突如ではなく、錯乱の現れ方がやっと世に見えるようになった、という方が正確かも知れないが、個人的には存じ上げない方なので断定は避けておく。 小学校の標準服にアルマーニ。 「馬鹿なことを考えるヤツもいるモ...
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2018年2月17日 ……

手元のiPhoneが突然鳴りだしたのは正午前だった。また啓樹かな、それとも瑛汰か。璃子、嵩悟ということもあり得る。何の用だ? と思いながら取り上げると、まったく違う発信人の名前が表示されていた。 Kさん。 かつての勤め先の上司である。駆け出...
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2018年2月14日 忘れるんだよなあ

風呂に浸かりながら、あるいは食卓で晩酌をしながら 「おお、このテーマは書ける」 と思いつく。「らかす日誌」の中身は、おおむねこのようにして決まる。 それはいいのだが、最近、 「おお、書ける」 と思ったものが、いつの間にか脳裏から消えることが...
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2018年2月10日 九州大学

瑛汰から 「通過算と流水算がよく分からない」 といってきた。瑛汰の進歩を伺わせる話で、少し嬉しくなった。 進歩とは課題を見つけることで始まる。 最初に棒きれを手に持ち、野生動物の捕獲に使ったら便利だろうと思いついた私たちのご先祖は、きっと運...
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2018年2月6日 沖縄

名護市長選挙が終わった。 米軍普天間飛行場を辺野古に移す政府の方針を受け入れる新人候補が当選した。移設反対をかかげて3選を目指した現職候補は3000票以上の大差をつけられた。 皆様はどんな感慨をお持ちになっただろうか? 私は、ニュースに接し...
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2018年2月2日 雪、受験

昨夜から、再びの雪。たいした降り方ではなかったが、朝目覚めて障子を開くと、庭木にも車にも、厚さ5㎝ほどの白い覆いがかかっていた。この程度なら、雪景色として楽しむことができる。夜なら雪見酒としゃれ込みたいところだが、私は朝湯の趣味も朝酒を楽し...
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2018年1月31日 もう終わり

先週末は横浜に出向いて瑛太の相手をした。やっと方程式が飲み込めたようで、これからの戦力になるはずだ。 小学生は方程式を使わない。しかし、方程式の考え方を使わなければ解けない問題が五万とある。そこで塾では新しい技を発見した。x、yの代わりに、...
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2018年1月24日 雪

一昨夜、桐生はそこそこの雪だった。夜11時頃、事務所兼寝室の窓を開けるとすでに降り止んでいたが、目の前にあるカーポートの屋根に分厚く雪が積もっていた。悪戯心が出てデスクから30cm物差しを出して測ったみたら20cmほどあった。 皆様の地方の...
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2018年1月22日 中止

最近の天気予報は、誠によく当たる。 今日は関東一円、午後から雪、それもかなりの量の雪という予報だった。 「なーに、関東関東といっても広うござんす。手前、生国と発しますは……」 ではないが、関東が雪といっても桐生も雪と決まったわけではあるまい...
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2018年1月19日 葬儀が済んで

書かないわけにはいかないだろうな、と覚悟はしつつ、でも、なかなかキーボードに向かう気になれなかった。よって、日があいた。 母の葬儀を終え、17日に桐生に戻った。つまり、昨日、一昨日は「らかす日誌」を更新できる環境にいたが、しなかったのである...
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2018年1月13日 突然ですが

九州の母が身罷った。今日の早朝である。大正11年4月の生まれで享年95歳。あと3ヶ月少々で96歳だった。 弟からの電話で知った。午前5時半頃か。すぐに起き出してストーブに火を入れたが、3時間たったいまでも部屋はまだ温まらない。寒い朝である。...
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2018年1月11日 カトリーヌ・ドヌーブ

とは、すでに年老いたりとはいえ、美人女優で一世を風靡したフランスの俳優さんである。代表作は「シェルブールの雨傘」か、それとも「昼顔」か。 まあ、それはいい。私、世評に反して、この方を 「美人女優」 として認識したことはない。何ともでっかい、...
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2018年1月8日 ディーゼルの威力

昨年末に横浜に行き、この連休も横浜に行った。瑛太の算数の家庭教師である。 と書きながら、今日の話は算数ではない。桐生と横浜を往復する足である320dの話である。 5万1000kmを少し越した4年半の中古車として、188万円を投じて手に入れ、...
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2018年1月4日 頌春

これ、 「しょうしゅん」 と読むのである。 いや、なにも偉そうな顔をして皆様に何事か教えを垂れようというのではない。 それでなくても、しばしば 「あんたは偉そうな顔をしている」 といわれる私が、ほんの数年前まで 「こうしゅん」 と読んでいた...
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2017年12月31日 良いお年を

今年もとうとう大晦日になってしまった。見出しに「2017年」と書き入れるのも今日が最後である。 光陰矢のごとし 月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也 どんな言葉を引いても、時の流れは無情である。あっという間に年が変わり、2017年は2...
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2017年12月27日 年末

ゆとり派 を自認している私なのに、何故か年末は慌ただしい。 23日から昨日まで横浜で瑛太君の勉強のお相手をし、 「算数の文章題は、まず問題を図や表を使って整理せよ。まとめることができたら解き方は自然に分かる。計算を始めたら頭の中で計算せず、...
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2017年12月21日 処分

へーっ、そんなものかね。 日馬富士の「暴行」事件で、日本相撲協会が横綱白鵬と鶴竜への懲戒処分を決めたそうだ。現場にいながら事件を防げなかった責任を重く見たのだそうで、2人は減給されるのだとか。 それ、ちょっとひどすぎやしないかい?  この事...
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2017年12月17日 運動不足の果て

しかしながら、である。 情けない身体になった。 先週の金曜日、つまり15日に、私を酒に誘う悪友があったとお考えいただきたい。その日の昼間、 「○○に6時に予約をしたんだけど」 と電話があった。何度か行ったことがある店である。 「ああいいよ」...
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2017年12月12日 今回も受信料

最高裁によるNHKの受信料問題への判断に関心を持ったのは、私だけではなかったらしい。 今日の朝日新聞に、投書が掲載された。 「受信料義務なら国会全中継を」 という、愛知県の66歳の男性からのものである。 頷けるところが結構あった。 「何故内...
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2017年12月9日 受信料

長年支払ってこなかったNHKの受信料だが、昨秋、いまの家に引っ越したのをきっかけに払うようになった。 「払っていいのかな?」 と思わないでもないが、まあ、数十年にわたって支払いを拒否してきたのである。世の中の動きを見ながら、 「そろそろ年貢...
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2017年12月5日 歴史改竄

見た時から 「おかしいな」 と思っていた。NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」である。この日曜日に放送された回である。 「こんな歴史があったはずはないじゃないか」 夕刻、晩酌しながら見ていて、思わず声を出した。そのまま、「らかす」に書こう...
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2017年12月3日 難問

難問に遭遇した。 アイキャッチ画像にした図形である。これ、左の直角二等辺三角形が秒速2cmで右に進む。やがて右にある正方形と重なる。 ここからが問題で、重なった部分の綿世紀が最大となるのは何秒後か、その時の面積は、というものだ。 この問題で...
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2017年11月30日 いじめ

ホントにいいのかね、これで? 日馬富士が引退してしまった。相撲協会の処分を受ける前に、自分で身を処してしまった。 ねえ、皆さん。日馬富士、本当に横綱から引退しなければならないようなことをしでかしたんでしょうかね?  と問いかける私は、当然、...
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2017年11月25日 清宮君

夕食を取りながらNHKの午後7時のニュースを見ていると、最後にスポーツニュースをやる。私、スポーツにはそれほど関心はなく、見るともなしに見ているだけなのだが、だんだん気になることが出てきた。 清宮君である。 相変わらずの人気者で、よくスポー...
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2017年11月22日 闘い済んで

桐生えびす講が終わった。本日まで「戦況レポート」が書けなかったのは、えびす講中は自宅に戻るのが遅くなり、翌22日は飲み会が入っていたためである。 この「らかす」にアクセスしていただいている方々の行動を見ると、昨日から今日にかけて滞在時間が大...
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2017年11月18日 えびす講

桐生は明日から、えびす講である。そんなもん、民俗行事にトンと関心がない私にはずっと他人事であり続けた。わざわざ人混みの中に出かけてみてもたいしたものは売ってない。食ってみようかな、と思うものは「お祭り価格」でとんでもなく高い。「関東最大のえ...
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2017年11月15日 OFFICE MAC

OFFICE MAC 2016というヤツを、3週間ほど前に買った。私は、マイクロソフト社が嫌いである。OSにウインドウズを使ったパソコンなど、見る気も触る気もしない。この世からマイクロソフトという会社がなくなれば、さぞやすがすがしくなるだろ...
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2017年11月11日 差集め算

昨夜、いつものように映画鑑賞にふけっていたら、突然iPhoneが鳴り始めた。手に取ってみると瑛太である。「瑛太、どうした?」「ボス、あのう、いいお知らせがあります」「いいお知らせ? 何だ、それ?」「あのね、塾の算数のテストで100点を取りま...
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2017年11月7日 キョウキタ

え−、今日のタイトルは、「アスクル」の次は当然「キョウキタ」、ということで‥‥。午前9時過ぎに車を引き取りにいった。事務所前の駐車スペースに、薄いグレーのBMW320dが止まっていた。これが競り落としていただいた、今日から私のものになる車で...
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2017年11月6日 アスクル

私の新しい中古車が明日来るそうだ。昼過ぎ、オークションでの落札をお願いしてある整備工場から連絡があった。「ついては、自動車保険の切り替えをしていただきたいので、車検証をファックスします」送られてきた車検証をもとに、自動車保険の切り替えの手続...
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2017年11月4日 お留守番

いま、横浜にいる。横浜にいてお留守番をしておる。私を横浜に招いたのは「ボス、勉強を教えてください。来てください」という瑛太であった。何でも、次の週の日曜日に塾のテストがあるという。その日に備えて、算数と国語を勉強したいのだそうだ。この連休、...
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2017年11月2日 自衛隊

自衛隊をテーマとして追いかけ続けているルポライターに、杉山隆男さんがいる。私はガキの頃から平和憲法擁護派で、日本は軍隊など持つべきではないと考え続けてきた。自衛隊とは軍隊が名前を変えただけのものであってみれば、私の立場からは自衛隊などない方...
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2017年10月28日 恥知らず

今朝の朝日新聞を読みながら、またまた嘆息した。「この国は、なんと恥知らずで満ちあふれていることか」読んだのは1面と3面の政局記事である。1面は民進党が存続するとの記事である。この記事に寄れば、民進党首の前原が「民進党の公認を全て取り消して希...
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2017年10月27日 落ちた!

といっても、私が窓から落ちたのでもなければ、我が妻女殿が階段を転げ落ちられらのでもない。落ちたのは、アイキャッチ画像で使っているBMW320dである。「落とせました!」業者間オークションでの落札をお願いしていた沼田屋から本日夕、連絡があった...
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2017年10月26日 世の関心

なるほど、と思う。皆さん、今回の衆議院議員選挙の結果にはそれなりに関心をお持ちなのだな、と。拙い文章と思いを綴っているこの「らかす」にアクセスしたいただいている方々の記録を見ると、前回の「結果が出たが」へのアクセスがかなり多い。まあ、いま書...
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2017年10月24日 結果が出たが

さてそこで、衆議院選挙である。事前の世論調査通りの、実に詰まらぬ結果になったが、一言触れておかねばなるまい。与党というより、自民党の圧勝であった。ほかに勝てそうな政党がなく、小選挙区制を採っている以上、こうなるしかなかっただろう、という結果...
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2017年10月22日 学園祭

昨日、雨を押して群馬大学理工学部の学園祭に行ってきた。「群桐祭」というのだそうな。いや、いくら桐生に住んでいるから、群馬大学理工学部が桐生にあるから、といって、学園祭に顔を出す義務は私にはない。学生達はなるべく多くの市民に来て欲しいだろうが...
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2017年10月19日 小池百合子

昨日、「ヒトラーとは何か」という本をご紹介した。あれを書いた後で、後書きを読んだ。昨日の原稿に、いくつか付け加えたいことがある。・筆者のセバスチャン・ハフナー氏は1907年生まれ。ヒトラーの時代を呼吸したジャーナリストである。1999年没。...
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2017年10月18日 ヒトラー

所用があって桐生市役所に行ってきた。驚いた。衆議院選挙の期日前投票に人の列ができていた。「凄いね、この人の列」多分、市の職員であろう。人の列を整理していたお兄ちゃんに声をかけた。「ええ、前回の1.5倍ぐらいの勢いです」ふむ、この群馬2区でこ...
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2017年10月13日 そんなモンだろう

昨日だったか一昨日だったか、朝日新聞が衆議院選挙についての世論調査結果を書いていた。自民党大勝、という予測である。立憲民主党が案外健闘してはいるものの、元民進党、元自民党、それにあちこちの有象無象が小池おばさんの神通力便りで寄り集まった希望...
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2017年10月10日 思案中

旧「らかす」から新「らかす」への原稿の移行作業も、おおむね半分終わった。「まだ半分か」とため息をつくか、「もう半分済んだか」と達成感に酔いしれるか。さて、私はどちらのタイプなのだろう? 何だか、「いつまでうざったい作業を続けてるんだ?」とや...
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2017年10月8日 またまたパエリア

とあるご町内に頼まれ、今日はパエリアを作った。80人前である。そのご町内とは、仕事を通じて仲良くなった。パンフレットの作成と、夏祭りの写真撮影を、こともあろうか、私に依頼してこられたのだ。当然ながら「私でいいんですか?」と確認してお引き受け...
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2017年10月5日 唖然

駅のトイレを掃除していらっしゃる市議会議員さんが桐生にいらっしゃると聞いた。本日のことである。ほうほう、市議会銀といえば、選挙の時だけ頭を下げまくって、選挙が終われば「先生」と呼ばれてふんぞり返っている連中ばかりかと思っていたら、そんな奇特...
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2017年10月2日 国語

今朝横浜から戻ってきた。土曜日から、瑛太の家庭教師としての務めを果たしてきたのである。熟練の家庭教師は、1時間で8000円もの金をふんだくっていくそうだ。それに比べれば、瑛太の家庭教師である私の報酬はゼロ。土曜日から日曜日にかけて、かれこれ...
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2017年9月29日 選挙ねえ

少し仕事がたて込んで、でも、夜は映画鑑賞に当てるという基礎的習慣は堅固に守るため、ややタイミングがずれた。選挙である。衆議院が解散され、メディアは選挙一色に塗り立てられた。みんなは、そんなに選挙のことを知りたがっているのかね?民進党である。...
らかす日誌

2017年9月26日 永井荷風その後

はい、読みました。読了しました。読み終えて、「でも、墨東奇譚はそこそこ面白かった」というのが、とりあえずの永井荷風の感想であります。中年というより老年(この人、51歳なのですが、当時の男はこんな年で老いさらばえるのか、という感じです)の作家...
らかす日誌

2017年9月23日 婚約成立

といっても、私のことではない。我が子どもたちはすべて家庭を持っているので、彼らのことでもない。その子どもたちの世代は、いちばん年かさの敬樹にしてからがまだ中学1年生。婚約にこぎ着ける年代にはまだ時間がかかる。だから彼らでもない。嫁入り(ひょ...
らかす日誌

2017年9月18日 永井荷風

いま、永井荷風を読んでいる。「今時、風変わりな」そうかもしれない。だが、文学関係の本を読んでいると、しばしば名前が出てくる人である。それに、つい先頃までビッグコミック(だったか、ビッグコミック・オリジナルだったか)で伝記が連載されていた。女...
らかす日誌

2017年9月16日 オリンピック

3連休だが、雲行きがおかしい。桐生は朝からどんより曇り、気温が上がらなかった。3時半頃車で出かけたら、23℃に設定したエアコンから暖気が出てきた。涼しいというより、冬が近づいた感すらある。そのうち雨が降り出すのだろう。というあいにくの天気だ...
らかす日誌

2017年9月14日 将来の夢

小学生か中学生が、先生に無理矢理書かされる作文のテーマに似るものを、今日の表題とする。「そんな! あんた幾つにおなりですか、大道さん? 気は確かですか?」どこかからか、そんな声が聞こえてきそうな気がする。が、ご安心召されよ。私は正気である。...
らかす日誌

2017年9月12日 CIA

相も変わらず、仕事の隙間をまって、旧「らかす」から新「らかす」への原稿の移し替えに励んでいる。といっても、なかなか退屈な作業で、はかばかしくは進まない。それでも、「シネマらかす」は85本全て移し終えた。これは、写し取った映画の台詞をできるだ...
シネマらかす

#85 世界最速のインディアン ― 7歳児の心(2008年8月18日)

まだ眠る男の顔にカメラが寄る。たるんだ皮膚、縦横に走る深い皺が画面を埋め尽くす。枕元の時計が午前5時半をさした。目覚ましが鳴り、男の目が開く。目の周りの皺が深くなった。ん、この皺とこの目、どこかで見たぞ……。カメレオンだ!バート・マンローは...
シネマらかす

#84 グッドナイト&グッドラック ― 違和感(2008年5月19日)

1985年10月に産声を上げたテレビ朝日の「ニュースステーション」は鮮烈だった。午後10時スタートのニュース番組である。この時間帯は視聴率競争にしのぎを削る民放各局の主戦場だ。数字が稼げるドラマやバラエティで埋めるのが常識だったのに、固くて...
らかす日誌

2017年9月8日 東京、死ね!

東京ではたばこが吸えなくなる模様である。小池のおばさんと、小池のおばさんのご威光にすがって都議会議員の甘い特権を吸い尽くそうという連中が、子どものいる家庭での喫煙を禁じる条例案を都議会に出すのだそうだ。世界で初めて、たばこの健康被害を調べ尽...
シネマらかす

#83 トゥルー・クライム ― 男の知性(2008年3月20日)

昨今の男どもは、何故にかくまでも軟弱化し果てたのか、とお嘆きのあなた。私も同じ憂いを共有する。我が世代の男の第一の価値は、雄々しさである。雄は強くあらねばならぬ。か弱き雌どもを守らねばならぬ。そう信じて己の道を築いてきた。なのに、いまのヤツ...
シネマらかす

#82 スタンドアップ ― 母性本能(2008年2月19日)

父無(ててな)し児!父親のいない子を哀れんで呼ぶ時に使った。やや侮蔑語でもあった。父のいない子が何故哀れまれ、蔑まれたのか。食い扶持を稼ぐのは父、だったからである。父を失った子の暮らしは苦しく、身なりも見窄らしい。人は見下すことに喜びを感じ...
シネマらかす

#81 フラガール ― 時代は変わる(2008年1月16日)

男と女が人目も憚らずにしっかり抱き合い、オンオンと声を放って泣いていた。男の顔は煤で真っ黒。女の髪はバサバサだ。彼らの家の庭先である。日はまだ高い。「あん人たち、何(なん)ばしよっと?」下校途中だった。見てはならぬものを見た気がした。ドキド...
シネマらかす

#80 チャイナ・シンドローム ―巨大 システムの暴走(2007年11月21日)

気にはなっていた。なにしろ、米国・ペンシルバニア州のスリーマイル島原子力発電所事故を予言した映画なのだ。我が取り柄は野次馬根性なのである。気にならないわけがない。なのに、映画館には行かなかった。ビデオもDVDも借りなかった。公開は1979年...
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2017年9月6日 自動運転その後

昨日、前橋の群馬大学荒牧キャンパスまで遠出してきた。群馬大学次世代モビリティオープンイノベーション競技会の設立総会に顔を出してきた。横道にそれるが、私はどうも、カタカナ語が嫌いだ。できることなら、あらゆることを美しい和語で表現したい。それが...
シネマらかす

#79 オール・ザ・キングスメン ― ニヒリズムの極地(2007年8月26日)

大学は法学部を目指した。社会は2科目選択である。日本史と世界史を選んだ。味気ない暗記作業に励んだ。作業に励みながら、いくつか「何で?」といいたくなる謎にぶつかった。例えば――。ローマ帝国が突然キリスト教国家になっちゃった。始まりは皇帝コンス...
シネマらかす

#78 猿の惑星 ― 愚かなる者、汝の名は……(2007年6月16日)

テイラー: Oh, my God! I’m back, I’m home! All the time that is. We finally, really did it. You, idiots! You blow it up! I da...
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#77 チャンプ―自分のズボンを脱げなくなったら(2007年5月17日)

今回は通常の2倍の手間をかけた。従って、渾身の力作である。勝手な思い込みは、私の特技である。突然だが、妻と銀座に出かけた。妻は足が弱い。長距離移動にはマイカーが必需品だ。車の美点は移動の自由である。泣き所は所要時間が読めないことだ。渋滞にぶ...
シネマらかす

#76 タイムリミット― 危機管理(2007年4月13日)

不倫、不義密通、姦通、私通、邪淫、密通、よろめき、不貞、浮気。世に入れられぬ男女の契りは様々に呼び習わされてきた。禁じられても、あるいは禁じられるが故に燃え上がる炎は、人々の胸に鮮明な轍を残す。ある種の文化は、この轍の上に築かれてきた。「源...
らかす日誌

2017年9月3日 続行中

時間にゆとりがあれば、できるだけ旧「らかす」から新「らかす」へ原稿を移す作業に取り組んでいる。シリーズものはほぼ終わりが見えてきた。最後の大物「シネマらかす」も72本が終わり、残りは13本である。週内には移し終えることができそうだ。気は逸っ...
シネマらかす

#75 恋人までの距離(ディスタンス)―言葉は嘘の道具(2007年3月11日)

他人の恋愛とは、存外退屈なものである。初めての恋かも知れない。身を焦がす恋かも知れない。路ならぬ恋かもしれない。最後の恋かも知れない。だが、いずれも傍目からは、「ああ、そんなもの」にしかすぎない。出会う。胸に熱い思いが生まれる。何とか相手の...
シネマらかす

#74 ウォルター少年と、夏の休日 ― 格好いいジジイたち(2007年2月8日)

週刊朝日が、「ちょいモテ・オヤジの『中年老け易く、艶成り難し』」というコラムを連載中だ。筆者は岸田一郎氏。「LEON」という雑誌の創刊編集長だった、とある。この雑誌、モテるオヤジのバイブルといわれたらしいが、読んだことがない。ふむ、最近とん...
シネマらかす

#73 失われた週末 ― 今日も飲むぞ……?(2007年1月11日)

「酒は敵(かたき)ぞ!」同居していた祖母から何度も聞かされた。幼き日の思い出だ。祖母は、自らは酒を嗜んだ。なのに、私を前にすると、酒は敵であると言い切る。いまの私なら、「ばあちゃま、あんたもう惚けたんかい?」と悪態をつく。だが、当時の私は、...
シネマらかす

#72 エデンの東 ― 赤狩りの余波(2006年12月10日)

ドキッ。私の小さな胸で、心臓が大きな音を立てた。甘酸っぱい痛みが広がる。恋のときめきにも似た心臓の鼓動である。映画を見てこんな気持ちになったのは、「シネマらかす #16 初恋のきた道」以来だ。自宅に駆け戻った章子怡(チャン・ツィイー)が戸口...
シネマらかす

#71 素晴らしき哉、人生! ― 私の人生も素晴らしいか?(2006年11月2日)

「シネマらかす」はかつて、「シネマ・アンドレ」といった。デジタル・キャスト・インターナショナルのホームページ上で2004年10月に掲載を始め、今年(=2006年)3月からは舞台を「らかす」に移してタイトルを変更、書き継いできた。最近は新作発...
シネマらかす

#70 俺たちに明日はない ― いまを先取りした映画 (2006年10月12日)

「あんたは大器晩成型ち言われたつよ」叔母にそんなことを言われたのは、もうずいぶん昔のことだ。何でも、私が生まれて間もなくのころ、私の運勢を占い師に見てもらったのだそうだ。大器晩成?「若かうちは苦労ばするばってん、年ばとると成功する、っちいう...
シネマらかす

#69 カンバセーション…盗聴… ― 想像力の枯渇(2006年9月24日)

時折、不愉快な電話がくる。自宅、職場を問わずにである。極めつけはこんな具合だ。「大道シェンパイですか? 私、○○といいます。実はシェンパイと同じ大学ば出てから、この春東京に就職ばしまして、それでですね、近くに来たもんですけん、ちょっとご挨拶...
シネマらかす

#68 熱いトタン屋根の猫 ― セックスレス夫婦(2006年9月7日)

我が知人に、セックスレス夫婦を公言する男がいる。30代半ばである。結婚当初はいたしたらしい。が、何とはなしにお互いがお互いを求めなくなった。いつの間にか定着した。聞いていた仲間は口々に論評した。 「お前、何で奥さんと結婚したの?」 「ほかに...
らかす日誌

2017年8月31日 難問

横浜の瑛太から宿題が来た。昨夜のことである。iphoneに写真で送られてきたのは、灘中、開成中の算数の問題だった。自分でやってみてできなかったので助力を求めてきたのである。いや、ボスの算数力を試すつもりだったのかも?今朝、見た。見て、唖然と...
シネマらかす

#67 生きる― ああ、戦後民主主義(2006年8月17日)

「お父さん、黒澤の映画でどれが一番好き?」息子の唐突な問が私を襲った。「1本だけか?」質問に答えるに質問でもってする。時間稼ぎの常道である。「うん、1本だけ」即座に返事が返ってきた。私が稼ぎたかった時間を与えない。まったく、気配りがない。こ...
シネマらかす

#66 つばさ ― 映画人の根性(2006年7月27日)

夏目漱石は、「草枕」をこう書き出した。 山路を登りながら、こう考えた。  智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。  住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくい...
らかす日誌

2017年8月30日 面倒!

昨日到着したキヤノンTS8030を本日設置した。「プリンターの入れ替えくらい」と気軽に考えていたが、なんとなんと、電話相談の結果、やっと使えるようになるという、これまでのプリンターには見られない、まあ、時代離れした面倒を強いられた。置き換え...
シネマらかす

♯65 シュリ―いま、すごく逢いたい。逢いたい(2006年7月13日)

日本は、もっと不安定な、皮膚がピリピリするような危機感、軍事的緊張感のある国にならねばならない。「シュリ」を見て、そんな気がした。不穏である。平和主義者である私が、平和を否定する。おいおい、平和は何よりも大事なものではないのか? なのに、い...
シネマらかす

#64 ウォール街 ―ゲッコーを乗り越えよ!(2006年7月3日)

株には縁がない。買ったことがない。見たことも、触ったこともない。いや、正確には、自分の会社の株は持っている。望んだのではない。ある時、上から押しつけられた。30数万円分買えというのを20万円分で勘弁してもらった。あとは買い増しもしない。売り...
シネマらかす

♯63 グッド・ウィル・ハンティング ―フリチンの効用(2006年6月27日)

大学生のころ、私には苦手があった。女性である。初めて2人っきりで会う女性が、どうしようもなく苦手だった。決して、落語「まんじゅう怖い」を衒っているのではない。まんじゅう怖いは、本当はまんじゅうが大好きな男が、怖いものはまんじゅうだと告白し、...
らかす日誌

2017年8月29日 やっちゃった!

やっちゃったね、北朝鮮!日本の、北海道の上を北朝鮮のミサイルが飛んで北太平洋に落下した。いま、敬樹一家が北海道旅行の最中だというのに、とんでもない連中である。まかり間違って北海道に落下して、それも敬樹たちを直撃したらどういう詫び状をくれるつ...
シネマらかす

#62:皇帝のいない八月-底なしの穴(2006年6月17日)

今回は、初めての試みに挑む。これまで「シネマらかすは」、見て面白かった映画、楽しかった映画、うなってしまった映画、涙した映画、考えさせられた映画、一言で言えば、あなたにも是非見て頂きたい映画を取り上げてきた。いくつかあった苦言は、まあ、おま...
シネマらかす

# 61:ガタカ―格差社会の超克(2006年6月9日)

過去に材料を取った物語を時代物、時代劇といい、まだ見ぬ未来で話が展開するものをSF (サイエンス・フィクション)と呼ぶ。一見、全く違った世界だが、実は同じものである。と、私は思う。見せかけの違いを除けば、描かれているのは、実は現代なのだ。何...
シネマらかす

#60 : クール・ランニング - 負けっぷり爽やか(2005年12月2日)

名古屋で単身生活をしていたときのことだ。新聞広告で見た瞬間から心が騒いだ。「ボブスレー? ジャマイカ? なんでそんな組み合わせが……?」雪をカチカチに固めた溝の中を、鋼鉄製のそりに乗って時速130kmにも及ぶスピードで滑り落ちるボブスレーは...
シネマらかす

#59 : 偽りの花園 - 魑魅魍魎の勝利(2005年11月25日)

天国。極楽。西方浄土。善行を積めば、神を信じれば、南無阿弥陀仏と唱えれば、死後、そこへワープする。悲しみもない、苦しみもない、飢えもない世界。そこへ行く資格がない私のような者は? 汝は地獄に堕ちる。舌を抜かれ、焼かれ、煮られ、干され、血を流...
らかす日誌

2017年8月27日 急死

といっても、身内が急死したのではない。あ、いけない。九州・長崎で義理のおじさんが数日前になくなったんだっけ。大牟田の弟から電話が来て、「お前、葬式に行くのか。だったら1万円包んでおいてくれ」と頼んだんだったなあ。ご冥福を祈る。急死したのはプ...
シネマらかす

#58 : 理由なき反抗 - 地震、雷、火事、親父(2005年11月18日)

私が名古屋に単身赴任した時代があったことは、この日記を読み継いで頂いている方には既知の事項である。と思う。ひょっとしてまだご存じない方は、「グルメに行くばい! 第16回 :野菜の手巻き寿司」~「グルメに行くばい! 第34回 :鯛の塩釜」をお...
シネマらかす

#57 : スクール・オブ・ロック - 頭は使うな! (2005年11月11日)

芸術は爆発だどこかの芸術家がいった。爆発? 何が爆発するの? ゴッホの絵が爆発する? モーツアルトのピアノ協奏曲20番が爆発する? ミロのビーナスが粉みじんになる?分かったようで分からない言葉ではある。「スクール・オブ・ロック」はいう。Ro...
シネマらかす

#56 : 死刑執行人もまた死す - 図式通りのプロパガンダ(2005年11月4日)

ナチスという歴史的犯罪は、映画人の感性をいたく刺激するらしい。ナチスが政権の座に着いた直後から、ナチスの罪を糾弾する映画が数多く作られてきた。歴史的犯罪の罪状が確定したあとも作られ続け、「らかす」に登場したものだけで、すでに3本ある。・政治...
シネマらかす

#55 : ラン・ローラ・ラン - 必然の契機(2005年10月28日)

「最後の親鸞」(吉本隆明著、春秋社)を読んだ。古書市で、確か680円で手に入れたまま、1年ほど積ん読状態だった。ふと気がついて、ページを繰った。この歳になって、浄土真宗の開祖に関心を持つ。もうそんな年代か?「善人なおもて往生をとぐいわんや悪...
シネマらかす

#54 : アラバマ物語 - 糖衣錠(2005年10月21日)

古(いにしえ)の人はすごい。思わずうなってしまうほどの警句を数多(あまた)残した。人と、人の世の真実を抉る珠玉の短文である。良薬は口に苦しも、その1つだ。良く効く薬は、限りなく苦い。この苦さに耐えて飲み下さねば、健康は回復できない。深い言葉...
シネマらかす

#53 : 誓いの休暇 - 戦時下の青春譚(2005年10月14日)

どんな時代にも、どんなところにも、青春ってあるものだ。豊かでも、貧しくても、平和でも、戦乱のさなかでも。ソ連の優れた反戦映画である「誓いの休暇」を、ちょいと一皮むいてみた。ナチス・ドイツとの祖国防衛戦争のさなかに最も感じやすい時期を迎えた1...
シネマらかす

#52 : ひまわり - エンディングから始まる物語(2005年10月7日)

8月末、東京・築地の浜離宮朝日ホールでジャズを聴いた。前田憲男、国分弘子のピアノ・デュオにストリングスがからむ、一風変わったジャズコンサートだった。なにしろ、「このホールは、弦の音が本当に美しく聴けるんですよね」という前田憲男氏のコメントの...
シネマらかす

#51 : ブラディ・サンデー - テロルの土壌(2005年9月30日)

1987年秋の週末、アイルランドの首都ダブリンまで足を伸ばした。ロンドンに行ったついでだった。ロンドンのホテルからヒースロー空港まではロンドン・キャブである。日本のタクシーと違い、乗客の空間が極めて広い。耳にうるさいエンジンのうなり音と車の...
らかす日誌

2017年8月23日 家庭訪問

昼飯を終えてパイプたばこを楽しむために駐車場に出ていたら、訪問客があった。「あのー、すいません。ちょっとよろしいですか」振り返ると、若いお巡りさんだった。年齢はまだ30前か。「うちの駐在所のものがお訪ねしたことはありましたでしょうか?」そう...
シネマらかす

#50 : 小説家を見つけたら - BMWが開く世界(2005年9月22日)

人にはそれぞれのGスポットが存在する。俗に言う、琴線である。ここを上手く刺激されると、身も心もメロメロになる。ある人のGスポットは、身を焦がすような悲恋物語かも知れない。別の人のGスポットは、憎い敵をばっさばっさと切りまくる勧善懲悪の英雄物...
シネマらかす

#49 : スモーク - 無駄こそ人生!(2005年9月16日)

普通の方々にはあまりおなじみではないかも知れないが、Sir Walter Raleigh(ウォルター・ローリー卿)は、私には既知の人である。エリザベス1世の御代、彼がたばこをイギリスにもたらした。彼なかりせば、先進国はたばこを知らないまま今...
シネマらかす

#48 : わが街セントルイス - 悲しい嘘(2005年9月9日)

「らかす」を読み継いでいただいている方々の記憶には、ひょっとしたら我が幼き日々の断片が残っているかも知れない。そう、貧しさにめげることもなく、健気に生き抜いた我が熱い日々である。まあ、最近の我と我が身を振り返れば、あの出発地からはるか遠くに...
シネマらかす

#47 : フィラデルフィア - 友愛(2005年9月2日)

フィラデルフィアとは、古代小アジアにあった都市の名前だそうだ。「The City of Brotherly Love(友愛の都市)」を意味するという。その美しい名を受け継いだ米国ペンシルバニア州フィラデルフィアは、米国独立宣言起草の地として...
シネマらかす

#46 : 忍びの者 - 信長は太っていたか(2005年8月26日)

忍者になる。子供のころ、それは将来設計の一角を占めていた。特殊な術を身につけ、闇に溶け込み、無と化す。格好いい!背よりも高い塀を軽々飛び越して、悪人の屋敷に忍び込む。雑誌に拠れば、こうした卓越した跳躍力を鍛えるため、忍者は庭に麻の種を蒔く。...
シネマらかす

#45 : カルテット - となりのトトロ(2005年8月19日)

「大道さん、楽器は何をやられます?」私の秀でた姿形、高い知性、巧まずして会話からにじみ出してしまうウイットが、高貴な文化の香りを漂わせるらしい。私は、よくそんな質問を受ける。知性をのぞけば、すべての面で私と対極にある同僚H氏は、どれほど望ん...
シネマらかす

#44 : ポセイドン・アドベンチャー - 神は存在するか?(2005年8月5日)

クレタ島の北西208kmの海底でマグニチュード7.8の地震が起きた。海底地震は大きな海水のうねりを作り出し、津波となって四方に広がる。そのころ、客船ポセイドン号では、乗客、乗員がこぞって、越年パーティの最中だった。押し寄せる水の壁。ポセイド...
シネマらかす

#43 : ライムライト - パブロフの犬(2005年7月29日)

私をパブロフの犬にしてしまうメトロノームは、この映画の主題曲である。いつ聴いても、何度聴いても、同じ反応が起きる。なのに、前回書いたように、この音楽で思い起こしていたのは「街の灯」のシーンだった。この連載を思い立たなかったら、死ぬまでそうだ...
シネマらかす

#42 : 街の灯 - You?(2005年7月22日)

我が家に2枚組のCDがある。Thomas Beckmannが演奏する>>Oh! That Cello<< Music byCHARLIE CHAPLIN である。別に、チェロという楽器が特別好きなわけではない。チェロ好きの方には申し訳ないが...
らかす日誌

2017年8月17日 あ、分かった!

12日から昨日まで、横浜に行ってきた。次女一家が住む、でも本当は私の家に4泊5日の長旅をしてきたのである。目的は、以前にも書いたが、瑛太の家庭教師である。かわいそうなことに、小学校5年生の瑛太の夏休みは、ほとんど塾通いで潰れる。8月11日か...
シネマらかす

#41 : スピード - じゃあセックスしなきゃ(2005年7月5日)

思わずポケットのハンカチを探って溢れ出る涙を拭うようシーンは、ない。俺の人生、これで良かったのか? という深い自己認識を呼び覚ましてくれるシーンは、ない。現代社会に鋭く切り込んでうならせるシーンは、ない。果敢に権力と闘い、胸のすく思いをさせ...
シネマらかす

#40 : 酔っぱらった馬の時間 - どうにもならないもどかしさ(2005年7月8日)

人生はつらい旅 苦労ばかりが続く  人生はつらい旅 子供さえ老いてしまう  険しい山々を越え 谷をさまよう毎日  人生はいつしか 僕らの若さを奪ってしまう  そして僕らを 死に近づけて行くまだ10歳をそれほどでない子供たちが、トヨタのトラッ...
シネマらかす

#39 : 屋根 - 安ワインの味(2005年7月1日)

しかし、まあ、これを家と呼ぶのだろうか?ドアはある。窓もある。でも、画面から判断すると、一辺がわずか3mほどの、四角な箱でしかない。とすると、居住面積はわずか9㎡、たったの2.7坪だ。畳の部屋にすると、5.4畳。マッチ箱のような、と形容する...
シネマらかす

#38 : オズの魔法使 - 脳みそ・心・勇気(2005年6月24日)

まだ幼少の折、私は少しませたガキであった。夜の楽しみは、親父と一緒にラジオを聞くことだった。番組の選択権は、当然のことながら親父にある。子供向けの番組など絶対に選択されなかった。夜にやってる子供番組は存在しなかったこともあるが。ラジオのスピ...
シネマらかす

#37 : ザ・ハリケーン - 信頼、奉仕、そして矜持(2005年6月17日)

「大道君、なんということをしてくれたんだね!」顔をあわせるなり、職場の上司が私を怒鳴りつけた。「はあ?」いや、怒鳴られても仕方がないことは沢山やっている。命じられても、これは無駄だと思えば適当に手抜きをし、「いや、まだ話がなかなか煮詰まりま...
シネマらかす

#36 : コンスピラシー - 優秀な官僚たちの犯罪(2005年6月10日)

極めて無能な上司のもとで働いたことがある。その名を K という。物事を知らない。社会的常識がない。上の顔色ばかりうかがう。下の者の気持ちなど、察する気も能力もない。指示は支離滅裂で、彼のいう通りに仕事をしては、まとまるものもまとまらない。な...
シネマらかす

#35 : TAXi - 愛国心(2005年6月3日)

なるほど、民族とはこのようなものかと思う。海洋という防壁で隣国と隔てられている日本とは違い、国境線という目に見えないもので隣国と接している大陸の国には、我々島国の住民にはうかがい知れない民族としての闘争心というものがあるのだな、とつくづく感...
シネマらかす

#34 : シモーヌ - 虚と実のいま(2005年5月27日)

夕方、銀座を歩いていた。有楽町マリオンの前で見覚えのある顔に出くわした。長髪を風になびかせ、黒いマントを羽織っている。頭頂部はやや薄い。「あれっ、あいつ、誰だっけ?」私は人の名前を覚えるのが苦手だ。数回会っただけの人の名前を記憶するのは至難...
シネマらかす

#33: 引き裂かれたカーテン - 逃走の醍醐味(2005年5月20日)

小学校の職員室で、私は震え上がっていた。目の前には、西木戸先生がいた。椅子に座っている。清楚な顔立ちをした、まだ30歳前の美しい先生だった。私の担任である。ほのかな憧れすら感じていた。でも、その日だけは、キッと私をにらむ2つの目が、穴があっ...
シネマらかす

#32 : 愛情物語 - ちょっと薄味(2005年5月13日)

私がJazzという音楽を聴き始めたきっかけは単純である。私に一言の断りもなく、The Beatlesが勝手に解散してしまったことである。おいおい、あんたらのほかに音楽はなし、という信念の元に生きてきた俺にどうしろってか?!言語道断の無礼な振...
シネマらかす

#31 : リーサル・ウェポン - 男って、いいなあ!(2005年4月28日)

一休さんの狂歌である。流石に、この橋通るべからず、といわれて平然と渡り、「はし」は通っていない、真ん中を通ってきた、と言ってのけた知恵者、というか、天の邪鬼というべきか。大多数が祝っている正月を、ちょっと斜(はす)から見て人間の愚かさを笑い...
シネマらかす

#30 : 壬生義士伝 - 中井貴一に惚れちゃった!(2005年4月22日)

今年2月末、土曜日というのに東京・有楽町の有楽町朝日ホールまで出かけ、「朝日名人会」を聞いてきた。落語の会である。筆者大道が落語好きであることは、「横浜にぎわい座」などで、既にご存じであろう。相変わらず懲りもせず、寒風吹きすさぶ日にのこのこ...
シネマらかす

#29 : 火垂るの墓 - 原作を越えた?(2005年4月8日)

第58回直木賞を受賞した野坂昭如さんの「火垂るの墓」を読んだのは、大学生のときだった。実家の、庭に面した部屋で寝っころがりながらだった記憶があるから、おそらく夏休み、帰省していたときのことだろう。だとすると、季節だけは、この小説の舞台とピッ...
シネマらかす

#28 : ダイ・ハード - 万歳!アナログ男(2005年4月1日)

1980年、私は名古屋にいた。1982年4月、東京に転勤して浦安に住んだ。同年8月、横浜市に転居した。1985年4月、札幌への転勤命令が出た。1987年5月、再び東京での生活が始まった。慌しい。それが私の'80年代だった。「スキーらかす」で...
シネマらかす

#27 : ライフ・イズ・ビューティフル - 軽薄の勧め(2005年3月25日)

「あなた、嘘ついてたのね。奥さんも子供もいるんじゃない!」などという心臓に悪い一言を言われたことがおありだろうか? ことがことだけに、家族に知られるだけでなく、裁判なんてことになるかも知れない。慰謝料? 示談金? 銀行にいくら金があったっけ...
シネマらかす

#26 : 情婦 - こいつはリーガルサスペンスなのである(2005年3月18日)

私はリーガルサスペンスなる分野の小説を極めて好むものである。それも海外物がいい。陪審員がいない日本の法廷は、どうもドラマにならない。新聞の書籍広告、なかでも文庫本の広告に、法廷を舞台にした外国もののサスペンスが紹介されていると、いてもたって...
シネマらかす

#25 : 激突! – 日常にある恐怖(2005年3月11日)

中学生の時だ。生徒会長だった1年先輩の安藤さんが浮かぬ顔をしている。元気がない。日頃快活な彼にしては、様子がおかしい。「安藤さん、どげんしたとですか?」「ああ、大道君。失敗しちゃってさ。いやねえ、ほら、先日の実力テストなんだけどね。それで落...
らかす日誌

2017年8月11日 忘れ物3=完

桐生祇園祭は3日間の宴である。6日、最終日を迎えた。最終日ということは、祭のために神社からお出ましになった神様が、神社にお還りになる日である。神様の乗り物は御神輿。ということで、正午から「御神輿還御」の神事が開かれた。 まあ、部外者の私の目...
シネマらかす

#24: インサイダー - ああ、ジャーナリズム(2005年3月4日)

読者から、私の無知を埋めていただくありがたいメールをいただいた。ご紹介する。まず、1通目は「シネマらかす 19: Calvin Klein - バック・トゥ・ザ・フューチャー」についてである。 遅ればせながら、2005年1月14日のシネマら...
シネマらかす

#23 : 青い戦慄 - こんな台詞で決めてみたい!(2005年2月18日)

東京電力の社長、会長、経団連会長と華麗なキャリアを持つ平岩外四さんを昨年、東京都内のレストランでお見かけした。当時89歳、いまでは90歳のご高齢にもかかわらず、オーナーシェフの話では、和食より洋食がお好みだそうで、そういえばおいしそうにワイ...
シネマらかす

#22 : シカゴ - 日本は人材不足(2005年2月10日)

世界の歴史は、日本ほど豊かで平等な社会を持ったことがない。最近はやや崩れてきたが。日本ほど素晴らしい色彩感覚を持った社会は、おそらくほかにない。Redという色を、日本人は、赤、紅色、紅、深紅・真紅、薄紅、退紅・褪紅、今様色、唐紅・韓紅、緋色...
らかす日誌

2017年8月10日 忘れ物2

さて、桐生祇園祭も2日目に入った。最も人出があり、最も盛り上がる日である。上の写真(アイキャッチ写真)は、この日の呼び物のの一つ、鉾の曳き違いだ。鉾を持っているのは前回ご紹介した三丁目と、お隣の四丁目である。四丁目の鉾は「四丁目鉾(しちょう...
シネマらかす

#21 : 理由 - 約束違反(2005年2月4日)

人の世は、様々な約束事でできあがっている。 赤は止まれ、青は進めは、人と車の流れを安全に、スムーズにするための約束事である。無視する人がいると、私の愛車が大破したような事故が起きる。(CM) 「交通事故に遭う」を参照してください。 「小菊」...
シネマらかす

#20 : ホワイトナイツ/白夜 - 男の体も美しい(2005年1月28日)

何度も書いたように、私は生粋の九州男児である。我が故郷で、男を最大に侮蔑する言葉は、"You, mother fucker!"あ、間違った。これは米国だった。我が故郷では、「おなごん、腐ったごたる」だ。標準語になおすと、「女の腐ったような」...
シネマらかす

#19 : バック・トゥ・ザ・フューチャー - Calvin Klein(2005年1月14日)

ある日、私のパンツがすべてCalvin Kleinになった。私がねだったのか、妻が自主的に買い揃えたのか、いまとなっては記憶にない。いずれにしても、私がビジネスの戦場におもむくにあたって日々身につけるパンツは、Calvin Klein一色に...
らかす日誌

2017年8月9日 忘れ物

前回の日誌で、桐生祇園祭の宴を書いた。書いて2日たって、大事なことを忘れていたことに気がついた。「俺、公式カメラマンだったよな!」そうなのである。私は祭の3日間、重いNIKON D750を抱えて町中をうろつき回っていたのだ。こんなにも知り合...
シネマらかす

#18 :夢の香り セント・オブ・ウーマン - 人としての高潔さ(2005年1月7日)

アル・パチーノとの出会いは、ご多分に漏れず、「ゴッド・ファーザー」だった。(余談) 第一印象は、 「へえ、ダスティン・ホフマンって、こんな役もできるんだ」 ダスティン・ホフマンは「卒業」「クレイマー、クレイマー」などで見知っていた。アル・パ...
シネマらかす

#17 : スミス都へ行く - 絶望の笑い(2004年12月24日)

「スミス都へ行く」は、フランク・キャプラ監督が、アメリカの子供じみた、おとぎ話とも言える民主主義への信仰、マスコミへの賛美を、絶望しながら笑い飛ばした作品である。(注) 民主主義は言わずもがなでしょう。 マスコミについては、第3代大統領、ト...
シネマらかす

#16: 初恋のきた道 - 美しい、美しい、ほんとうに美しい!(2004年12月17日)

ほんとうは身も凍るほどに怖い、でも限りなく美しい初恋の物語である。学校を出たのにほかに就職先がなかったルオ・チャンユーは、教師になって田舎の村に赴任する。ろくな校舎さえない村だ。でもしか教師の典型である。(注) まさかいらっしゃらないとは思...
シネマらかす

#15  いまを生きる - 期待という名の抑圧(2004年12月10日)

「いまを生きる」を我が家に持ち込んだのは、長男だった。レンタルビデオを借りてきて、「お父さん、これ、面白いから見なよ」と食卓に放り出した。家族全員で鑑賞会を開いた。当時、我が家のテレビは21インチだった。何だ、つまらない学園ものか。しかもエ...
シネマらかす

#14 : おばあちゃんの家 - クソガキの変身(2004年12月3日)

小さな男の子が、縫い針の穴に糸を通す。通した糸を適度な長さに切り、丁寧に針山に刺す。次の針を取り上げ、糸を通し、切り、針山に刺す。5本も6本も、ありったけの縫い針に糸を通し、針山に刺す。すべての針に糸を通し終えると、通した糸が絡み合わないよ...
シネマらかす

#13 或る夜の出来事 - 女をものにする17の Know How(2004年11月26日)

逆玉の輿、略して逆玉は、未婚男性の理想である。資産家のひとり娘に見初められる。彼女の親があくせく働いて、時には人の道を踏み外して、ガッポリ貯め込んだ財産は、いずれ我がものとなる。明日のパンを求めて嫌な上司に頭を下げたり、取引の成否を思い悩ん...
シネマらかす

#12 天使にラブ・ソングを - 160kmの速球に三振(2004年11月19日)

見るたびに楽しくなる。心が躍り出す。「天使にラブ・ソングを…」は、そんな映画である。家族の誰かが見たくなって茶の間で見ていると、たまたま茶の間にやってきたほかの家族が一緒に座り込んで見ている。何度も見たのに。でも、何故?毎回楽しんで、毎回目...
シネマらかす

#11  暗くなるまで待って - 安上がり?(2004年11月12日)

独り暮らしのつれづれに任せて見た。名古屋に単身赴任していた時のことだ。横浜に帰るのは、月1回。それ以上回数を増やしては、家計がパンクする。単身赴任とは、体も心も大変だが、最も大変なのは財布である。という事情で、独りだけの週末を毎月3回、時に...
シネマらかす

#10 チャップリンの独裁者 - 失敗作?(2004年11月5日)

我が妻は、何かがほしいと言い出したことがほとんどない。彼女の労働軽減を思って食器洗い機を買おうと提案しても、「まだいらない」と首を横に振る。棺桶にはいるまで、我が家の皿と茶碗とコップと急須は自らの手で洗い続けるとの誓いを立てているのであろう...
シネマらかす

#9 藍色夏恋 - できれば日本で続編を(2004年10月29日)

目、に強く惹かれた。心がホカホカになった。3人の高校生のひと夏の話である。女の子、リン・ユエチェンは、ある男の子にあこがれている。若い、淡い恋だ。相手は、水泳部でギタークラブにも所属するハンサムな男の子、チャン・シーハオ。まあ、柔道部で生徒...
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#8 :鞍馬天狗 - 男の中の男なり(2004年10月22日)

前回の「ジャッカルの日」について、職場の同僚からメールをいただいた。世の中には碩学がいることを再確認し、私の不十分な原稿をみごとに補っていただいたことに感謝しつつ、ここに転載する。(注)執筆時の職場の同僚です。現在は離ればなれになっておりま...
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#7 :ジャッカルの日 - 読んでから?(2004年10月15日)

見てから読むか、読んでから見るか。最近は、そんなキャッチコピーをかぶせた本が結構ある。見る、とは映画を見ることであり、読む、とは本を読むことである。映画と小説のタイアップである。あざとい。毎回毎回、両方に金を出していたのでは、金がいくらあっ...
らかす日誌

2017年8月7日 宴の後

祭が、終わった。やっと、終わった。終わって、疲れが残った。夏の盛り、3日に渡った祭。「お疲れ様」今日は、会う人ごとに言葉を交わした。「お互いに無事で乗り切れて……」言外に、同病相憐れむそんな意味がたっぷりと込められている挨拶である。私にはそ...
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#6:サルバドル - 絶望(2004年10月1日)

映画館を出て、思わず「この映画、2度と見たくない」とつぶやいてしまった経験って、ある?それも、つまらない、時間の無駄としか思えない映画を見てしまった後悔からではなく、いつの間にか映画に引きずり込まれ、食い入るようにスクリーンを見つめ続けた充...
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#5 :レイダース 失われたアーク《聖櫃》-47.875秒に1回の興奮(2004年9月24日)

それまで酔眼朦朧としていた我が目が、ぱっちりと開いた。午前2時過ぎ、場所は伊豆・修善寺の旅館である。(余談) 私が目をぱっちりと開いてテレビに釘付けになっていると、妻が膝掛けを持ち出して私に掛ける。 「起きてるぜ」 というと、 「あら、眠っ...
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#4:裸の島 - 生きるって、生きていくって……?(2004年9月17日)

男子たるもの、人前で涙を見せるべからず。九州男児が後生大事に持ち続ける価値観である。私は九州男児である。人前で泣かないのは、私の得意とするところである。いや、であった。ある日、それが崩れた。「裸の島」である。見て、涙が止まらなくなった。大学...
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#3 : アマデウス - プロモーション映画(2004年9月10日)

子供のころは歌謡曲を聴いた。中学生になってからはポピュラー音楽にどっぷり浸かった。何故かクラシック音楽は嫌いだった。(余談) 我が記憶に残る最も古い歌は、「お富さん」である。 ♪粋な黒塀 見越しの待つに あだな姿の洗い髪~~ 乗り合いバスの...
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2017年8月2日 祭と仕事

いつまで持つかと私のような者にまで心配されている米国のトランプ大統領。まあ、いつまで持つかは神のみぞ知るだが、見ていて飽きないね、この人。なにしろ、言うこと、やることがハチャメチャ。他人事だからどうでもいいのだが、知能指数を疑いたくなるパフ...
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#2:華氏911 - ないものねだり?(2004年9月3日)

ふむ。映画館を出て、何かがずーっと引っかかっていた。ストンと落ちないものが、頭の片隅を占拠し続けた。いったい、何なんだろ、これ?久しぶりに、妻と2人で映画館に出かけた。8月最後の日曜日である。何年ぶりのことだろう?「華氏911」。ほとんどの...
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#1:LET IT BE - 5人目になりきった(2004年10月29日)

“Rubber Soul” が私の人生を変えた。一風変わったメロディのギターイントロで始まる “Drive My Car” から、投げやりな雰囲気が漂うJohnのヴォーカルがいい味を出す “Run for Your Life” までの14曲...
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2017年7月31日 夏惚け?

夏惚け、などという日本語があるのかどうか知らない。辞書を引くのも面倒だから、知らないままにしておく。知らないままで書き続けると、昨日、私は夏惚けを自覚した。朝起きた直後から、どうにも頭が動かない。というか、意欲が湧かない。何もする気がしない...
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2017年7月24日 下手くそ!

旧「らかす」からの原稿の移動を急いでいる。旧「らかす」を開き、全文をコピーしてエディタにペースト、それを再びコピーしてWordPressの管理画面にペーストする。旧「らかす」でフレームを切っておいたところは、フレーム毎にこの作業をする。その...
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2017年7月18日 限界

15日土曜日から横浜へ行き、昨日戻ってきた。今回の横浜行きの目的は、一つは長男夫婦にやっと生まれた一粒種、あかりのお食い初めに出ることであった。主役のあかりはまだ、乳離れができない。離乳食も始まっていない。そんな子の前に、赤飯や鯛の塩焼き、...
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2017年7月14日 予言者

明け方、不思議な夢を見た。あの金正恩が暗殺されたのである!夢は、食事会から始まった。お相手は、かつて野村證券社長だった田淵義久さんである。ずっと親しくしていただいていたから、ご登場されても不思議ではないが、何でこの夢に? の配役である。登場...
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2017年7月13日 設定

我が家の光回線が、NTTからNURO光、とか言うヤツに切り替わった。1ヶ月ほど前、突然若いお兄ちゃんがセールスに来て、 「月々1500円ほど安くなります。おまけに、ソフトバンクとの提携していますので、スマホは月額1500円、ガラケーは500...
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2017年7月10日 引っ越し作業

皆様、すでにご承知かとは思いますが、旧「らかす」から新「らかす」への引っ越し作業を急いでおります。昨日までに、・事件らかす・スキーらかす・旅らかす・音らかす の引っ越しが完了しました。引っ越しのついでに、いま読んで筆が足らないと思われるとこ...
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2017年7月7日 自動運転車

本日、自動運転車に乗ってきた。自動運転車。人によってはロボット・カーと呼ぶ。また、ドライバーレス・カーという言い方もある。人間なしで、自力で走る車のことである。群馬大学理工学部に、小木津武樹という先生がいる。自動運転の研究で最先端を行く人で...
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2017年7月4日 都民ファースト

小池のおばさん、それはないんじゃないの?朝刊を見て、思わずつぶやいた。小池都知事が都民ファーストの会の代表を辞任したのだという。都議会の選挙中までは代表だったのに。「いや、待てよ」とすぐに思い直した。ずるいことはずるい。だけど、これ、自分を...
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2017年7月3日 都議会

しかし、である。これでいいのかね、東京都議会。私にとっては所詮人ごとながら、思わず目をつむってしまいたくなる結果である。まあねえ、自民党が大敗するのは時の勢いでしょう。最近、いいことないもんね、安倍内閣。国会での圧倒的多数に我が世の春を謳歌...
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2017年6月27日 提灯記事

世には、素晴らしいセンスを持つ物書きがいる。私など及びもつかない世界を開いてみせる物書きがいる。上の写真を見ていただきたい。いま発売中のビッグコミック2017年7月10日号に載っている山科けいすけさんの漫画、「C級さらりーまん講座」の一コマ...
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2017年6月26日 家庭教師

土曜日から2泊3日で横浜へ行ってきた。飲みに行ったのではない。家庭教師をしに行ったのである。と書けば、もうご想像がつくであろう。瑛太の指導である。何でも、順列・組み合わせと図形問題の点数がパッとしないらしい。この1ヶ月ほどはメールとファック...
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2017年6月20日 移行

えー、皆様。幸いなことに、今週は今日以降、比較的時間にゆとりがあります。そのため、旧「らかす」から、この新「らかす」への原稿の移行作業を始めることにしました。この原稿を書く前に、すでに「スキーらかす」を1本、こちらに移し替えました。お読みい...
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2017年6月18日 飛んだ

本日、夕刻、原稿が、飛んだ。消えた。なくなった。あれまあ。出来上がった原稿だった。書いて、見直して、ボールドにするところはボールドにして、活字の大きさを大きくするところは大きくして、赤くするところは赤くして、そう、原稿としては出来上がってい...
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2017年6月14日 出口のない部屋

次の車は中古車にしようと思うに至った。最近のことである。いまのBMWはすでに12年目に入った。走行距離は11万7000㎞。立派な中古車である。というか、そろそろ寿命が尽きても仕方がない年代の車である。とは思いたくなかった。だが、そう思わざる...
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2017年6月12日 内閣

阿倍っちの次は誰にしようか? 誰がいい?自民党内ではそんな動きが出始めたのではないか。最近の動き方から、そんな観測ができる。松野博一・文部科学相が先頃、加計学園の早期認可が「総理のご意向」と書き留められた文書が文部科学省内にあるのかどうか、...
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2017年6月10日 作業

朝から肉体労働、知的労働に追われた。まずは、可動式棚、あるいは本箱の製作である。机の上、周りが紙で埋まっていた。頼まれた仕事の資料である。資料である以上、作業をする机のそばになくてはならない。ところが、わが机は息絶え絶えのiMacが鎮座し、...
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2017年5月31日 暑い!

まだ5月というのに暑いですなあ。桐生は今日も30℃を超えたようだ。私の気分はまだ春というのに、気温だけはすっかり夏である。 厚さに弱い私は、ここ数年の夏のスタイルになった腰にタオル姿でうろついている。腰にタオルとはいえ、一昔前のような、タオ...
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2017年5月25日 新生「らかす」

計画が、やっとの事で動き出した。 WordPressに頼るホームページづくりは、まずひな形の購入から始まるらしい。2週間ほど前、制作を頼んでいる知人の事務所を訪れ、ひな形を決めた。 「こんなのが最近の流行りです」 といわれて、まあ、こちらは...
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2017年5月20日 タイヤ

タイヤをヒロオートに注文してきた。ヒロオートは桐生にあり、タイヤが格安に買える店である。ネットでも販売しているので、あなたのタイヤが交換間近なら検索してみられるとよろしい。ネットで注文を受け、あなたのところまで送り届けてくれる。交換? そう...
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2017年5月20日 タイヤ

をヒロオートに注文してきた。ヒロオートは桐生にあり、タイヤが格安に買える店である。ネットでも販売しているので、あなたのタイヤが交換間近なら検索してみられるとよろしい。ネットで注文を受け、あなたのところまで送り届けてくれる。 交換? そう、タ...
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20017年5月17日 調査

このところ、桐生の祇園祭のことを調べている。といっても、祭りが私の趣味であるのではない。最近趣味にしたということもない。祭りがあっても「やってるな。でも、人混みはいやだな」と自宅にこもっているか別のところに出かける天の邪鬼な私であることに変...
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2017年5月17日 調査

このところ、桐生の祇園祭のことを調べている。 といっても、祭りが私の趣味であるのではない。最近趣味にしたということもない。祭りがあっても 「やってるな。でも、人混みはいやだな」 と自宅にこもっているか別のところに出かける天の邪鬼な私であるこ...
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2017年5月9日 車のこと

昨夜、桐生の郷土史を研究されている方と酒を飲んだ。桐生の歴史を教えていただくためだ。初対面、居酒屋での会合であったにもかかわらず、その方は大きな風呂敷包みを持って登場された。「いやあ、ご説明するのに、最低限の資料は必要かと思いまして」何処に...
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2017年5月9日 車のこと

昨夜、桐生の郷土史を研究されている方と酒を飲んだ。桐生の歴史を教えていただくためだ。初対面、居酒屋での会合であったにもかかわらず、その方は大きな風呂敷包みを持って登場された。 「いやあ、ご説明するのに、最低限の資料は必要かと思いまして」 何...
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2017年5月5日 こどもの日

である、今日は。 子供の頃、といっても新聞配達をしていた小学5年生から中学3年までの間だが、こどもの日は最も待ち遠しい日のトップ3だった。この日は、1年に3回しかない新聞休刊日だったのである。 当時新聞は、本当に毎朝毎夕出ていた。日曜日にも...
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2017年5月5日 こどもの日

である、今日は。子供の頃、といっても新聞配達をしていた小学5年生から中学3年までの間だが、こどもの日は最も待ち遠しい日のトップ3だった。この日は、1年に3回しかない新聞休刊日だったのである。当時新聞は、本当に毎朝毎夕出ていた。日曜日にも夕刊...
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2017年4月30日 sorry

ふと気がつけば2017年4月も今日で終わりだ。光陰矢の如し。私の葬儀の日がまた近づいたな。 などと考えるわけではないが、あっという間の月末だ。この間、執筆をサボるが増えた。「らかす」の更新が滞っていることは重々承知しているのだが、なかなか次...
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2017年4月20日 美形

長男家から、しばしばあかりの写真を送ってくれる。たまには動画も来る。あかりの成長が手に取るようでありがたい。技術の進歩はこんな利便性を生み出してくれた。 もっとも、技術におんぶ、抱っこをするのではなく、やっぱり実物(実人?)を目にし、腕に抱...
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2017年4月17日 かかと

土曜日から1泊で、四日市に行ってきた。嵩悟の懇願に身を任せたのである。 桐生と四日市。これはかなり遠い。遠くても、いや遠いが故にか、嵩悟はボスに会いたくてたまらなくなったらしい。真の狙いはボスのポケットに入っている財布かも知れないが、まあ、...
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2017年4月13日 袋詰め

先日、とある人妻からプレゼントを頂いた。 人妻、と書くと、かつての日活ロマンポルノのファンなら 「ん?」 と、嫉妬混じりの鋭い視線を私に向けるかも知れない。が、だ。残念でした! 私が如何に軽はずみな人間だとはいえ、さような関係にある人妻を、...